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zoom RSS これがエジプトクオリティだ・・・・! 「黄金のミイラが眠る谷」

<<   作成日時 : 2014/10/03 00:10   >>

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前の記事からのつづき

科学の発展のために、ミイラの覆いに表現されるおっぱいの資料を探していたんですよ。

バハリヤ・オアシスから見つかったミイラの中のおっぱいも、良い乳なんですよね。乳首がきれいに立ってますね。これで一体何を表現しようとしたのか。 手にすっぽりと収まりそうな絶妙な大きさとおわん型、思わず触ってみたくなる…まったくけしからん。実にけしからんですよ…

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という話はおいといて。
この本はザヒ・ハワス博士が手がけていた、エジプト西部砂漠のオアシスの一つ、バハリヤ・オアシスでの発掘の写真集みたいなもの。

黄金のミイラが眠る谷
汐文社
ザヒ・ハワス

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バハリア・オアシスここね。

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比較的最近の発見なので、ニュースで見たのを覚えている人も多いと思う。

ここのオアシスからは、グレコ・ローマン時代(エジプトがローマ支配に入ったあと、ローマの東西分裂までの時代)のミイラが多数発見されていて、それらの一部が黄金の装飾品を身につけていたので「黄金のミイラの谷」と呼ばれているのが、本書のタイトル由来。写真多めで、学術的な考察などは少ない、言ってみれば発掘のニュースを見てどんな発見があったのか興味を持った人が手にとる用に作られた本。

ただこの本、本題のミイラの話より、間にちょこちょこ出てくる発掘時のエピソードが面白いんですよ。
かつてバハリヤ・オアシスの知事だった人物の墓は地元民の密告で発見したとか。
その墓は民家の下にあり、べつの家をたてて上に住んでいた人を移住させてから掘ったとか…。ああうん、エジプトらしいね、っていうか、エジプトいつもそんなパターンやな。科学調査で場所のアタリをつけて掘るとかじゃなく、いまだに偶然に頼って発見してるんだな。

民家の下から大発見が! のニュースは、つい最近もありましたね。


で、ザヒ・ハワス博士がさらっと書いているところによると

私は「この情報は本当なのか?」と少年たちに聞いたが、誓って真実を話していると主張した。私はそれを信じ、もし墓が見つかったら彼らに考古庁の事務職を与えることを約束した。


出たよエジプトさんお得意のコネ社会だよ・・・・・。

エジプトは若者の失業率が高くて、革命前は50%近く行ってたんですよ。
んで金がないから遺跡の盗掘で一攫千金を狙おうとする若者たちと、それを密告して我が利を得ようとする若者の両方がいたって話。結局これ仲間売った少年が大勝利、ザヒ博士も世紀の発見を自分の手柄に出来て大満足、っていうことだよね。

遺跡や遺物を発見して当局に通報すると謝礼金が支払われるシステムっていうのもな…。
いや、それがないと庶民が全部自分のポッケにナイナイしてしまうのは分かりますが、地元への還元の仕方が間違っているような気がしてならない。

本人は意図してなかったでしょうが、革命後に批判された、ザヒ博士の強権と独裁人事の一片が垣間見える本となっておりました。



**********

なおこの本、発行元と監修がアレですが、監修の人が出てくるのは「あとがき」だけなので、そこ飛ばせば問題ない。

ていうか自分が関わってもいない発掘の本に顔出しして(しかも偉そうなポーズで)、お前どんだけ自己顕示欲強いんだよ^^ ってツッコミ入れたい。これで恥ずかしくないっていうんだから、オシリスに呼ばれる時もカルトナージュのマスクは必要なかろうて。

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