古代エジプト人はフォアグラを食べたか? ソースを漁ってみたが証拠は無かった

フォアグラの起源は古代エジプト! と主張している本があり、ん? そうだっけ? ってなったのでちょっと調べてみた。 結論から言うと  ・古代エジプト人がカモやガチョウの口に餌を突っ込んでたのは確認できた  ・が、肝臓(フォアグラ)を食べてた証拠はない  ・単に太らせて丸ごと食ってただけかもしれないため、「フォアグラの起源」まで…
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「ただ一度きり」の出来事が歴史を作る可能性について

「ただ一度きりの出来事」と聞いて、2011年の東日本大震災のような出来事を思い浮かべる人は多いと思う。 確かに千年周期という長い時間は、およそ人間の記憶と記録の保持できる許容範囲を越えている。従って、出くわした人間は「今までに一度もない、初めての出来事だ」と認識するだろう。しかし大地震も大津波も、それ単体で言うならば、地球の歴史におい…
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大酒飲みとされたアプラハンダ王、風評被害疑惑

前提: アプラハンダとは紀元前18世紀ごろのカルケミシュの王様である。 ユーフラテス川の上流、シリアとトルコの国境あたり。町の名前は、かつてこの町の主神だった「ケモシュ」に由来するという。ケモシュ。かわいい名前だが、どんな神様だったのか名前以外はよく分からない。 ちなみにこの時代は都市国家の時代なので、カルケミシュは首都であ…
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やったのはハットゥシリ1世? トルコ~シリア国境の都市の地下から3,600年前に燃えた都市跡が見つかる

タイトルどおり、トルコとシリアの国境に近い場所の遺跡の地下から燃えた跡が見つかったらしいのだが、今回はなぜか例外的に最初から犯人が名指しされていた。やったのはヒッタイトの王、ハットゥシリ1世じゃないかというのだ。 時代は紀元前1,600年、この時代のヒッタイトはまだ新興の王国で、急速に国土を拡大しつつあった。 ※ちなみに記事のタ…
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古代エジプトにタイムスリップして生き残るには

現代人が中世ヨーロッパにタイムスリップしたら一週間で死ぬぞ、みたいな話を見かけて、まぁそうやろな…と思った。 いや死にますよ。死ぬ死ぬ。現代のヘンピな場所でも「あっ、ここにずっといたら死ぬ」って思うことあるから。 じゃあ古代エジプトならどうだろう。 そう考えてみた結果、…  古代エジプトにタイムスリップしても多分、すぐ死…
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チベット初の統一王国から中国占領まで。「裸形のチベット」

チベット仏教の思想についての本とかいっぱい見かけるけど歴史がないなー…と思いながら探していて見つけた、独立国家としてのチベットの歴史の本。最初の統一王国から、ダライ・ラマ14世がインドに亡命する1959年までの通史となっている。 裸形のチベット―チベットの宗教・政治・外交の歴史 (サンガ新書) 世間では、北京オリンピックを契…
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インダス文明に属する遺跡の人骨、初めてDNA解析に成功。その結果は予想外?

まあ多分これそのうち日本語でも記事が出ると思うけど、最初に言っておくと。  DNA抽出に成功したのは1体のみなので、まだ何も分かっていない。 今回のは今まで失敗しまくってたDNA抽出にようやく成功する事例が出て来たという意味で画期的なんだけど、その結果だけもってインダス文明の担い手たちについて語るのはムリ。一体だけだし、イン…
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「アサシン クリード・オデッセイ」戦闘せずにギリシャ各地を巡れるディスカバリーツアーモードがようやく配信決定!

アクションゲーム苦手、血が苦手、でも古代ギリシャの世界を旅してみたい。そんなあなたに朗報です。 前作オリジンズにつづき、最新作オデッセイでも「ディスカバリーツアー」モードが実装されるよ…! 『アサシン クリード オデッセイ』追加コンテンツ“ディスカバリーツアー:古代ギリシア”が9月10日に配信決定。古代ギリシアの歴史と文化に触れ…
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ネス湖のネッシーの正体は巨大ウナギ! という報道→実は元の報道はちょっと違う

このテの日本語の報道はいつもどこかおかしい上に、まとめサイトがそこからさらに派生させて変な方向に盛り上げようとするから面倒くさいことになるんだよな…。ってわけで、毎回言ってるけど、良く分かんなかったら自分で元のソースから辿るのオススメ。 ネッシー、存在せず=正体は巨大うなぎか-科学者チーム https://www.jiji.co…
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カイロに立っていたラメセス2世オベリスク、New Alameinへ移動。

少し前のニュースだが、1956年からカイロの町に建てられていたラメセス2世のオベリスク(14m,90t)が北部海岸沿いのNew Alamein の街へ移動させられたらしい。なので今カイロに行ってもこのオベリスクはもう無い。 Ramses II obelisk moved from Cairo's Andalusia Garden …
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イギリスさん、EU離脱へのカウントダウン。Brexitで争点となっている「北アイルランド問題」とは

イギリス(UK)のEU離脱が、いよいよ10/31と迫ってまいりました。 延期に延期を重ねていよいよ離脱です! でも何も決まってません!!! とりあえず離脱することだけ決まっているので、直前まで議会は閉会します。すげー! いやまさか、こんなグダグダの状態のまま突入するとは思いませんでしたけど。 メイ前首相の苦労は…。 時事ネタ…
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カナダの森で戦前の日系入植者の集落跡が発見される。この遺物、見たことある…!

カナダ・ブリティッシュコロンビア州の静かな森の奥で発掘された、第二次世界大戦前に入植していた日本人の集落の記事が出ていた。森の伐採権を得た実業家がいて、伐採を仕事にしていた人たちが定住していたらしい。暮らしていたのは1918年~1942年とのことでおよそ80年前なのだが、遺跡も遺物もめちゃくちゃ見覚えあるやつ。では実際に見てみよう。 …
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アメリカ大陸に最初に到達した人々の痕跡、1万6千年前の石器がアイダホで発見される

ヒトがアメリカ大陸に最初に到達したのは、氷河期の終わりに近い時代だということは既に広く知られているが、その年代は新たな発見物とともに遡りつつある。最大の見積もりで2万年くらい前では? という説も見たことがあるが、どうやらその可能性に近付きつつあるようだ。 First people in the Americas came by s…
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【ネタバレ大】FE風花雪月、設定倒れになってるっぽい伏線を回収してみた

ニンテンドースイッチで発売されたFEシリーズ最新作の風花雪月をやっていた。 ゲームとしては面白いし戦闘バランスもまぁまぁ。(ハード/クラシックでやると緊張感ハンパない。ノーマルでやるとヌルゲー) ただ、「大陸の命運をかけた三大勢力の激突」という壮大な舞台設定のわりに戦略に関する部分などシナリオの一部がばがばで、設定とか伏線が生かし切…
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ペルー北部の世界最大級の生贄遺跡、最終的に227人発見される

なんともすさまじい人数…。 4歳~14歳の子供227人が心臓をえぐられて埋められている遺跡が、ペルー北部(リマの北の海岸沿いの砂漠)で見つかったという。 近くには200頭ものリャマも埋められており、こちらもかなりの数。 At Least 227 Slaughtered Children Found at World's Lar…
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遅れてきたサード・インパクト 北極開発権の争奪戦が始まるよ!

サード・インパクトっていうか、三回目の世界大戦の引き金を引きそうな案件…。 ここのところ、北極やアラスカ、グリーンランドなどで氷が急速に融解しつつあり、夏場は完全に氷がなくなる場所も増えてきているという報道が多くなってきている。この気候の変動は長期化しそうで、このままいくと大変なことなるんである。 どう大変かというと、 氷の下…
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海を渡る人類、最初の渡海者たちと人類の渡海能力 ~紅海沿岸、出アフリカ

人類はアフリカで生まれ、故郷を旅立って世界各地に旅して広がっていった。いわゆる「グレートジャーニー」だ。しかしその始まりは、まずアフリカを出るために「海を渡る」ところからスタートしている。時代は学者によって説があるが、およそ10万年前から8万年前くらい。 ホモ・サピエンスが種として誕生するのが約20万年前で、インドネシアでトバ火山…
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象牙の違法取引を取り締まるためにマンモスをワシントン条約に入れちゃおう! という斜め上の提案が出される

少なくとも4000年以上前には地上から最後の一頭が姿を消したはずのマンモスが、絶滅危惧種としてワシントン条約のリストに載るかもしれない。そんなニュースが今月、世界を駆け巡った。 まとめると… ・温暖化でシベリアの永久凍土が溶け、大量のマンモス牙が発掘されている ・マンモスは絶滅しているので売買に規制がない ・マン…
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未知なるキノコ学の世界の魅力が分かる本「きのこの下には死体が眠る!?」

タイトルで惹かれて読みだしたらまんまと完読してしまった。たまに山でみつけたキノコをいじくってる程度の、きのこの世界をあまり知らない一般人でも楽しく読める本だった。 きのこの下には死体が眠る!? ~菌糸が織りなす不思議な世界~ (知りたい!サイエンス 57) ちなみにタイトルは、死体が分解されたあとに発生する「アンモニア菌」と…
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争点はそこじゃない アマゾンで大規模火災が! →実は今までもめっちゃ火災発生してたよ…

ブラジルのアマゾンで大規模な火災が発生したということでニュースになっていたのだが、色々報道の仕方がマズいなと思ったので、ちょっとコメントしておこうかと思う。 【解説】 アマゾンの森林火災、どれくらいひどいのか https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-49443871 …
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スコットランド北部でピクト人のシンボルの刻まれた石が新たに発見される。

初期のキリスト教徒の墓地を発掘してたら、思いがけずピクト・シンボルの刻まれた墓石が見つかったよ! という話。元々は1,200年前に作られたもので、1796年に墓石として転用されたらしい。ちなみに何で年代がピンポイントで分かるかというと、墓石に刻まれた墓碑に記載されているから。 Rare 1,200-year-old Pictish…
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この平和な日々は戦いの末にあった。「日本における伝染病との闘いの歴史」

いまの日本は、世界でもトップクラスに清潔な国で、伝染病で死ぬことはほとんどない。 狂犬病もなければ、寄生虫に感染することもめったにない。 少し前にはデング熱の報道がかまびすしく、最近では麻疹の流行が取りざたされているが、それらに対する恐怖感があまりないのは、「感染しても助かるだろう」という希望的観測をすることが出来る環境にあるからだ…
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ツッコミどころしかなくて困る…エジプト~黒海ルートを「葦船で」航海する"航海実験"が開始される

記事を読んでも意味が分からない…。そしてこの自称・航海実験も、全く「実験」になっておらず道楽としても50年遅い。 古代船で黒海からエジプトへ、数千年前の航海を再現 https://www.afpbb.com/articles/-/3240379 「数千年前」と言っているが、ヘロドトスの著書を参考にしているらしいので…
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失われた古代エジプト都市ヘラクレイオンの水中調査の続報が来ていた

以前調べていたエジプトの地中海沿いの都市ヘラクレイオン。 「失われた都市」カノポス、(ヘラクレイオン/メノウティス)の水没時期と状況の謎 https://55096962.at.webry.info/201805/article_13.html その続報が来ていたぞイヤッフゥー! https://www.livesc…
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食用キノコから毒キノコに変更されたスギヒラタケ、その後いったいどうなってるの?

かつて食用キノコとして広く食べられていたにも関わらず、2004年に脳症との関連が疑われ、とつぜん「毒キノコだから食べないで!!」に変更されたものがある。スギヒラタケだ。 農林水産省のページ http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/sugihira_take.html …
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マヤ人「街を焼くぞ!」…マヤ文明の衰退に大規模な戦争が関与していた可能性

文明に対する評価というものは、時代ごとに違うことも少なくない。 マヤ文明についても、かつては「本格的で大規模な戦争は存在しない。あくまで王族や貴族の小規模で儀礼的な戦争だけ」「ただし生贄は多い」という論が強く、比較的平和な文化圏だったと語られることが多かったのだが、近年では「実はけっこう戦争やってた」「むしろ、以前言われてた生贄は言う…
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未踏破地域にまだ遺跡が沢山? インド・ケーララ州の古代墳墓

南インドの巨石遺跡については、以前まとめた記事を参照。 西ヨーロッパで見られる「メンヒル」や「ドルメン」によく似た形状の巨石で作られた遺跡が多数、点在している。インダス文明の衰退後、800年ほどしてから作られ始めているようなのでおそらく直接の関係はない…と思われるが、いかんせん、遺跡の数が多く、しかも範囲が広大、さらに調査もあまり進ん…
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もしも自分が「表現の不自由」展をやるとしたら。

色々モメてほうぼうで騒ぎになっていた「表現の不自由」展。 何が問題だったかというと結局は、  税金を使って一思想のみに傾倒した政治的なプロバガンダをやらかしたこと だったと思う。(一思想のみでなく、左右両派を均等に配置していればここまで炎上はしなかったのだろうが…) つまり「表現の不自由」について語るものではなく、自…
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