いつのまにか終わってたぞ。 「PSYREN -サイレン-」最終巻

地震で読めなかった人のために? ジャンプがWebで公開されてたんで久しぶりに読んでみた。

……あれだ。

もう、銀魂ですらわかんねえ…orz


いや最後に読んだとき既に銀魂とバクマンとサイレンしか読んでなかったんだけどさ。
何が何だかわからんくなってた。




で、サイレンがいつのまにか終わってしまっていたようなので、結末が気になって買いに行ってみたわけですよ。

PSYREN-サイレン- 16 (ジャンプコミックス)
集英社
2011-03-04
岩代 俊明

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最後に読んだのが黒雨宮さんの「ダイスキ」爆弾発言回のあたりだったはずで、そこから最終巻までの流れが判らんのだが、とにかく

いい終わり方だった。




自分的にはかなり雰囲気の好きな作品だったけど、いかんせんジャンプ向きではなかった…。タイムスリップとか時の分岐点とか、設定は斬新だったし漂流教室っぽさもあってワクワクしたもんだ。正体不明な敵/味方との情報戦が楽しい作品だったので、もうすこし年齢層高めで落ち着いて連載できる雑誌のほうが良かったんじゃないのかと。ジャンプはバトルものが多い中、単純なバトル展開になるととたんに面白くなくなるという欠点もあったり。

しかし無理やりバトル展開に持って行こうとしては最下位付近の順位をウロウロしている危ない状態から、よくここまで綺麗な大団円に持ち込めたなと(笑)

前作の「みえるひと」が壮絶な打ち切りだったもんで、風呂敷たたみ終わるかどうかヒヤヒヤしながら見ていたもんですが、ハッピーエンドで良かった。良かったよ!


ヒリューさんは最後まで影が薄かったな…
カブト実はいいやつだったんだな…
おぼろんはわりとどーでもよかったな…
雨宮さんがツン9 デレ1 から デレ8くらいの割合になっていたのが軽くショックだったな…
マツリ先生の髪型が最初のほうの巻と見比べるとボリュームアップしすぎでスーパーサイヤ人状態だよな…。
主人公のパパわりと好きだったんだが何処いったんだ…。
エルモア・ウッドのみんなは隊内恋愛自重しろ。


弥勒さんが実はxxにxxされてただけで最後はねーちゃんと和解できそうな展開だったとか、ジュ●スさんに10年後の嫁が約束されたとか、ドル●さんはやっぱりド●キさんだったとか、敵側のほうが後日談面白そう。




いや、しかし一番はやっぱり07号姉さんですよ。


最初は敵なんか味方なんかわからんナゾキャラで、「秘密を喋ったら即・死ね★」だった07号姉さんが、いつのまにかいいキャラに…。結局、この作品って「未来(時の終着点)を知りたい」っていう彼女の願いがタイムトラベルを可能にしたミラクルから始まってるんだよな、すべてのネタバレが終わったあとから考えれば。その意味では、タイムパラドックスで07号姉さんが助かるハッピーエンドは正しい。彼女が助かる→タイムトラベル発生しない→未来が変わる→現在と未来が完全に分離、SF小説読みにも納得の流れ。

最後の姉さんのイイ笑顔で8割もってかれた気がする。きっと未来は変えられるさ!




ただ難を言うと、この作者さん風呂敷広げるのがめっちゃヘタで、物語を壮大にしようとしては失敗しているので、打ち切られたからこそ上手いこと終わった感じがしなくもない。

致命傷なのが風呂敷広げるのに出した神話ネタが全く使えていないところで…
せっかく生命樹<セフィロト>とか出してんのに錬金術知識全くナシだったり…
敵がウロボロスなのにどこらへんがウロボロスなのかさっぱりわからん、むしろあれはフライングスパッティモンスターではないのかと言いたくなったり…

超能力者の国を作る! →絶チル
空から不思議な生命体的な隕石が! →メテオド
能力バトル! →ハンターハンター or NARUTO

…な、感じで、別の作品とかぶってる部分が多すぎるのも不利。

この作者さんは序盤の雰囲気を作るんはうまいので、藤崎竜が昔やってた「サイコプラス」みたいな感じの、アイデア勝負の短い作品のほうが力発揮できそうな気がする。長編やるにしても、完走しきって10巻くらいを狙って連載したほうがいいんじゃないか。

とりあえず、出すキャラ数は減らしたほうがいいと思う…。