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zoom RSS 麦から始める定住生活! 略して「むぎかつ」…定住しなくても農耕できるよね

<<   作成日時 : 2017/03/05 00:10   >>

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えー、年度末を迎え、中の人は例年以上に存在Xに愛される日々に突入しております。デグさん風に言うと、「どうしてこうなった」(ほぼ自業自得)




というのはさておき、こないだ聞いた「新石器時代農耕の拡散」の講演会のあと、移住生活しながらの麦作って農作物の管理どないしてんやろ? ってちょっと考えてみたんですよ。

言わずと知れた話で、田んぼでも畑でも、つくった作物を貯めとく貯蔵庫は必要なわけですよ。
完全に農耕栽培だけで暮らしていく場合は、主食の作物は一家が一年分暮らしていくだけの量が一回の収穫でとれて、それを一年間貯蔵して来年の収穫まで食いつなげないとダメ。でもコーカサスの初期の農耕では、村はどうも季節使用で半定住な生活をしていたという。夏は山の上でヒツジを飼い、冬は下に降りてきて小麦を作る、みたいな生活だ。

ということは、畑でとれた作物は、冬用の村に放置していくのでなければ、担いで山に登る必要がある。

…と考えてて思い出したんだ。
現代に生きるインカの末裔で、そういう暮らし方をしてる人たちがいたよ!!

インカの末裔と暮らす―アンデス・ケロ村物語
文英堂
関野 吉晴

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*読んでみた感想とかはこちら
http://55096962.at.webry.info/201506/article_16.html

この本に出てくるケロ村の人たちは、夏場に過ごす山の上の村がメインの居住地。トウモロコシのタネをまく時期になると山から下りてきて畑を放置、収穫の時期になるとまた山から下りてきて収穫して山に戻る。一年がこのサイクル。コーカサス地方の初期の麦作も、こんな感じで「放牧の出来ない冬場用のサブ」として始まったんじゃないかな。しょっぱなから定住して、一回の収穫に一年のメインの食料を賭ける、みたいなリスクの高い食生活はいきなり選ばないように思う。定住を開始するのは、麦が栽培植物化して農業知識も豊富になり、メインの食料としてもリスクが高くないと判断できるようになってからではないのかな…。


というわけで、コーカサスで農業の起源とか調べてる人、ちょっと山の上登って遺跡探してみません?
もしかしたら対になる"夏の住居"が見つかるかも。
お墓も山の上にあるんじゃないかな。コーカサスって確か鳥葬やってた地域から近かったような気もするし。

****

あと、「羊飼いの旅路〜カシミール地方〜」っていうNHKのドキュメンタリーでも、同じように「夏は高地でヒツジを飼う、冬になると下りてくる」っていう半定住な生活をしてる人たちの話があったんですよ。この番組に出てきた一家は、ウシやウマに穀物のふくろをくくりつけて旅をしていた。ヒツジに荷物を背負わせるのは難しそうだけど、ヤギなら多少いけるんじゃないかな。

http://55096962.at.webry.info/201605/article_25.html

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