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zoom RSS 「クフ王の第二の船」の名前が「太陽の船」だったり「クフ王の船」だったりブレるのは何でなんやという話

<<   作成日時 : 2016/06/01 00:10   >>

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クフ王の第二の船っていうのは、クフ王のピラミッドの側から発見されたニ隻の船のうち、最近日本の支援で発掘が始まった二隻目のほうのこと。

一隻目は復元完了して、ピラミッドの近くの博物館で展示されてますね。

画像
*これが復元の完了している第一の船です。



んで、これの名前がなぜかすっげーブレてるのが前から気になっている。大きく分けると

 ・「太陽の船」と呼ぶ派
 ・「クフ王の船」と呼ぶ派

の二種類。そして両方混ぜた名称も存在する(笑)


<<代表例>>

●NPO法人太陽の船復元研究所
http://www.solarboat.or.jp/index.html

→太陽の船


●アジア発掘調査報告会
http://jswaa.org/meetings_all/session/

→クフ王第2の船


●早稲田大学エジプト研究所
http://www.egyptpro.sci.waseda.ac.jp/khufu.html

→クフ王の第二の太陽の船


ただ早稲田のエジプト研究所は「太陽の船シンポジウム」というのも開いているので、実際は「太陽の船」派だと思う。

どっちでもいいじゃんと言われるとまぁそうなんですけど、なんで日本国内だけでしかもお互い関係者なのに、名称のコンセンサスが取れてないのよってツッコみたくなるんですよ。同じものを指しているのに名称の統一も出来てないとかおかしいでしょ。


実際のところ、「太陽の船」って呼ぶのは間違いとは言わないまでも不正確だと思います。

クフ王のピラミッドの脇から見つかったこのニ隻は用途がはっきりしてないから。昼と夜の"太陽の船"だ、というのはニ隻しか残っていないことから推測された一つの学説に過ぎず、残ってないだけでもっと沢山あった可能性もあるので可能性としてはビミョウです。船を収める穴は二つどころじゃない数ありますからね…。

画像



わかってる人は同じもの指してるんだなって分かるけど、せめてさ、名称の統一はしようよ。って思うんですよね。

「ウルのスタンダード」とか「スノリのエッダ」みたいに、本当はそうじゃないんだけど仮名称が定着しちゃってるから通称としてはそれでいこう、みたいな例もあるんで、別に日本国内で太陽の船(仮)で統一したいならそれでもいいんと思うんだけどね。ただその場合は、毎回、「本当の用途はわかりません仮名称です」って毎回注釈入れる必要があって面倒だけど。




********************
<<おまけ>>

たぶん10回くらいは記事を書いた気がするけれど、第二のクフ王の船/太陽の船の発見者は、吉村作治氏ではないです。テレビとか雑誌とかで物凄い勢いで嘘ついてました。そうまでして金を集めようとするのはもはや学者ではなく詐欺師に近い。

クフ王の「太陽の船」を巡る諸説と、本当の発見者。
http://55096962.at.webry.info/201107/article_39.html

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