藤田美術館展と奈良公園 久しぶりの奈良はちょっとだけ垢抜けていた、ちょっとだけ

久しぶりの NA★RA
みんな大好き待ち合わせスポット 行基像

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そして なんだかんだ居ついているせんとくん

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というわけで藤田美術館展を見に奈良まで遠征してきた。

公式
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019toku/fujita/fujita_index.html

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今回はなんといっても、世界に三腕しかない曜変天目が出てくるというのもあり、それ以外にも国宝・重要文化財がてんこ盛りで、えっあの見せていただいてよろしいんで? 本当に? みたいな感じのイベント。
いやー前評判にたがわずすごかった…。
平安時代の絵巻物が上手すぎて魅入ってしまったし、仏様はマジ仏様だし、箱は美しすぎるし、あの、なんていうか、色んな意味で拝みたくなるやつ。

展示の最後に、藤田美術館のコレクションの元を造った実業家・藤田傳三郎についての映像もあるのでぜひ見てほしいのです。廃仏毀釈と文明開化によって日本の美術品の価値が下がり、貴重な仏像なども打ち捨てられようとしていた時代に、それらを買い集めて保護しようとしたという話には頭が下がる。


*藤田傳三郎が美術品を買い集めていた時代の時代背景などは、この本で読める

流出した日本美術の至宝 (筑摩選書)
筑摩書房
中野 明

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肝心の天目茶碗は、なんていうかモルフォ蝶っぽい青さ。
すごい行列になっててたどり着くのに時間かかったけど最前列で見ないとあの青さはわかんないかも。静嘉堂のとはまた違った趣で、青が鮮やか。
三腕それぞれに違うので、全部見る価値はあると思う。


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で、せっかく奈良まで行ったので、ついでに奈良公園周辺の博物館などを色々回ってきたのだけれど、なんかすっげー色々設備が整えられてて、昔よりちょっとだけ垢抜けてた…ちょっとだけ!

興福寺の国宝殿とか、春日大社の国宝殿とか、東大寺の大仏ミュージアムとか、ほんの何年か前はまだ無かったはず。めちゃめちゃ近代的できれーなのが出来てて、一昔前のやたら古い建物の中にぽそっと国宝が置かれてるあの侘びた佇まいじゃなくなっていた…!

上野公園も、周辺に博物館や美術館がいっぱいあってマジメに見て回ろうとすると一日じゃ足りないくらいだけど、実は奈良公園もそれに匹敵するくらいの一級文化財の集まるスポットになっていた。

日本は素晴らしい文化財をたくさん持っているのに、国宝と呼ばれるような品がなかなか表に出てこない、アクセスしづらい、だから海外からの評価も低い、と聞いたことがある。でもたぶんそれはもう過去になりつつあるんだろう。ぜひ世界にプッシュしていきたいところ。


ちなみに奈良公園、外国人旅行客がすごく増えていて、10年前とは全然違う様相になっていた。

特に中国などアジア系が目立っていて、大型バスもがんがん乗り付けていた。鹿せんべい売り場が増殖してて、飲食店もこぎれいになってて、当たり前のように複数言語での案内があちこちに記されている。まるで国際的な観光地のようじゃないですか。かつては修学旅行生とご高齢者のシルバーツアーばっかりだったのが嘘のようだ。

見ていると、鹿に取り囲まれたときのリアクションが万国共通なのですげー面白い。
人種国籍にかかわらず平等に鹿せんべいを奪いにいく鹿さんの強さたるや。




というわけで、久々に奈良を堪能してきた。
…え、宿? 宿は京都だね。奈良は…泊まるところじゃない…から…(小声


●奈良国立博物館の藤田美術館展は6/9まで!
●ミホミュージアムのは来週終了です!
●どちらもタイミングによってはめちゃくちゃ混雑するので、時間には余裕を持って行きましょう、、、