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zoom RSS ツタンカーメンのマスクの金の純度と、古代エジプト人が作れた最高純度とは

<<   作成日時 : 2018/05/05 00:10   >>

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前段は省略して、とりあえず表題のことが調べたかったのであれこれ探してみたのですが結論からいくと、古代エジプト新王国時代の半ば(紀元前1400年〜1200年)のあたりで 約95パーセント までは造れる。
逆に言うと、それ以上の純度の金製品を造れた証拠がなかった。


まずツタンカーメンのマスクでいうと、表に見えてる顔の部分と、サイドや背後の部分で金の純度が違っていて、表に見える部分は純度が高く22.5カラット(約94%)。サイドは18.5カラット(約77%)。

新王国時代の金は純度の高いものと低いものでグレードわけして作られていたらしいことが別のソースからも見える。

Gold and Gold Mining in Ancient Egypt and Nubia
https://books.google.co.jp/books?id=ky8bVJ_fYEAC&pg=PA47&lpg=PA47&dq=nubia+gold+Depletion&source=bl&ots=HdlG3hYgsb&sig=JOPCN8zo4zwoIrcEeeAaghUr65k&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwje8fXczt7aAhWDH5QKHTnzBZwQ6AEwCXoECAAQRg#v=onepage&q&f=false

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ラメセス2世の時代の金製品で、やはり最高純度のものが金95%。少し下る85%、かなり低い69%のものなども。そして同時に検出されてるのが銅なんで、銅の混じったちょっと赤っぽい金が古代エジプト産の金の特徴ということになりますかね。

今の時代からすると「なんか純度低いなー」って思うかもしれないけど、なにせ紀元前1,200年とかですからね。当時としては最新技術だったんじゃないでしょうか。

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あとおまけで「Gold and Gold Mining in Ancient Egypt and Nubia」から金づくりの模様とか…

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金属製のつるはしなんて無いので固い石材がハンマーなわけですよ。これはキツい。原石の採掘がまずキツい。
さらに原石を砕く道具がこれ、麦をひくのと同じサドルカーン。あかん、絶対腰にくるやつや。

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金づくりの壁画ってこんなんが有名だけど、その前段がむっちゃくちゃヘヴィだということがよく判った…。

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原石を採掘してるヌビアで一時加工までやって、そのあとエジプトに運び込んで上記の壁画みたいな感じで専門の職人さんが純度調整しながら錬金してたんだろうけど、ヌビアの人たちの労働量ハンパない。こうして多大なる苦労の上に、あの古代エジプトの黄金の遺産は築かれていたんですね…。



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[>おまけ

古代エジプト/ヌビア独立と金 エジプト統治時代と独立後の金の流れ
http://55096962.at.webry.info/201205/article_12.html

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