現在位置を確認します。

アクセスカウンタ

zoom RSS 各地の博物館・美術館に収められているエジプトミイラの身元は、実はあまり判っていない

<<   作成日時 : 2018/05/06 00:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

各地の博物館・美術館に収められているエジプトミイラの身元は、実はあまり判っていない。
もう少し詳しく言うと、「間違って判断されていても再確認されていないことが多い」。判別するには、多くの場合、棺か副葬品に記されている名前や肩書きが重視される。これは、収蔵品が学術的な発掘調査によって発見されたのではなく、個人の旅行者や裕福な好事家の趣味的な発掘によって見つかったものだったり、発見された時代が古く、発掘時の記録が曖昧だったりすることに因る。どこでどうやって見つかったのか分からなくて、ほかに手がかりがないのだ。

そのため、近年になって調べなおしてみたところ、ミイラの年代を間違えていたとか、棺の持ち主と中身のミイラが別人だったとか、性別さえ違っていたという話が年に1-2回は聞こえてくる。これは2008年のニュースだが、そうした話のうちの一つだ。

Egyptian mummy exhibit is son of Ramesses II
https://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/1581787/Egyptian-mummy-exhibit-is-son-of-Ramesses-II.html

画像


女性の神殿ダンサーと思われていたミイラが、実はラメセス2世の大勢いる王子たちのうちの一人の可能性が出てきた、というもの。棺の名前だけから判断していたので性別さえ間違えていたということだ。
切っ掛けはCTスキャンにかけたことのようだが、さらにミイラの製法などからも、これが王族のミイラである可能性は高いという。しかし80年近くも展示しておいて近年までまともに調査していなかったというのは驚きだ。

このテの、収蔵品を再調査したら色々わかったよ! というのは、古代エジプトの遺物にはとても多い。それだけ、エジプトから持ち出された遺物の数が膨大だといううこと。博物館や美術館の側も、盗掘やおみやげ品の寄贈などで来歴不明のものを収蔵するだけして分析が追いついていなかった、ということだ。

探せばまだまだ…どこかのローカルな博物館や美術館に、ファラオやロイヤルファミリーがひっそり眠っているかもしれんのですよ…ラメラス1世がエジプトにご帰還されたのなんて2003年ですよ…。探してくださいよ、探してくださいよ!! 墓が盗掘されてても! 推しファラオに会える可能性は! まだ! ゼ ロ じ ゃ な い !

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

各地の博物館・美術館に収められているエジプトミイラの身元は、実はあまり判っていない 現在位置を確認します。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる