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zoom RSS 汝、未知なる知恵を欲する者よ、神秘の果実を受け取るがよい

<<   作成日時 : 2008/07/17 00:10   >>

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西アフリカは、モーリタニア。
そこの海沿いに、この世のものとは思えない謎めいた巨大な構造体がある。

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通称、「サハラの目」。北アフリカを広く覆う砂漠、サハラの西端にある地形で、「リシャット構造体」というのが正式名称だ。
航空写真から見ると、その巨大さは目を見張るばかり。白目の部分、きりりとしたマユゲまであり、見ているとだいんだん、自分が大いなる何者かと対面しているかのような不思議な感覚にとらわれてくる。

グーグルマップの航空写真

有名な「火星の顔」は光の当たり具合でたまたまそう見えるだけだが、この「地球の目」は影の具合でも目の錯覚でもない。神は火星になど行っていないぞ、ちゃんと地球にいるじゃないか(笑)


と、いうわけで、こんなオーパーツはどうよ。というネタです。

これだけ大きなものなら、さぞかし有名なのだろう、と「サハラの目」「リシャット構造体」「オーパーツ」あたりで検索してみたのだけれど… 面白いほど出てこない! リシャット構造体を英語で入れて検索してもほとんど情報が出てこない。なんということだ、オーパーツを求める人々よ、これは確かに「工芸品」じゃないけど、キミたちは神秘を求めていたんじゃないのか?
神々の指紋のあの人もスルーとは、なんたる手落ち。



世の中にはロマンを求めたい人が多くいるという。超古代な、誰が作ったかわからない、神や宇宙人の存在を考えたくなるような、しかもまだ証明されていないものが欲しいらしい。
ならばコイツをいじくるのだ。自分で資料を探してネタをつくればいい。


とりあえず、資料のようなもの。

Richat Structure (英語版Wikipedia)

ちょこちょこと調べてみたが、この「リシャット構造体」については、はるか昔に形成された「はず」という可能性と、噴火や隕石によるものではない(隕石にしてはえぐれ方がピンポイントすぎる)と、いうことだけとか分かっていない。
水の流れの中で石が回転して自然に真円に近い穴を作り出すポットホールという構造があるが、なんとなく、それに似ている気がする。海から吹く強い風の流れが石を侵食したのだろうか。

しかし回転するものがない。


ここは神話ネタから攻めてみよう。
まずはアフリカに在住する主要な部族の分布はこのようになっている。

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アフリカにおける「国境」は、政治の1区切りにすぎず、一部を除いて、民族や歴史の異なることは意味しない。小さな部族が国境とは関係なく多数、散らばっていて、狭い地域に異なる言葉を話す部族が集中している場所もある。混在具合はインドに近いかもしれない。

モーリタニアの位置は、ここ。(外務省)

アフリカは、古くから住む土着民と、移住してきたアラブ人とが交じり合っている。アフリカの神話はすべて口伝だが、混血や民族の分散によって、古くからの神話は多くの場所で消えかかっている。「超古代で神秘的な」ものを求める人的には、ここはやはり土着民の古い伝承なんかが欲しいところだろう。

古くからの伝承を今も持っている人たちは、モーリタニアの北、アルジェリアとモロッコの山奥にいるという。
モーリタニアからそう遠くはない。好都合だ。


さらに、アフリカの神話というのは、部族が異なっても、ある程度のアウトラインが似ているものが多い。
彼らの信じる「全知全能の神」という概念についての解説を抜き出してみよう。

ガーナのアカン人はこの神をブレキイリフヌアデ「すべてを知り、見る者」と言っている。他方、南部アフリカのズールー人はこの神を単純に「賢い者」ウキリと呼んでいる。ウガンダのガンダ人によれば、神の「偉大な目」はあらゆる場所、あらゆる時に絶え間ない眼差しを注いでいる。その目はけっして瞬かない。ナイジェリアのヨルバ人は、何ものも神の目から隠れることはできないと主張している。
〜「世界神話辞典」 アーサー・コッテル 柏書房



ビンゴ。もう、これでいいじゃん。(笑)


あとは、アルジェリアとモロッコの山奥に行って、現地で「それっぽい」伝承なんかを仕入れてくればバッチリだ。全知全能の神は人間をつくったことになっているから、人類発祥の地はここだということにすればいい。で、最終的に、巨大な目は神が創ったものと結論すればオーパーツ論のいっちょあがり。

今のところ、この構造体がどうやって作られたのかは誰にも説明できないし、アフリカの伝承は口伝だから、伝承仮過程での変化はあったのか、伝承のバリエーションにはどんなものがあったのか、といったことの物証はない。誤魔化し放題、あ、いや、解釈は自由だ。


個人的には、ここに偉大なるオニャンコポン神<かの者を崇めよ!>を加え、この大地の目は天に帰った偉大なるオニャンコポン<すりこぎ厳禁!>が、いつか再降臨するための聖地だとかなんとか、そういう方向で話をもっていきたいところですな。

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