現代アフリカ人にまじるネアンデルタール人のDNAはヨーロッパ由来。という研究結果が出る

前提として、現在の主流説ではホモ・サピエンスはアフリカを出たあとにネアンデルタールやデニソワ人と混血したとされている。
彼ら先行の人類がアフリカを出ていったあと、最後にアフリカを出発したのがホモ・サピエンスだったからだ。
つまりアフリカのホモ・サピエンスは混血していない、…のではないかと思われていたのだが、実際は現代のアフリカ人にはネアンデルタールのDNAが少しだけ入っているという。
理由は、いっかいアフリカ出て行った人が戻って来たから。

https://www.sciencenews.org/article/new-genetic-analysis-reveals-modern-africans-have-some-neandertal-dna

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アフリカ人は混血していないんだからネアンデルタールのDNAは持ってないんだろうな…とうっすら思ってたので、これは言われてなるほどという感じだ。そういやヨーロッパからも小アジアやアラビア半島から、人いっぱい流れ込んでるな…。北アフリカは古くからヨーロッパと人の行き来があるし、東アフリカはアラビア半島から大量に移民が来てるし、南アフリカは植民都市作られてるし、そりやそうだわ。という感じ。


ただ、ネアンデルタール人のDNAのまじり具合は地域によって少し違う。
ゲノム内の比率でみると、ヨーロッパ1.7%、東アジア1.8%、アフリカ0.5%となり、ヨーロッパとアジアでの差異がほとんどないことから、ネアンデルタールと混血したのは両社の中間地域か、別々に二つの地域で混血した可能性があるという。アフリカは後からちょっとだけ混じった感じで比率が低い。

これ、デニソワ人のDNAでも調べてみると面白いかもしれない。
デニソワ人との混血はアジア方面のどこかって言われているから、だとするとアフリカ人にはデニソワ人由来のDNAはほとんど入っていないか、検出されないんじゃないだろうか。予想と違う結果が出た場合には、混血の時期や場所を見直したほうがいいかもしれない。