知られざる山頂の都市、秘境シウダー・ペルディーダについてのメモ

ナショジオチャンネルで、コロンビア北部にある天空都市、シウダー・ペルディーダ(Ciudad Perdida)をやってたのでダラダラ見ていた。山頂に造られた「失われた都市」、ガッチリした石組み。マチュピチュの小さい版みたいなところがあるが、建物が全く残っていない。どうやらマチュピチュと違って建物の部分は木製で、腐って消えてしまったらしい。

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ジャングルの中で雨量は年間4,000mmにも達するとのこと。
その大量の雨をさばくために水路がわりに舗装したルートを山肌に配置してあって、よく設計されている。16世紀に放棄されているので、そのまま500年も石積みを保っていたことになる。よく残ってたな、という感じ。

南米屈指、秘境に残された驚異の「失われた都市」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/111400661/

築いたのはタイロナ人(Tayronas、Tairona)で、現在は彼らの子孫が山間に散らばって暮らしているようだ。

南米の高山の文明というとインカが有名だが、インカではない先住民による似た構造の文化圏はあるらしい。マヤ文明圏が近く、水利の技術はティカルあたりに近い感じもしたので、近隣から技術を伝授してもらったとかもありそう。

ただ、この地域はまだ調査が進んでおらず、発見されたのも数十年前のレベルなので、ほとんど資料がない。どういう政体で、正確にどのくらいの人が暮らしていたのかも不明だ。

彼らは金細工が得意だったそうで、隠された黄金を荒らされるかもしれないと、先住民が遺跡のあることを知って黙ってたという面もあるらしい…。
現在でも、ガイドつけずに勝手に立ち入ることは出来ない、と日本の旅行サイトなどに書いてあったので、あまり有名になっていないのは、地元のコミュニティがあまり宣伝したがらないのもあるかもしれない。

南米はジャングルの中に未発見の遺跡がたくさん埋もれてて、年々新しいのが発見されるような状態。文化圏も、有名どころは中米と南米(アンデス)だけど、アマゾン流域やメキシコ湾の離島など、細かいのも合わせると沢山ある。ただし資料はない。有名どころの文明のように、定番の「教科書」があって、それらを読めば自然に詳しくなれるというジャンルでもない。

なかなか情報が出てこないけど、調査が進んで大観が分かってくると絶対おもしろいと思うんだよこのへん…
新しい発見を正座して待ちたいところ。