テーマ:自分好事

最近「昆虫食」を推して来る人を見かけるのだが、前提として昆虫を家畜化しないと無理だよね

食料事情の改善と絡めて昆虫食の輝かしい未来を語る論調のコラムを何本か読んで、正直「ちょっと浅いな」と思ったので、ツッコミがわりに根本的なことを書いておきたい。 ■現状の昆虫食は「ジビエ」と同じポジションでしかない これは、愛好家だけが食べているとか、珍しい食べ物だとかいう意味よりは、文字通り「野生動物を狩って食べているの…
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そういや栽培イネの歴史にアフリカが抜けてることが多いよな、って気が付いた

アジアでよく食べられている米(作物としてはイネ)の歴史で、作物イネの単一起源説と多起源説というのがあった。 イネは一か所で栽培化されたのか、それとも複数の場所でばらばらに栽培化されたのか、という話で、「最近の研究で単一起源と判った」という記載がされているところがあって、「??」となってしまった。 多分だけど、このへんの研究を見て…
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北米最古の飼い犬の骨の発見と、人類が北米に到達した年代の予測

北米の北西部海岸沿いで1万年以上の前の犬の骨が発見された、というニュースを見つけて、また年代が繰り上がったのかーと思いながら情報を探してみた。これは人によって飼育化された「イヌ」の骨であるため、人間と一緒に北米に入ったとするのが一般的な見方だ。つまり、人間の骨が見つからなくても、イヌの骨が見つかれば、その地域に、その年代にすでに人間がい…
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乙女ゲーを攻略する際に乙女の気持ちでプレイ出来なくなった、という話

乙女ゲームというのは、ギャルゲーの反対で女性むけの作品だと思ってもらいたい。 男性向けのいわゆるギャルゲーでは、魅力的な若い女性キャラが多数出て来て、その中からお気に入りのキャラを選んで絆を結び疑似恋愛していくのに対し、女性向けの乙女ゲーでは、男性キャラが出てくる。そして絆を結べるキャラクターは「攻略対象」と呼ばれる。 ゲー…
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現代的なビールの起源は16世紀から。ホップ使用の歴史と最近の研究

古代エジプトビールの話をしていた時に、ホップの防腐作用を利用したビールは近代のものだと言ったところ、ホップ利用はもっと古くからで8世紀にはもう使われていたはずだ、と反論してくる人がいた。 というわけなので、ビールへのホップ利用について簡単にまとめておこうと思う。 ・ヨーロッパでホップが栽培されていた最古の証拠は確かに8世紀 ・…
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かつて、アラスカと交易をしていた知られざる誰かがいた…北極圏から15世紀ヨーロッパ製ビーズが見つかる

ある業界(?)でわりとインパクトのあるニュースとして受け止められていたこれ。15世紀ごろに作られたヨーロッパ製ビーズが北東アラスカの島嶼から見つかった、というニュース。ビーズはもしかしたらヴェネツィア製かもしれないが、今のところ特定はされていない。ただヨーロッパ製というのはほぼ確実と思われ、15世紀~17世紀頃のいずれかの時代に現地住民…
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エルフの村はよく焼かれるので本気で対策したほうがいい。という話

エルフの村はやたらと焼かれるイメージがある。 実際の数は統計をとっていないので判らないが、体感比でドワーフ村やホビット村の2.5倍は焼かれていると思う。しかもほとんどの場合で村まるごと全焼である。大抵のエルフは魔法使えるくせに対策が出来ていないのではないか。 火をかけられても初期消火さえできればあんなに燃えることはないはずである…
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中国から見つかった「12万年前の現生人類の骨」、物言いがつき1万6千年前に年代修正される

中国で想定より古い人骨が見つかり、「アフリカを出た人類はヨーロッパより先にアジアに到達していたのでは」とか「定説を覆すのでは」とか言われていた件、やっぱり年代訂正入ったね。とにかく成果至上主義、手法さえ間違っていなければ妥当かどうか抜きにして人目につく論文が出せればOKな中国さんでは、こういうのよくあるので、いきなり定説のほうを書き換え…
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イラクに住むクルド人たちの直近の歴史と状況について。「クルド人 国なき民族の年代記」

世界最大の「国なき民族」と言われるクルド人についての、わりと分かりやすい本を見つけたので読んでみた。 この本は主に、イラク側に住むクルド人とクルド人自治区について取材している。ちなみにクルド人が暮らす領域はトルコやイラン、シリア、アルメニアなど近隣の国のあちこちに分散しており、さらにヨーロッパやアメリカなどに亡命・移住した人たちも…
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100年前に見つかった古い歯の検証~ホモ・サピエンスとネアンデルタールの交雑の証拠が新たに見つかる

ちょっと気になる記事を見つけたのでメモ代わりに。 イギリスとフランスの間の海峡にある島で、1900年代初頭に見つかっていた歯の骨を再分析してみたところ、ホモ・サピエンスとネアンデルタールの交雑から数世代しか経っていないと思われるものが見つかった、という研究成果についてのものだ。 これがなぜ気になるかというと、年代が「4万8千年前…
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2xxx年、人類にとって宇宙が当たり前になったら…あの子を探して欲しい…

種の寿命が尽きなければ、人類はいつか宇宙へ出ていくだろう。 これは現時点で確信をもって言える未来である。世の中はその方向に向かって動いているし、実際、宇宙へ出て行かなければ、地球上の限りある面積や資源では種としての繁栄を続けていけそうにない。 そうなった未来、かつては最先端だった様々な「遺物」が博物館に並び、かつての宇宙への…
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ロンドンの自然史博物館に保存されていた「謎のカミキリムシ」、古代に絶滅した種と判明する

1970年代に寄贈されたものの種が特定できず、謎のままだったカミキリムシの標本、まさかの4,000年前のものだったことが判明。 昆虫標本っていうか実は「昆虫ミイラ」でした! …いや、こんなこと…あるんだ…。 Perfectly preserved 4,000-year-old beetles uncovered https:/…
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無限に時間が吸い取られていく。「リアルサイズ古生物図鑑」

本屋でパラッ…としたらそのまま時間が吸い取られていったので諦めて買って来た。 かつて地球上に生きていた生き物たちが、もしも絶滅せずに現代に生きていたら? というのを再現CGで現代の風景に取り込んでいる。それだけならありふれていそうだが、シチュエーションのチョイスがとてもいい。全般的にやさしいせかい。弱肉強食しない。ダイアーウルフは…
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東チベットの秘境について語る本、「天空の聖域ラルンガル」

なぜか旅行コーナーにあったのだが、著者はフィールドワーク(学問)のつもりらしい。旅とフィールドワークは別物なので、両方混ぜちゃダメだろ…とは思うが、まあそこは置いておく。これはチベット自治区の外、四川省の外れにある、ラルンガルという仏教学院を取材した記録である。旅行記として読むべきか、民俗学や歴史のジャンルで読むべきかは確かに微妙な内容…
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「人間のように見える猫」、SNSとかでは人気だけど多分マズいやつだと思う。

人間のようにソファで寝てたり、二本脚で立ったりと、人間のようにふるまう猫の写真や動画はしょっちゅう出回っていて人気なのだが、あれって実はだいぶマズいのでは…? という話をしたい。 何がマズいかというと、猫が 本来の猫として振る舞うべき行動 を忘れかけているのではないかと思うからだ。 動物というものは、基本的に親や仲間の動きを…
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またですか。飼い犬の起源はきっとシベリア! 的な説が出る。

ここ数年はわりと大人しいかなーと思ってたけど、なるほど? シベリア起源? 2万3前年前にシベリアで飼いならされた犬が全ての犬の起源になるのでは、というのが今回の説らしい。 Ice age Siberian hunters may have domesticated dogs 23,000 years ago シベリ…
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マヤの「薬壷」からタバコに混ぜた花の成分が検出される。これってフレーバー煙草なのでは

ユカタン半島で発見されたマヤの薬壷の中から、タバコに混ぜたメキシコ産マリーゴールドの成分が検出されたという話。 これの何がすごいかというと、かつてはカフェインとかニコチンとかの特定の成分しか検出出来なかったものが、最新の技術によって混ぜられた植物をピンポイントで特定できるようになっているということだ。 マヤでは同様の小さな薬壷の…
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イネの「分けつ」という言葉 ~分"げつ"と分"けつ"のどちらが正しいのか、という話。

分けつ、とは、イネ科の植物が横に横に葉っぱを増やしていくことを指す。 農水省のページでも「分けつ」と「分げつ」を使ってるところがあって、どっちが正しいんだ論争みたいなのがあるらしいことに気づいたんだけど、結論から言うと  元の漢字の読み方は分「げつ」  だけど今の農家の人は実際には分「けつ」と言っている 元の漢字は「分蘖…
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幻のロバ、アドベスラを追うフィールドワーク「野生馬を追う」

タイトルは「馬」で章立ても馬が起点となっているが、本題というかメインとなっているのはロバ。それも、インドに住むインドノロバと、飼育ロバとの間の第一世代交雑種である「アドベスラ」がメインになっている。今でこそインドについての本にたまに出て来るこの名前だが、現地での呼び名であるこの言葉を探り当てたのは、どうやらこの本の著者らしい。つまり本の…
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【悲報】巨大狼、逝く(※1万3前年前に絶滅はしている) ダイアーウルフ、実は狼では無かったらしい

北米大陸の覇者、氷河期のイラストによく出て来るあの巨大狼ダイアーウルフ、実は狼じゃなかったらしいことが部分的に採取されたDNAから判明した、という研究。そもそも狼ともコヨーテとも犬とも全然違っており、少なくとも「イヌ属」ではないことまでは確からしい。えっ…マジで。 The legendary dire wolf may not h…
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目まぐるしく変わる恐竜学の姿「愛しのブロントサウルス」

タイトルでホイホイされて手に取ってみたわけだが…。 ブロントサウルス、とは、かつてティラノサウルスやトリケラトプスなどと同じくらい人気のあった、代表的な恐竜である。首が長くて体がでっかい。たぶん一回は見たことあるはず。 brontosaurus.webp しかし、かつてキッズをワクワクさせたこの恐竜は一度"絶滅"した。アパ…
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写真がひたすら緑色。ギアナ高地と秘境の穴

ギアナ高地にも穴は…あるんだよなゴクリ(※下手に降りると登って来られない) 図書館でウロウロしてたら何故か写真集コーナーにあったこれ。2003年にNHKのNスペで放映された番組の本らしい。 ギアナ高地巨大穴の謎に迫る (NHKスペシャル) - 早川 正宏, チャールズ・ブリュワー=カリアス 番組を作ることになった裏話や、…
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いつか人類が宇宙に行く日… 日本人はきっと、相変わらず風呂を求めるはず。

南極探検の話の本を読んでいたら、越冬隊がマイナス20度の南極で雪に掘った穴にビニールを敷いて、露天風呂をしてキャッキャウフフしていた。露天風呂から見えるオーロラは最高だったそうだ。 …いみが わからない いや、判るんだけど、わざわざマイナス20度の「露店」風呂をする意味があるのだろうか…。 南極では水は無い(全部凍っている…
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一体何が起きてるんだよ…。セルビア税関、大量の古代遺物を押収する

またえっらい大量に出て来たな…という感じの。 セルビア税関が、お隣ルーマニアとの国境で古代遺物満載のトラックを発見。表向きは「寄木細工」の輸送、となっていたものの、実際には盗掘されたらしい遺物の密輸だった。というもの。写真を見ると、正教系の十字架が多い…。青銅器時代、ビザンツ時代、中世、さらに古代スラブ人やケルト人の遺物まで入っている…
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コロナ対策での各国の対応がバラバラなのは、実は生物として正しい…という話。

せいぞーん せんりゃーく! というのは置いといて、昨年は年明け早々に「中国で新型肺炎が発生」というニュースから始まった。そしてあれよという間に問題のウィルスは全世界に広がり、多数の死者を出しつつ今に至る。対策は判っているのに実行できない。情報はあるのに理解できない人も多い。グローバリゼーョンとか言われつつ各国の対応はバラ…
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イスラエル海岸線から古代の大津波の痕跡が見つかる。もしかして湾岸の遺跡は津波で一掃されたかも?

tunamiは日本語から英語に借用され、今や世界中で通じる単語の一つである。 なので「Paleo-Tsunami」はそのまんま「古代の津波」と読んでいい。いきなり日本語入るとちょっと「ん??」ってなるけどね。 Evidence For A Massive Paleo-Tsunami At Ancient Tel Dor, Isr…
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北海の水没した古代の居住区から、人間の骨で作られた道具が見つかる。

約11,000年前、氷河期が終わる以前に陸だった場所から漂着したと思われる古い道具類の中から、人間の骨で出来た武器が見つかった、という話。人間の骨はあまり強度が高くないので実用的な武器としては使いづらいはずなのに、なぜ素材として採用したのかは謎。 ちなみに、なぜ発掘ではなく漂着かというと、ここは日本の近くで言うとベーリング海峡の陸…
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アヌビス神のモデルはキンイロジャッカルでは無かった…そもそもアフリカにいるのはキンイロジャッカルではなかった件

キンイロジャッカルといえば、古代エジプトの神アヌビス神のモデルではないかとされていたイヌ科の動物。 それが詳しく調べてみたら、実はアフリカにいるのはキンイロジャッカルではなく、別の種だったというお話である。 アフリカのキンイロジャッカル、実は新種のオオカミだった https://www.cnn.co.jp/fringe/350…
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そろそろ皆忘れている頃だろう「学術会議」の問題点: 政府に提言出来る立場に就くならば、政権批判は「してはいけない」。

" 政府に提言出来る立場に就くならば、政権批判は「してはいけない」。" これが大前提である。 こういうことを言うと、「政府を批判してはいけないのか! 学問の自由を侵害している!」とか噴き上がる人もいるだろうが、よく前提を読んでもらいたい。 政府に提言出来る立場に就くならば、その政府の存在そのものや、政府の出してきた案を根本…
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最近発見された「謎の遺跡」と未知の古代文明について集めてみたぞ。

この地球上には、まだ未知なる文明や文化圏が、知られざる歴史が埋もれている。 最近になってようやく発見されたものの、どういう勢力がいつ作ったのかもよく判らない遺跡も沢山ある。 今回は、そのうちの幾つかを紹介してみたい。どれも今後の調査が気になるものばかりだ。 ●ペルー南部にある「地上絵」 https://55096962.…
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