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zoom RSS 「うわっ、私の防御力…低すぎ…?」シュメール都市国家時代の軍隊装備とは

<<   作成日時 : 2017/12/21 00:10   >>

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何かを調べていたはずなのだが流れ着いた場所は軍隊のど真ん中でした。
というわけなので、ついでに紀元前3千年紀前半(前3,000年〜2,500年あたり)の軍隊装備の話をメモっておこうと思う。ざっくり、復元するとこんなカンジになる。どん。

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*「Warriors and Weapons 3000 BC to 1700 AD」より


えー、…これが…シュメール都市国家〜アッカド王朝時代あたりの…代表的な軍隊の衣装。
羊毛でもっふもふだよ!!! 重たそう!

復元元になっているのは、「ウルのスタンダード」に代表されるような軍隊の図である。ちなみに羊毛もっふもふの腰布はカウナケスといい、エライ人ほどもっふもふが増量される仕組みである。

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あと黄金の兜は、ペンシルバニア大学の考古学・人類学博物館にあるコレですかね。

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後世の軍隊の装備を知っているとツッコみどころは多々あり、上半身の防御は盾だけに頼るつもりかよとか、その盾で動けると思ってるのかよとか、はだしでいいのかよとか、色々あると思う。ただ、この装備は都市国家時代のものであり、基本的に自都市の防衛が出来ればよく、遠征も遠距離はあまり想定しなくていいこと、都市国家住民が生産と戦闘を同時に受けもたねばならず専門知識の必要な武器防具は持てないことないことなどを考えると、こんなものかなともなる。

なお、この時代はまだウマに乗れず、戦車と呼ばれているものはオナガー(ろば)に荷台を引かせたものなので、戦闘のスピードも遅いんである。

そりゃあガチ勢が攻めてきた日にゃ攻め滅ぼされますよ…っていう話。
シュメール・アッカド時代の戦争は、今の基準からするとずいぶん長閑なものだったんじゃないかと思う。


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おまけ

ウマが飼育される前から戦車はあったのか。ロバ式荷車からチャリオットに至る紀元前の戦争風景
http://55096962.at.webry.info/201404/article_31.html

ギルガメッシュ叙事詩にロバ騎兵らしきものがいる件について
http://55096962.at.webry.info/201503/article_10.html

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