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zoom RSS オランダの物理学者「ピラミッドの石の運び方わかった!!!」 ああ、うん…いやまあ…

<<   作成日時 : 2014/05/16 00:10   >>

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アムステルダム大学のDaniel Bonnさんという人の説らしい。
元ソースはこちら。

Solved! How Ancient Egyptians Moved Massive Pyramid Stones
http://www.livescience.com/45285-how-egyptians-moved-pyramid-stones.html


物理学者でピラミッドの建造方法を考案した人っていうとクルト・メンデルスゾーンもそうなんですが、まあデッカイ石運ぶ質量移動の技術については考古学者より物理学者のほうが向いてるのは確かだろうと思う。

ただ、この人の言ってる方法というのが

 石を運ぶとき砂をしめらせたほうがソリが滑りやすい

という話なので、いやーべつにそれ… 言わなくても… みたいな。ていうか昔から、ピラミッドの石の運搬って、木のソリに石のっけて、丸太との間に潤滑油敷いて滑らせてた、みたいな説が主じゃなかったですかね。この方の言うように、「考古学者が、これを単なる儀式だと看做していた」ということはないです。


さて、「砂をぬらす」ということを思いついた元となっているのは、エル=ベルシェにあるジェフティホテプ墓の壁画らしい。有名な絵なので見たことがある人も多いと思います。

画像


矢印のところに、水か何かを注いでいる人がいますね。多分これのことかと。
これを見て、砂地の上に重量物を滑らせるのに砂が乾いている場合と湿っている場合で試したら、乾いてるほうは砂に重量物がめり込んでいまいち効率が良くなく、程よく湿っているほうが滑りやすかった、とのこと。

画像


ただ、これをもってして大ピラミッド建造の謎がいささかでも解けるかというと、私はそうは思わない。
ピラミッドの高さはゆうに100mを越えます。その高さまで石を運び上げる方法が難しいのであって、平地を滑らせる実験はあまり意味がない…。

そしてジェフティホテプさんは紀元前1900年ごろの方で、ピラミッドが造られた時代からは600年ほど後な上に、壁画に描かれたシーンはルクソール対岸にある「メムノンの巨像」ことアメンホテプ3世像のような巨大な石の像を平地で運搬しているシーン。石を高いところに運び上げるシーンではないんですよね。根本的に違うとは言いませんが、「ピラミッドの石の運搬方法」を語るからには、やはり石を高いところに運び上げるのを前提で語らないと。


ちなみにメムノンの巨像は720tありますが、エジプト人は人力で運べてました。
ピラミッドの石の平均2.5tなんてのは屁みたいなもんですからね、個数多いだけで人海戦術でなんとかなるレベルっすよ。

ていうかジェフティホテプさんの墓の壁画が、まさにその「人海戦術でやりました」「これだけの人数動かせる俺SUGEEE」っていう話を描いてるんだと思います。

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