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zoom RSS ペルーぶらり旅PART.4 マチュピチュ(+ワイナピチュ&ウチュイピチュ)

<<   作成日時 : 2013/08/15 00:10   >>

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さてワイナピチュ後半戦。
山は下りが本番。というか山で死ぬ人はたいてい下りで気を抜いて足を滑らせる。基本ですね!

登りに比べ下りのほうが足に負担がかかりやすい。そしてこのワイナピチュ、…下り道が 超 ハ ー ド。

※↓順路です。

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岩の割れ目が順路(笑)

さすがにこれは「ちょ…」って声出た。ちょっと足すべらせたら、傾いている左手の岩の先は断崖絶壁ですよ奥さん…。
ワンミスで命に関わるって、相当ですよ。

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順路(岩の割れ目)は続く。
そしてここで問題に気づく…。前をゆく二人の立ち止まっている場所、そここそがワイナピチュの裏側にある「月の神殿」への分岐点。なのに、その分岐のマークが隠されていて、通行禁止の渡し木がしてあるという。


工エエェェ(´д`)ェェエエ工 月の神殿、まさかの 封 鎖!

や、ワイナピチュ本体に輪をかけて危険な道ばっかりで、事故も多いって聞いてたけどさ…。
年々道が削れてちょっとヤバいとは聞いてたけどさ…。
でも…。

月の神殿に行きたくてワイナピチュに登ったのもあったので、相当ガッカリ。あとで考えたら、いったん山降りて下の分岐点から逆走すれば行けたのかもしれないけど…。

ションボリしながら下り道へ。

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ちょっとした広場に出る。
山頂は岩の塊なので、山頂をちょっと下ったところに、この看板が立っている。
2693m! 日本で言うと、北アルプスとか、あのへんですな。

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下り階段はひたすら殺人的な傾斜が続く。
これ雨降ったら足滑らすやろ。足滑らせたら絶対死ぬ。
こんなところに民家っぽいものがあるのが不思議。ここに住むの大変そうやでー。谷底から水を運んでくるだけでも結構な重労働なんじゃ。つか雨の日とか夜とかどうしてたんだろう。

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階段が急すぎて笑うしかない。
もちろん手すりなどはなく、階段の折れてる先はレッツゴー谷間。こんなとこにご高齢者を連れてくるツアーとか、生命保険かけといたほうが良くないですかね。でも中の人はむっちゃ楽しい。初めて矢筈山に登った時の緊張感。ここまで来ると、生き残っているのは完全武装した登山客とアスリート系の人だけなので、「オーウ デンジャラースww」とか言いつつ笑顔で盛り上がっている。色々だめだ。

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下り道は、最後に登り道と合流。
入山時間は7時と10時、それぞれ200人ずつと決められている。既に9時前だったのに、登り途中の人がいた…つまり7時の入山者で半分しか登れていないってことだ。

あとで下から見上げたら、山の斜面には、途中の道で足を止めて詰まっちゃってる人が鈴なり。
これは入山規制でもしないと、降りることも登ることも出来ない人が続出するわけだなあ… と、納得すると同時に、万国共通で初心者が山ナメすぎだと思いました!

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初心者がノリで挑んじゃって勝手に足滑らせて規制が厳しくなって、世界の登山スキーたちがとばっちり受けるとか、嫌じゃないですかー (´・ω・`)
世の中のガイドブックはもうちょっと客を脅しつけてもいいと思う。


ちぅわけで、以下は私から、ワイナピチュ登山を検討されている人たちへのアドバイス。


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* これからワイナピチュ入山をご検討される方へ *
* 山趣味な人からの個人的なアドバイス *

ワイナピチュは、冗談じゃなく毎年死人が出てる山です。
日本人が死んだ時しかニュースにならんだけです。危険な山と認識しましょう。

観光地気分で山に登るのは絶対にやめてください。
なぜなら、あなたの軽率さが山の規制を厳しくし、この山に登ることをより困難にしていくからです。
体力の無い人に、この山を登り切ることは困難です。途中でリタイヤするくらいなら、その登山枠を登りたい人に譲って上げて下さい。

旅行掲示板とかで得意げに「大したことなかったですよー」とか書いてる人はたまたま無事だっただけ。信用しないで下さい。スニーカーで登るのは自殺行為。最低でも、足首の固定できるトレッキングシューズを用意して下さい。
雨季には足元が滑りやすくなり、乾季より危険度が増すと予想されます。

たまに「軍手を用意してください」と書いているブログがありますが、鎖は軍手で掴むと滑ります。雨の日は素手でしっかりと握るように。

また、焦りは禁物です。時間に余裕が無いなら登らないこと。
往復は一般的に二時間半と言われていますが、山慣れしていない人の場合、三時間から四時間はかかると見てください。

距離と時間のわりに、山道としての難易度は高いです。

小学生以下のお子様は連れて行かないこと、また普段から登山をやっているような人を除く60歳以上の方は入山を控えることを、強くお勧めします

「お子様づれでも大丈夫です。」とか書いてるガイドブックの担当者は、自分が死ねばいいと思います。

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ワイナピチュはガチ山ですよー。遺跡の一部とはいえ、遺跡本体と比べ物にならない危険度ですよー!
私も、まさかここまで険しい道だとは思っていなかった。ご高齢者ツアーでここに行く人は生命保険かけよう、冗談抜きで。(あと、このブログの人の旅程は毎回ムチャクチャなので真似しちゃだめ。)

本当は誰も山で死なないのが一番いいに決まっているのです。
冒険の基本は安全第一ですよ!





…さて。
順調に山を下ってきて、最初の分岐点まで戻ってきた時点で、まだ9時。
所要時間1時間半。物足りない。

物 足 り な い 


(チラッ)

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そこにウチュイピチュ山が あるじゃないか!

ワイナピチュに行く道は途中で分岐していて、もうひとつ、手前にある小さめの山「ウチュイピチュ(フチュイピチュ?)」に続いている。
月の神殿に行けなかったぶん足が余っていたので、「時間あるし、ついでにこっちも行っちゃうか!」とノリで登り始める。

そして登り始めて5分で、「あー…こっちの山も気ィ抜いたら死ぬ系だ…」と悟る。

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階段が急すぎて上のほうが見えないとか。
もちろん手すりとかもない!

高さが低いだけのミニ・ワイナピチュだったぜ。
そしてこちらにも遺跡が、キレイなアンデネスがある。これは予想してなかったので、おおーと思った。

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振り返ると、さっきまで居たワイナピチュ。びっしりと人が張り付いている様をみて、「早く降りて来てよかった…」と心底思いましたことよ。ええ。ワイナピチュ山頂でゆっくりするのはお勧めしない。後から後から人が登ってきて、とてもゆっくりできる場所ではない。

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ゆっくりしたいなら、このウチュイピチュをお勧め。
誰も来ない!

そして絶景は変わらず。すぐそこにマチュピチュが見える。

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んで、お菓子を広げて食べていると、甘いニオイに釣られてか周囲にハチドリが一杯来た!
ヴィダーインちゅーちゅーやってたら、「何? それがオマエの花なの? 美味い?」みたいな感じで目の前至近距離をつつーって横に飛んでったりして、めっちゃびっくりですよ。ハチドリのホバリングすげえ。ナショジオチャンネルとかでしか見たことねえ。ほんとに空中で静止するんだ。早すぎてぜんぜん写真撮れなかったけど、たぶん、しばらくバカみたいに口開けて鳥の姿を目で追い回しててたと思う。

現地の季節的には真冬のはず、なのに空には沢山のハチドリが舞い、コンゴウインコの黄色い群れが雲のように飛び、花は咲き、大きなトカゲが岩の上でのんびりと日向ぼっこしている。

すごい。
ここは天空の楽園か。なんかわかんないけど、すごい。

目の前にある遺跡より、この山の上に広がっていた生物たちの楽園に心が動いた。こんな世界が本当にあったのか、って。マチュピチュにハチドリが居るって気がついた人は、どのくらいいるんだろう? 高度3000m近い山の上の花にもハチドリが群がるって、知ってる人はどのくらいいるんだろう?

この時、ナスカの地上絵でハチドリやサルやトカゲが出てくるのって、本当に身近にいる生物だったからなんだ、とすごい納得した。もしナスカが今みたいに乾燥していなかったら、今もそこにはマチュピチュと同じ生態系が広がっていたのかもしれない。



この風景が見られただけでも、幸せでした。
ワイナピチュ入山権が取れてほんとに良かった。

人の多いマチュピチュ遺跡の中心部なんてオマケですよ。
その遺跡のある「世界」が感じられなかったら、その遺跡を作った人たちのことはわからないから。
作った人たちのことを感じるために、わざわざその場所まで行くんだから。

誰も来ないフチュイピチュの山頂で30分ほどハチドリを眺めて、それからゆっくりと下山。
登山口の名簿に下山時間を書き入れて、ワイナピチュ登山は終了。たっぷり二時間かけて歩いたというのに、名簿で下山時刻の入っている人はまだ5人くらいしかいなかった。

…登山口には、次の10時からの入山客が行列になって待っている。
きっと私が去ったあと、山は地獄の様相を呈しただろう。うん。なんていうか、… 人 大 杉





つづく。

―――――
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