テーマ:自分好事

ナショナル・ジオグラフィック誌の20年。写真雑誌はこの先、生き残れるのだろうか

ずっと購読していたナショジオ誌も、さすがに20年になると240冊、そろそろ置くところもなくなってきたし床重量もヤバい。 今はデジタル版でバックナンバーも読めるし最近のやつは処分するかな…と思ってちょっと見ていたら、昔に比べて雑誌がやたら薄くなっていることに気づいてしまった。 2010年あたりを境に、2/3くらいの厚さになっている…
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やっぱり荒れた北アイルランド。相次ぐ暴動と特殊な経済圏の設定

ここのところ、北アイルランドのベルファストが騒がしい。 悪い予感が当たっちゃったなあ…という感じではあるのだが、事前に予測していた、北アイルランド独立派ではなく、反対の北アイルランドはイギリス領だ派が暴れているようなのである。どうしてそうなったのかというと、イギリスさんがEU離脱時に結んだ協定と関係しているのだが… その情報…
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春の山と鳥の声。野鳥の声で鳥を検索できるサイトが素晴らしかった…

春山の! 季節! 今年も 登 山 シ ー ズ ン だぁぁ 過重労働でヘタりきった魂は山で癒さねばなりませぬ。 というわけで これですよこれ! 去年はGW明けまで緊急事態宣言と自粛で春山に行けなかった…ツツジもヤマザクラもスミレも見られなかった… いまじぶんの山は、1200mくらいから上はまだ冬。地面はパリ…
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曜変だけじゃない、天目茶碗の歴史と魅力「天目 てのひらの中の宇宙」

タイトルかっこよかったのと、表紙の写真がきれいだったんで手に取ってみた本。 大判なので写真も大きくて写真集としてもいいかんじ。茶器とか陶器好きな人はきっと気に入るはず。 天目 てのひらの宇宙 (別冊『炎芸術』) 「天目茶碗」とは、現代では喫茶用の黒釉(こくゆう)碗全般を指す言葉で、元々は中国の天目山に由来する名前。かつて中…
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ベネズエラ経済が破綻に至るまでの20年。「ベネズエラ―溶解する民主主義、破綻する経済―」

かつてアメリカよりも豊かといわれ、世界最大の原油埋蔵量を誇るベネズエラ経済がなぜ崩壊し、GDPが半減どころじゃない状態に陥ってしまったのか。これは、そんな事情を詳しく説明した本である。 ベネズエラ-溶解する民主主義、破綻する経済 (中公選書 115) - 坂口 安紀 経済よりの本かなーと思って読んでみたら、序盤はベネズエラと…
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博物館でお花見を。一年半ぶりくらいに東京国立博物館に行って来た

去年はコロナで中止になり見られなかったトーハクの桜。 今年も入場数制限などはありつつ、予約して朝イチで散りぎわの桜を見に行って来た。 雪のように舞う花びら、一面桜色の地面。美しい… やはり桜は散り際が最高に美しい。 博物館本体では、桜に関連した展示物を常設展のあちこちに散りばめて展示してある。 今しか見られない…
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サブスク時代の学術論文の探し方と、大量にありすぎて読み切れない。という話

サブスク=サブスクリプションとは、たぶん10年くらい前から一般的になり始めた概念で、概念的には「定額レンタル」に近い。身近なところだと、アマゾンプライムに登録しておくと、定額で本やマンガ、映画などが見放題できる。たとえば、特定作品のDVDをお金払って買うのではなく、月々いくらのお金を払っておけば大量の選択肢の中から自分の時間の許す限り何…
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ツカツクリという鳥の作る巣と恐竜の卵 ~その記憶は、はるか昔から受け継がれていたかもしれない。

ニューカレドニア島には、塚のように見える謎の遺跡があった。 中心部にコンクリ状になった物質のある明らかに何者かが作った柱のような構造で、ただし旧石器時代の人類が作ったものにしては古すぎる、というのでかつて謎と言われていたものらしい。 実はそれは、今は既に絶滅してしまったツカツクリという鳥がかつて作った「塚」だったことが判明したの…
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「世界で最初に銅器を生産しはじめたのは北米インディオ」という現実。(おそらく今後は定説化するはず)

金属器の生産技術の歴史ってユーラシア大陸中心で語られるのがほとんど全部なんだけど、実は世界で最初に銅器の生産技術を手にしたのはどうやら北米インディオ、ということになりそう。(北米先住民の中でも、エスキモー諸部族を除くいわゆる"インディオ"がここでの対象) Ancient Native Americans were among th…
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【人類vsバッタ軍】IT活用でのバッタ追跡システムが良く出来てる。やれば出来るぞ人類

人間って追い詰められるとテクノロジーが進化する生物なんだよなって、シミジミ思うんですよ。 昨年騒がれていたサバクトビバッタの大発生、あれからどーなったかってまだ発生は続いてるんですが、だいぶ範囲は絞られてきた模様。 そして数十年ぶりの大発生によって、人類はバッタ迎撃システムを次々開発してこの数年で一気に進化してきてます。 …
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海外の「ブルカ禁止」にまつわる、最初に知っておくべきこと。

ここのところ、色んな国でイスラム教の「ブルカ禁止」という法律が成立しつつある。 これに対して、治安上仕方がない、とか、女性を抑圧するような決まり事は無くしたほうがいい、という声もある一方、宗教の自由があるのだから考慮されるべきだという声や、イスラム教に対する冒とくではないのか、といった声もある。 しかしその議論をする前に、まずは基本…
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人は何にエロスを感じるのか。古代人の「ヴィーナス」の変遷と現代の進化について

少し前にこんな実験があった。 ランダムに組み合わされていく色と形の中から、少しでもエロスを感じるほうを選択していくうちに、だんだんエッチなものの定義が固まってゆく、という実験だ。 「遺伝的アルゴリズム」でエッチな画像を作る紳士的実験が注目集める 抽象的な図形が学習の末におっぱいへ進化 https://nlab.itmedia.…
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中央アジアで生まれた記号「タムガ」についての覚書き

ちょっとアジアの遊牧民の遺跡を調べていたら、「石にタムガが刻まれているものがある」という記述が出て来て、なんぞやと思ってちょっと調べてみた。これは個人や家系などを示すシンボルのことで、現在でも遊牧民が家畜の所有権を示すために家畜の耳に刻んだり、身体につける焼き印としていたりするらしい。 起源についてははっきりしていないが、今のとこ…
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最近「昆虫食」を推して来る人を見かけるのだが、前提として昆虫を家畜化しないと無理だよね

食料事情の改善と絡めて昆虫食の輝かしい未来を語る論調のコラムを何本か読んで、正直「ちょっと浅いな」と思ったので、ツッコミがわりに根本的なことを書いておきたい。 ■現状の昆虫食は「ジビエ」と同じポジションでしかない これは、愛好家だけが食べているとか、珍しい食べ物だとかいう意味よりは、文字通り「野生動物を狩って食べているの…
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そういや栽培イネの歴史にアフリカが抜けてることが多いよな、って気が付いた

アジアでよく食べられている米(作物としてはイネ)の歴史で、作物イネの単一起源説と多起源説というのがあった。 イネは一か所で栽培化されたのか、それとも複数の場所でばらばらに栽培化されたのか、という話で、「最近の研究で単一起源と判った」という記載がされているところがあって、「??」となってしまった。 多分だけど、このへんの研究を見て…
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北米最古の飼い犬の骨の発見と、人類が北米に到達した年代の予測

北米の北西部海岸沿いで1万年以上の前の犬の骨が発見された、というニュースを見つけて、また年代が繰り上がったのかーと思いながら情報を探してみた。これは人によって飼育化された「イヌ」の骨であるため、人間と一緒に北米に入ったとするのが一般的な見方だ。つまり、人間の骨が見つからなくても、イヌの骨が見つかれば、その地域に、その年代にすでに人間がい…
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乙女ゲーを攻略する際に乙女の気持ちでプレイ出来なくなった、という話

乙女ゲームというのは、ギャルゲーの反対で女性むけの作品だと思ってもらいたい。 男性向けのいわゆるギャルゲーでは、魅力的な若い女性キャラが多数出て来て、その中からお気に入りのキャラを選んで絆を結び疑似恋愛していくのに対し、女性向けの乙女ゲーでは、男性キャラが出てくる。そして絆を結べるキャラクターは「攻略対象」と呼ばれる。 ゲー…
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現代的なビールの起源は16世紀から。ホップ使用の歴史と最近の研究

古代エジプトビールの話をしていた時に、ホップの防腐作用を利用したビールは近代のものだと言ったところ、ホップ利用はもっと古くからで8世紀にはもう使われていたはずだ、と反論してくる人がいた。 というわけなので、ビールへのホップ利用について簡単にまとめておこうと思う。 ・ヨーロッパでホップが栽培されていた最古の証拠は確かに8世紀 ・…
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かつて、アラスカと交易をしていた知られざる誰かがいた…北極圏から15世紀ヨーロッパ製ビーズが見つかる

ある業界(?)でわりとインパクトのあるニュースとして受け止められていたこれ。15世紀ごろに作られたヨーロッパ製ビーズが北東アラスカの島嶼から見つかった、というニュース。ビーズはもしかしたらヴェネツィア製かもしれないが、今のところ特定はされていない。ただヨーロッパ製というのはほぼ確実と思われ、15世紀~17世紀頃のいずれかの時代に現地住民…
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エルフの村はよく焼かれるので本気で対策したほうがいい。という話

エルフの村はやたらと焼かれるイメージがある。 実際の数は統計をとっていないので判らないが、体感比でドワーフ村やホビット村の2.5倍は焼かれていると思う。しかもほとんどの場合で村まるごと全焼である。大抵のエルフは魔法使えるくせに対策が出来ていないのではないか。 火をかけられても初期消火さえできればあんなに燃えることはないはずである…
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中国から見つかった「12万年前の現生人類の骨」、物言いがつき1万6千年前に年代修正される

中国で想定より古い人骨が見つかり、「アフリカを出た人類はヨーロッパより先にアジアに到達していたのでは」とか「定説を覆すのでは」とか言われていた件、やっぱり年代訂正入ったね。とにかく成果至上主義、手法さえ間違っていなければ妥当かどうか抜きにして人目につく論文が出せればOKな中国さんでは、こういうのよくあるので、いきなり定説のほうを書き換え…
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イラクに住むクルド人たちの直近の歴史と状況について。「クルド人 国なき民族の年代記」

世界最大の「国なき民族」と言われるクルド人についての、わりと分かりやすい本を見つけたので読んでみた。 この本は主に、イラク側に住むクルド人とクルド人自治区について取材している。ちなみにクルド人が暮らす領域はトルコやイラン、シリア、アルメニアなど近隣の国のあちこちに分散しており、さらにヨーロッパやアメリカなどに亡命・移住した人たちも…
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100年前に見つかった古い歯の検証~ホモ・サピエンスとネアンデルタールの交雑の証拠が新たに見つかる

ちょっと気になる記事を見つけたのでメモ代わりに。 イギリスとフランスの間の海峡にある島で、1900年代初頭に見つかっていた歯の骨を再分析してみたところ、ホモ・サピエンスとネアンデルタールの交雑から数世代しか経っていないと思われるものが見つかった、という研究成果についてのものだ。 これがなぜ気になるかというと、年代が「4万8千年前…
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2xxx年、人類にとって宇宙が当たり前になったら…あの子を探して欲しい…

種の寿命が尽きなければ、人類はいつか宇宙へ出ていくだろう。 これは現時点で確信をもって言える未来である。世の中はその方向に向かって動いているし、実際、宇宙へ出て行かなければ、地球上の限りある面積や資源では種としての繁栄を続けていけそうにない。 そうなった未来、かつては最先端だった様々な「遺物」が博物館に並び、かつての宇宙への…
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ロンドンの自然史博物館に保存されていた「謎のカミキリムシ」、古代に絶滅した種と判明する

1970年代に寄贈されたものの種が特定できず、謎のままだったカミキリムシの標本、まさかの4,000年前のものだったことが判明。 昆虫標本っていうか実は「昆虫ミイラ」でした! …いや、こんなこと…あるんだ…。 Perfectly preserved 4,000-year-old beetles uncovered https:/…
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無限に時間が吸い取られていく。「リアルサイズ古生物図鑑」

本屋でパラッ…としたらそのまま時間が吸い取られていったので諦めて買って来た。 かつて地球上に生きていた生き物たちが、もしも絶滅せずに現代に生きていたら? というのを再現CGで現代の風景に取り込んでいる。それだけならありふれていそうだが、シチュエーションのチョイスがとてもいい。全般的にやさしいせかい。弱肉強食しない。ダイアーウルフは…
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東チベットの秘境について語る本、「天空の聖域ラルンガル」

なぜか旅行コーナーにあったのだが、著者はフィールドワーク(学問)のつもりらしい。旅とフィールドワークは別物なので、両方混ぜちゃダメだろ…とは思うが、まあそこは置いておく。これはチベット自治区の外、四川省の外れにある、ラルンガルという仏教学院を取材した記録である。旅行記として読むべきか、民俗学や歴史のジャンルで読むべきかは確かに微妙な内容…
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「人間のように見える猫」、SNSとかでは人気だけど多分マズいやつだと思う。

人間のようにソファで寝てたり、二本脚で立ったりと、人間のようにふるまう猫の写真や動画はしょっちゅう出回っていて人気なのだが、あれって実はだいぶマズいのでは…? という話をしたい。 何がマズいかというと、猫が 本来の猫として振る舞うべき行動 を忘れかけているのではないかと思うからだ。 動物というものは、基本的に親や仲間の動きを…
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またですか。飼い犬の起源はきっとシベリア! 的な説が出る。

ここ数年はわりと大人しいかなーと思ってたけど、なるほど? シベリア起源? 2万3前年前にシベリアで飼いならされた犬が全ての犬の起源になるのでは、というのが今回の説らしい。 Ice age Siberian hunters may have domesticated dogs 23,000 years ago シベリ…
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