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zoom RSS 頭に最初にウラエウスをつけたファラオは、デン王だった。

<<   作成日時 : 2017/08/30 00:10   >>

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ウラエウスというのは、古代エジプトの王であるファラオたちの額によくくっついている守護のコブラのこと。


コレ↓
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ウラエウスは蛇の姿をとる女神の総称としても知られるが、最初期から擬人化されていたかどうかは分からない。とりあえず装飾として身につけられたことが確かなのは、第一王朝の「デン王」からのようだ。

http://www.moonover.jp/bekkan/chorono/farao6.htm

象牙に刻まれたこの絵が、最初の「ウラエウスをつけた王」の図。
東方遠征を記念する内容が書かれており、ファラオに打ち据えられているのはエジプト東方のアジア系住民である。

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面白いことに、この王様は別名「ヘビ王」であるジェト王の息子とされている。

なぜヘビかというと、名前の「ジェト」をヒエログリフで書くとヘビの絵になるからだ。コブラの部分は絵だけだとただのヘビなのかコブラなのか分からないので、じつは最初はただのヘビで、父王の威光を示していた、なんて可能性もあるのかもしれない。

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第一王朝は、ファラオの名のる肩書きや代表的な装備、美術様式の基礎、税金徴収システムなど、その後のエジプト文化を形作る基本部分の多くが作り出されていった、エネルギーに溢れた時代だ。もちろん、その全てが変わらず淡々と受け継がれていったわけではなく、時代に応じて意味合いや姿を変えていった部分もあるが、額に飾るウラエウスや「敵を打ち倒す王」のポージングなどは、その後およそ3000年の長きに渡り受け継がれていく。

3000年の伝統の始まる瞬間がここにあるのかと思うと、なんとなく感慨深かったりするのです。
(とか言いつつ、新しい発見があるとまた書き換わるんですけどねー)

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