現在位置を確認します。

アクセスカウンタ

zoom RSS ピラミッド・スキャン・プロジェクトの最終結果報告がそろそろ出るらしい

<<   作成日時 : 2017/07/27 00:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

世紀の大プロジェクト! という扱いでこれまた鳴り物入りで開始された、エジプトのピラミッドをスキャンするプロジェクト。
「ピラミッド透視」というタイトルを付けられていることもあるが、透視するわけではないのでその言い方は好きでは無い。ので極力使わない。とりあえずプロジェクトの概要などは以前書いた以下を参照。

ミュオン(ミューオン)を利用したピラミッド透過プロジェクトの近辺
http://55096962.at.webry.info/201601/article_29.html

そしてこのプロジェクトの中間報告として、「プロローグ」として流された番組については以下。

「大ピラミッド 永遠の謎に挑む」
http://55096962.at.webry.info/201605/article_14.html

こんど放映するのは、"続編"となる番組のようだ。
番組サイト自体はとても凝った作りになっている。ただ、まあ、変な方向に期待は持たないほうがいいと思う。

NHKスペシャルのサイト(※音が出る。/動くのでページがかなり重たい)
https://www.nhk.or.jp/special/pyramid/index.html#main

画像



このプロジェクト自体、まるでピラミッドの中に未知の空間、未知の部屋を見つけることが目的のように語られることも多かったが、最初から何時照るとおり、大ピラミッドの中に大規模な未知の空間や、未発見の部屋がある可能性はとても低い。そして空間が見つかったとしても、それが意味のある空間であるとは限らない。

ピラミッドの中にはたくさんの「スキマ」が存在する。

ちょうど最近、となりのカフラー王のピラミッドについて経年劣化や地震の影響で痛んで出来た亀裂の調査が行われていた。外部から確認できる大きな亀裂だけでもこの状態。永遠に立ち続けるように思われているピラミッドだが、実は、安定性は年々失われ、見えない部分はけっこう劣化しているのだ。

画像


Unknown Deformations on the Facades of the Pyramid of Khafre at Giza Pyramid Complex in Egypt
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1877705816330065

未知の空間や隠し部屋の財宝などといった妄想はどうでもよく、このへんの劣化によるダメージを正確にスキャンできているかどうかでピラミッド・スキャン・プロジェクトの真価が問われると思う。劣化具合が判れば遺跡の保存に打つ手が出てくる。現状のままでは、ピラミッドの石組みが内部から崩壊し、いずれ時の中で朽ち果ててゆくのを黙って見ていることしかいできない。現場に立っている学者さんたちには判ってるはずだ。石が壊れていくのを目の前で見てるんだから。

前回のプロローグ部分は、正直あんまり面白くなかった。なにせもんのすごいサラっと流してただけで、ミューオンでどうやってピラミッドの内部がわかるのか、っていう仕組みさえ十分に説明してなかった。それで視聴者が面白いと思うとでも思ったのか。そうじゃない。そうじゃないんだよNHK…。


というわけで、次の番組が、見ごたえのある深い番組になればいいと思っている。
ならなかったら(

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ピラミッド・スキャン・プロジェクトの最終結果報告がそろそろ出るらしい 現在位置を確認します。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる