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zoom RSS ハンニバルの象とアルプス越えの峠の謎。「アルプスを越えた象」

<<   作成日時 : 2018/07/15 00:10   >>

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「アルプスを越えた象」は古本屋で発掘してきた本で、1991年発刊となっていた。
しかし翻訳本で、原著自体は1955年に出ている。だから今から半世紀以上も前の情報で書かれている内容となる。
にも関わらず興味を引かれたのは、この本の中で推定されているハンニバルのアルプス越えルートがトラヴェルセッテ峠だからで、最近話題になっていた うんこでアルプス越えルートを割り出す というプロジェクトで推定されているルートと同じだからなのだ。

アルプスを越えた象―ハンニバルの進攻
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ハンニバルのアルプス越え、軍馬の「ふん」でルート判明か
https://www.cnn.co.jp/fringe/35080760.html

で、この本の著者がイギリスの生物学者で、上記のうんこ研究をしてるのがイギリスの微生物学者なあたりに、何か繋がりがありそうな雰囲気がしたのだ。

本の内容自体はだいぶ古いので、今はもう議論が終わっていそうな箇所もある。しかし、多くの可能性から論理的に可能性を探って論を構築していく手法は面白い。本の構想を練っていたのは入院中のようだから、ある意味、「安楽椅子探偵」のような読み物でもある。著者が自身の考えとして述べる説いがいにも、実に数多くのアルプスこえルートの説が存在することがわかる。巻末のおまけには何と、三十通りものルートが記されている! あまりにもルートがありすぎるし、しかも謎めいた「ハンニバルのものと思われる象の骨を発見した」という噂まで収録されているものだから、結局、歴史家は何一つ確かなことは見つけられていないのではないか、という気分にさせられる。やはり、ハンニバルのアルプス越えルートを証明するには物的証拠を探るしかない。

軍馬や戦象のうんこを探すのは流石に尖りすぎだが、正攻法で物的証拠を探すのならば、象ないし、年代のわかる人間の遺体などを捜すことだろうと思う。アルプス越えには多くの犠牲を伴ったというから、雪崩で谷底に転がり落ちていった軍団の構成員はどこかにまだ形をとどめて眠っているかもしれない。もしトラヴェルセッテ峠が本当にアルプス越えのルートであったなら、その前後で通過したポイントも特定できるだろう。もしかしたら近い未来、過酷な雪山に消えたハンニバルの軍勢の一部が見つかる日がくるのかもしれない。

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