イスラエル/テル・レヘシュ遺跡の今年の発掘調査報告が上がっていたので。

今年はコロナ影響で西アジア方面の発掘調査の報告をまとめて聞けるイベントが中止だったのだが、その一部でテル・レヘシュ遺跡の報告が動画で上がってるのに気が付いた。



この遺跡の下の方には、トトメス3世やアメンヘテプ2世の時代にエジプトが遠征していた町「アムハラト」が埋もれているとされる。
また、エジプトのアマルナで出土した外交文書集、「アマルナ文書」の中にはアムハラトの首長が送ったものもあると考えられており、その意味でこの遺跡は、エジプトの周辺としても認識できる場所になる。

動画の前半部分で説明があるとおり、この遺跡は紀元前3000年くらいからローマ時代に至るまで長い間、人が住み続けていた場所だ。そのため、通常は、上から順番に発掘していかないと、いきなり古い時代の遺跡には到達できない。
しかし前回紛れ込んできた発掘報告会で聞いた内容によると、この遺跡は土の層がとても薄く、ちょっと掘るとすぐ天然の岩盤に到達してしまうのだそうだ。

今年も紛れ込んできた。第25回 西アジア発掘調査報告会 Part.2
https://55096962.at.webry.info/201803/article_25.html

プロジェクトの公式ページはここ。ほとんど更新されず、大丈夫か? という感じだが、遺跡についての概要は読める。
http://rekhesh.com/jp/

私からするとエジプト関連の遺跡なのだが、旧約聖書に出てくることもあって世間一般にはどうやら旧約聖書に出てくる街、という認識っぽい…。
エジプトにかすってる発掘調査は柱の影からこっそり見ているので、来年は報告会が開かれて続きが聞けるといいなあ。

|柱|<いますよ