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zoom RSS コズミック・フロント 宇宙考古学回を見てみた

<<   作成日時 : 2015/03/18 00:10   >>

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コズミック フロント〜発見!驚異の大宇宙〜 宇宙からの目で遺跡を探る
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2015060810SC000/?spg=P201100075600000

オンデマで見えるんでまだ見てない人はどんぞ。

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衛星画像から遺跡があるかもしれない地点を特定するという新技術について。エジプトメインで、宇宙考古学の人が見つけて、現地で発掘権を持っている人に確認してもらうという流れですが、出演する現地考古学者がマーク・レーナー博士、ロベルト・シーストル博士、ギュンター・ドライヤー博士、サリマ・イクラム博士など第一線にいる方々になっており、かなりガチな番組構成です。候補地を元に調査を依頼していくと、実際にいくつかの遺跡が見つかります。ギュンター博士のアビドスのトレンチ調査(T字に溝を掘ってたシーン)とか、普通の考古学番組だと滅多に出てこない絵じゃないでしょうか。ガチです。

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ただ、「宇宙考古学の限界」として番組内で流されていたように、全ての遺跡が衛星から見つけられるわけではないです。エジプト、シリアのパルミラ、ペルーのナスカなど、衛星からの遺跡発見の例に挙げられた地域は、いずれも乾燥地帯。岩の多い地域や水分が多いマヤの密林地帯なんかは適用が難しいはず。

衛星画像では何かありそうに見える場所でも、実際に掘ってみると何も出てこないことがあります。空から見るだけではなく「実際に現地に行ってみること」「掘ってみること」。この確認プロセスが無ければ遺跡とは確認できないです。衛星画像からの調査は、現地に行かずに魔法みたいに遺跡が見つかる技術ではないということをちゃんと流してくれたのは良かったと思う。

番組内では日本の考古学者も出てきてました。
エジプトで遺跡を発見している東海大と、ナスカの地上絵の調査をしている山形大。山形大は近年、これまで知られていなかった地上絵の発見にも成功してますね。

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日本は自国で衛星打ち上げてる国の一つなんで、そのデータを考古学にも活用出来る。宇宙からの考古学という新たな分野での、これからの日本の研究者たちの活躍を期待したいです。



宇宙考古学についての展示は現在、横浜ユーラシア文化館でも開催中。4/5まで。
展示室に入るのは300円かかるけど1Fの「東海大学と宇宙考古学」展部分は無料で見れます。
http://www.eurasia.city.yokohama.jp/exhibition/

番組にも出ていた恵多谷先生の詳しい解説が聞けるギャラリートーク最終回は3/29。
横浜近辺の考古学ファンはこの機会に是非。


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番組ツッコミ点

珍しく(?)私の一般人レベルでツッコめる点が少ない良番組でしたが、敢えて一つだけツッコみたい、このスフィンクスの鼻はなんだwww 鼻があった時でもこんなんじゃなかったはずだぞ!!

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CGの再現VTRのピラミッドは、周囲の壁とか貴族墓もあってまぁ良し、って感じだったのに、このスフィンクスの顔だけがめっちゃ違和感。


そしてサラ・パーカク博士が出てるから、アレの続報くらいちょっと触れるのかなと思ったら、スルーでしたね。やっぱ流せないのかなー…エジプト政府に怒られたからなのかな。

詳しい研究内容とかは以下の本にあったりします。日本語版が出てないんですけどね(´・ω・`)

Satellite Remote Sensing for Archaeology
Routledge
Sarah H. Parcak

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