テーマ:自分好事

天空の国チベット ~ちょっとした政治と経済の話

前置きが面倒なのでざっくり書いていくが、日本においては、チベット=中国に不法占拠されている弾圧された土地、というイメージが強いと思う。実際、2008年のペキンオリンピックの際には「フリーチベット!」が叫ばれたし、ちょうどダライ・ラマ亡命から50年になる年だったこともあり、ラサでは大々的にデモが行われ。焼身自殺をはかる僧侶も出た。 …
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天空の国チベット ~チベットで食べられるもの & お土産物屋さん

まずは、チベット各地で食べられる色々なもの。 ツアーで連れて行かれる場所はだいたい決まっていると思うが、ちょっとした自由時間に入れる店にも美味しいものが隠れていたりする。 ただし衛生はあまりよくないので、レストラン以外で食べる場合は自己責任で…。 一つ目は何といってもバター茶。 チベットといえばこれ。寺院の近くに茶室があ…
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天空の国チベット ~チベットのお寺の見どころ

チベットの冬は、巡礼シーズンである。 農業や放牧で生計をたてている人が多いため、冬の仕事のない時期にお寺巡りをする。この季節は中国人の公務員は冬休みで低地に帰っているし、寒すぎて中国人観光客はほぼ来ないので、街にはチベット人が多い。マニ車を回しながらお堂の周りを廻ったり、ひたすら五体投地していたりする人々のダイナミックな信仰を見る…
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天空の国チベット ~ラサの見どころ

ラサの見どころというタイトルをつけたが、一般的な意味での見どころではない。 というかそういうの求めている人は普通の旅行案内でも見て欲しい。 まず見どころとして中国人街とチベット人街の雰囲気の違い。 ラサ周辺は両者が半々に住んでいて、中国人は中国政府から命じられて補助金もらって移民してきている人たちだ。居住するところは新規で…
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[遠征]青海省~チベット自治区まとめ(2019)

天空の国チベット ~富士山よりも高い場所へ行って来た。 天空の国チベット ~青海省・西寧 天空の国チベット ~青蔵鉄道に乗ってみた 天空の国チベット ~ラサの見どころ 天空の国チベット ~チベットのお寺の見どころ 天空の国チベット ~チベットで食べられるもの & お土産物屋さん 天空の国チベット ~ちょっとした政…
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天空の国チベット ~青蔵鉄道に乗ってみた

中国・青海省からチベット(自治区)の首都ラサへ続く、青蔵鉄道。日本でもファンは多いという。最高点の駅は5,000mを越えており、世界で最も高いところを走る鉄道だ。 飛行機に乗りたくないという理由でこの鉄道でのアクセスを選んだのだが、…ラサ入りするにはツアーでなければ不可能(※まっとうな手段で行く場合)で、旅程やホテルが決まっていないと…
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天空の国チベット ~青海省・西寧

さて、チベットの玄関といえば、中国に占領される以前の"首都"だったラサだが、そこにたどり着くには大きく分けて空路と陸路の2つがある。 空路だといきなり3,600m以上の場所に降り立つことになり、高山病は避けられない。が、陸路で多少順応しておけば、すこし確率は下げられる。 何より自分は、青海省と西蔵自治区(チベットのこと)を結ぶ、青蔵…
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天空の国チベット ~富士山よりも高い場所へ行って来た。

チベットに行ってきた。 行こうと思った切っ掛けは、自分でも良く分からない。ここのところキリスト教圏ばかりだったので久しぶりにアジアの仏教寺院が見たかったとか、エチオピア正教でキリスト教の根源に触れたならチベット仏教で仏教の根源に触れてみたいよなとか、特に理由も無かった。 冬のチベットは空がとてもきれいだと聞いていたので、…
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2019年、考古学の10大発見(ARCHAEOLOGY magazine版)

考古学の10大発見が出ていたので、去年拾ってないやつもあるので、概要を纏めておくことにする。 それぞれの記事へはTopのリンクから飛ぶこと。 https://www.archaeology.org/issues/364-features/8233-top-10-discoveries-of-2019 ・エジプト/サ…
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壁を作れば、町を守れる。そんな時代もありました

「城壁」の歴史は、古代のメソポタミアに始まる。 敵が攻めてくるから街を囲むように壁を作るんである。それまでは見張り台とか柵だったものが、飛び越えたりよじ登ったり出来ない高さに、ぐるっと囲う壁を作る。これはとても労力のかかる作業であり、権力者がいて、効率的に作業を指揮する監督者がいて、さらに十分な労働力がいて、はじめて達成できる。別…
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高みより世界を睥睨する現代のファラオ… ESA、宇宙望遠鏡「ケオプス」を打ち上げる

彗星探査機「ロゼッタ」(ロゼッタ・ストーンから)、小惑星探査機「オシリス・レックス」(冥界の王オシリス)に続き、今度はクフ王が宇宙へ。 欧州宇宙機関、宇宙望遠鏡「ケオプス」打ち上げ 太陽系外惑星探査へ https://www.afpbb.com/articles/-/3260203 公式のページ https://cheo…
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妖怪の歴史と民俗学。河童の日本史

ぱかっと開いたら何故かエジプトの神ヌンの名前が見えたので、そのまま買ってきました…。 (世界の水神との比較の部分) 皆知ってるわりに、その生態や進化については謎の多い妖怪「河童」。その誕生から最近までの話を題材にした本である。 河童の日本史 (ちくま学芸文庫) 古代の水霊や「わに」と呼ばれた水の怪異/神から、水棲の謎の存…
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人生の中で、好きなことを思ったとおりやれる時間は、意外と短い

最近というほど最近でもないのだが、高齢者の登山中の事故が増えている。 今や「死者/行方不明者の3分の2は60歳以上」というような状況で、道迷いというのも要するに、本当に道に迷っているというよりは、体力不足や判断力の低下から正しい道に戻ることも出来ず、結果として「道に迷った状態になっている」という感じだと思う。 実際に山で…
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鯨料理の専門店に、鯨肉を食べにいく。

霜降り牛肉に見えるだろ? 鯨の尾の身なんだぜ、これ… というわけで鯨を食べに行って来た話。 以前アラスカ先住民の鯨食の本を読んだときに、尻尾のあたりが「イティグルク」と特別な名前で呼ばれていることを知った。 この尾の部分は現地の人たちの間でナルカタック祭(捕鯨祭)やクリスマス、感謝祭など特別なお祭りで振る舞われる肉…
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ナイジェリアの歴史をおさらいしたら、イギリスさんやっぱりぐう畜だった。

あんま知らないジャンルの本でもトライしてみるかなー、ということで読んでみた「物語 ナイジェリアの歴史」。 物語 ナイジェリアの歴史-「アフリカの巨人」の実像 (中公新書) ナイジェリアは西アフリカのギニア湾のあたりにある国で、かつてはイギリスの植民地だった国である。現在もイギリス連邦には参加している。 人口規模…
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岩絵はいいよな…岩絵は…! サウジアラビアの世界遺産、ハーイルの岩絵

正確には、サウジアラビアの北西部にあるハーイル(Ha'il)という地方の岩絵「群」。といっても実はハーイルだけでなくその周辺まで岩絵が広がっている。ナスカの地上絵がナスカだけじゃなく隣接する地域にも広がってるのと似た感じだ。 そのハーイルの岩絵に新しいものが発見されたよ、というニュースが最近流れていた。 3000-y…
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マダガスカル島に人類が到達したのはいつなのか。「最古の遺物」と「生物の大量絶滅」から

地球上に疫病をバラまくゲームで最後まで残りがちな、微妙な位置にあるマダガスカル島。アフリカに近いんだから昔っから人が住んでるだろうと思ってたら実はそうでもないらしい、ということを最近知った。 Researchers confirm timeline of human presence on Madagascar https://…
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研究職の国際就職戦線。「海外で研究者になる」

何で手に取ったのか良く分からないが、たまに変わったジャンルの本も読みたくなる。 というわけで、海外の大学に就職したい研究者むけのハウツー本とも言うべき、こちらを読んでみた。色んな国の事情が出てくるので、もしかすると研究職以外でも海外就職を考えている人には一つの参考になるかもしれない。 海外で研究者になる-就活と仕事事情 (中公新…
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80年代後半~90年代、巨乳における男性と女性の意識乖離と現在の論争の関係

少し前に赤十字の献血ポスターで胸の大きな女性(マンガのキャラクター)が採用され、嫌悪感をあらわにする声の大きな一部女性が切っ掛けとなって、インターネット上でちょっとした論争になっているのを見かけた。 何かにつけて"女性を性的に見ている"と声高に叫ぶ人は限られていて、口さがない人は「糞フェミ」とか「閉経おばさん」とかバカにする。胸の…
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Wベットでアスファルトタイヤを斬りつけながら。実写版「シティーハンター」、おっさんずラブもあるよ

フランスで公開されて動員数168万人、日本でもその再現度の高さから話題になった、フィリップ・ラショー監督のフランス版「シティー・ハンター」実写映画が日本でも公開された。フランスでのリョウ・サエバの名前はニッキー・ラーソン。名前を日本版に合わせて修正しているので上映は吹き替え版のみ。キャスト全員フランス人なのにあまり違和感がないのは、町並…
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AIが「フェイクニュース」を作り出す、もはや動画も信じられない時代に

ここ最近のIT業界のトレンドワードに「ディープ・フェイク」というものがある。 AI関連の用語で、AIが作り出す真実らしく見える動画のこと、さらに最近では付随する偽情報についてもこの用語が使われる。 IT用語 ディープフェイク https://www.sophia-it.com/content/%E3%83%87%E3%82%A…
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エチオピアの小麦はどこへ行った 20年前の本と比べる現在

古代エジプトで栽培されていたエンマーコムギの話を調べていたときに、この本を買った。 そこに、古代の小麦が今も栽培されている国としてエチオピアが紹介されていた。エチオピアの首都アジスアベバのはずれにあるエントット山では小麦畑が作られていて、著者は、谷のあたりに昔ながらのエンマーコムギの畑を見たという。 ムギの民族植物誌―フィールド…
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今年も古代エジプトでクリスマスを祝おう

今年も街中にクリスマスツリーが建つ季節となりました。冬至までちょうどあと1カ月です。 というわけで冬至祭の準備をしなければなりません。 クリスマスはキリスト教徒にはクリスマスって名前の祭りだけど、他教徒には他の名前なのです。もともと冬至付近の祭りを適当に合体させたものがクリスマスの起源なわけで、エジプトマニア的には太陽の輝きが最…
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オーストラリアで大規模な山火事が発生するも、長期で見ると実は森林面積は増えている

アメリカのカリフォルニア州の山火事と、オーストラリア東岸の山火事は、もはやほぼ毎年の風物詩と化している。 そんなに燃えて大丈夫なの? いい加減、山が無くなっちゃわない? と思うかもしれない。が、意外なことに、実はこの二か国、統計で見ると森林面積が増えている上位国に入っている。 ※この統計は5年ごとなので、今のところの最新がこ…
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人類の起源はボツワナ! という研究に対し、わりと容赦ないツッコミが入る

元記事の時点ですでにツッコミ入ってて、うん…ってなったんだよね。 人類の起源はボツワナ北部か、DNA分析で特定=研究チーム https://www.bbc.com/japanese/50231066 "今回の研究には関わっていない英ロンドン自然史博物館のクリス・ストリンガー教授は、現生人類「ホモ・サピエンス」の進化は複雑で…
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飛ばねぇ鳥はただの鳥肉だ!  …それ、エミューさんの前で同じこと言えんの?

鳥は捕食者がいないところでは飛ばなくなることがある。 というか、かつて鳥はすべて空を飛べたはずなので、現在飛ばなくなっている鳥たちは、有力な捕食者がいなくなったあとで飛ぶのをやめたのだと考えられている。飛ばない鳥といえばダチョウやエミュー、絶滅してしまったがドードーなど。ちなみにニワトリは、飛べないふりをしているだけで実は…
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今年もそろそろ登山シーズン終了。雨が…多かったな…。

今年もそろそろ登山シーズン終了です!! 年末が近くなると雪も降るし忙しいし、年内はあと1回行けるかどうか… というわけで、〆に紅葉を見に行って来た。 いい色づき具合! そもそも今年は6-7月に雨が多く、特に7月は台風+週末の荒天で山に行けないまま終了してしまった。 そして10月は大きな台風が…
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縄文から遣唐使の時代まで。「しきしまの大和へ」展に行って来た

古代オリエント博物館で大和やるっていうので、なんか珍しいなと思ってしまった。正倉院にペルシアのものが収蔵されてたりと、オリエントの道は日本までつながっているので、確かに範囲内っちゃ範囲内なのだが。日本国内の歴史に関する展示はあんまりやってなかったような。 とはいえ、やってるからには見ておこう。というわけで行ってみた。 公式 h…
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