モンゴル中部の青銅器時代の石碑「鹿石」の写真集を手に入れた

出版社の「テクネ」というのは、Amazonでオンデマ出版をしている出版社
考古学系の本もけっこうあるじゃーん! ということで漁っていたら、鹿石の写真集があったので早速ポチってみた。「鹿石」とは、中央アジアで見られる青銅器時代の石碑のことで、石の柱にデザイン化された模様が刻まれている。鹿モチーフの模様が多いことからそう呼ばれている。

その鹿石に魅せられて、観光客はいかないようなモンゴル中部まで遠路はるばる出かけていって記録写真を撮ったものの集大成がこれだ。
構図にこだわって芸術的に撮ったものではなく、カタログのように分類して撮ったものなので、資料としても使いやすい。前から鹿石のまとまった資料が欲しかったのでこれは嬉しい。

鹿石の谷―ユーラシア大陸最大の複合祭祀遺跡― カラー版 - 深沢 武雄
鹿石の谷―ユーラシア大陸最大の複合祭祀遺跡― カラー版 - 深沢 武雄

収録されているのは、エルデンツォクト遺跡とジャルガランティアム遺跡。ジャルガランティアムのほうは近年になって石を建て直す復元が行われたとのことで、石が元の場所かどうかの検証も必要だろう。

なお、この本に収録されている映像は、同じものがYoutubeに動画も上がっていた。解説付き。
この動画に出てくる鹿石たちの写真集が本のほう。


モンゴル紀行「鹿石の谷」

家畜たちが悠々と草をはむすぐそばに古代の巨大なストーンサークルの広がる、雄大なモンゴルの大地…とてもいい…。


中央アジアの文明もいいよね。いや、たぶんこれちゃんと調べ始めるとまた終わらないやつだ。
文明には実に色んな形があるんだなあ…。



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あと類似でオススメの本がこちら
こちらはブリテン島の巨石群。模様の刻まれた古代の石柱はどれもロマンが一杯だ!

巨石―イギリス・アイルランドの古代を歩く - 山田 英春
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