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zoom RSS 話し言葉は多数あれど、生き残ってる「書き文字」の系譜は少ない… 世界の文字とことば

<<   作成日時 : 2015/06/02 00:10   >>

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暑いのでちょっと涼んでから行くかなーと本屋に入ったら以下略。
というわけで気が付いたら持ってたんですよ…"世界の文字"の本。

図説 世界の文字とことば (ふくろうの本)
河出書房新社

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この本には、ヒエログリフとか楔形文字とか、既に使われていない文字は出てこない。世界中で今現在使われている文字についての本。そしてその文字の系譜はたった四種類に集約されるというお話。


内訳
 ・ギリシャ文字の子孫(ラテン文字、いわゆるアルファベット)
 ・ブラーフミー文字の子孫(インド、ネパール、タイなどの言葉)
 ・アラム文字の子孫(ヘブライ語、アラビア語など)
 ・漢字の子孫(漢字、かな)

ちょっと切れちゃってるけど地図だとだいたいこんなもん…

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漢字の子孫を今も使ってるのは中国・台湾・日本あたりだけ。こうしてみると面白いことに気が付く。ギリシャ文字の子孫たちが広がっている地域はだいたいキリスト教が布教された地域で、布教と共に文字が入っていっている。アラム文字の子孫のアラビア語などはイスラームとともに広まっている。宗教が文字を広めていったという側面が見えてくる。

ギリシャ文字の子孫たちは、英語にしろ、ドイツ語やフランス語にしろ、フィランド語のような見た目の変わったものにしろ、まず話し言葉があり、それを表現するための文字が後から入り、ウムラウトがついたり尻尾が生えたりと現地の発音に合わせて少しずつ変化している。種類は多いが、基本的に表音文字。

アラビア語は口語と文語がかなり違い、書き方はほぼ共通なのに話し言葉は国によってかなりの差異があるという面白い状態。ペルシャ語の書き文字はアラビア語の書き文字に数文字を足したもの。

あとあんまり意識してなかったのだが、チベットやタイの文字もインドのブラーフミー文字の系譜なんだね。確かに見た目似てるなぁと言われてはじめて気が付いた。ベンガル文字やシンハラ文字なんてものは、今回はじめて知ったかもしれない。ヒンディー語を書き表すデーヴァナーガリーのフォント違いだけかと思ってた。

現役で使われている文字なのに見たこともないものが結構あってびっくりだ。特にアジアの地方文字がよくわからん。フィリピンのようにアルファベットを使ってしまっている国もあれば、自国の独自の文字を何種類も使い分けている国もあるのだ。そんなアジアの中でも一際浮いているのが、漢字・カタカナ・ひらがなをごちゃ混ぜにして使っている日本なのだけれども。

知っているようで知らない世界の「文字」の雑学集大成みたいな本ですた。

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