テーマ:自分好事

蛮族のための井戸制圧マニュアル ~毒を投入される前に~

この記事は、元々「蛮族が井戸に毒を入れること」を想定して資料を集めていた。しかし、検討しているうちに急遽、方針変更したものになります。 ある街で戦争に関連して井戸に毒が入れられる場合、攻める側が「相手の戦力を減らすために井戸に毒を入れる」場合と、守る側が撤退前に「嫌がらせとして井戸を使えなくするために毒を入れる」という場合の二通り…
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キッズの心をわしづかみ。美麗CGで追う変わる恐竜の世界の常識

恐竜ガチ勢には遠く及ばないものの、基本的な話題くらいはそれなりに追っておこうと最近出た恐竜の本をちょっと手に取ってみた。 すーぱーびじゅあるさいげん! なんだか軽い感じのノリだが中身はとても分かりやすいし何より見ていてワクワクする、これとても大事。恐竜といえばワクワクが8割。キッズの心を失くしては恐竜は楽しめない…! スーパービ…
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イラン中部の謎の岩絵の答え合わせ カマキリ男…?

正確には「カマキリのような特徴をもつ人間」と思われる、とのことだ。このロックアートは、イラン中部のホメイン郡の Teymareh で2017年~2018年に見つかっていた岩絵のうちの一つ。何を現しているのか分からないままだったのだが、学者さんの回答が出たようだ。 この岩絵、大きさは14cmとそう大きくない。見つかった当時は…
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貝塚ならぬマンモス塚。北の人類、大地に獲物の骨の山を築く

シベリアで見つかった「マンモス塚」の記事を見つけて、骨の山すげぇな…! ってなったのでついでにメモ。家のような構造物になっているが、これは家と言うより獲物の集積場のような場所だったと考えられている。時代的には25,000年前くらい。氷河期だ。 Oldest Circular Structure Discovered – and …
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日本の山は美しい。今年は海外には行けそうにないので国内を巡回することにした

コロナ騒ぎでどこにも行けない現状、今年の春~夏はもうムリ、秋シーズンも怪しいとあきらめて、国内路線に振り切りました。 国内でも行きたいところや行けるところは山ほどあるんですよね。何しろ山ばっかりですからね日本。 というわけで、日本の山の良さについて語りたいと思います(`・ω・´) 地元の山の美しさをあまり知らない人…
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ツタンカーメン「博物館は閉鎖して消毒中だ、家に帰れ」エジプトさん、ついに非常時モードに

ナイル川クルーズでコロナ感染者を大量に出していたエジプトさん、ついに観光客をシャットアウト、3/23から2週刊、観光地は全て封鎖するらしい。 観光立国で観光からの外貨獲得にかなりの割合を頼っているので、 観光が停止=収入が減る(大ピンチ) という事情があるにせよ、そう長いこと載ってるわけでもないクルーズ船であれだけ感染者を出しまくって…
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シルクロードとは何か、という問いかけ「オアシス国家とキャラヴァン交易」

シルクロードとはユーラシア大陸を東西に結ぶ一大貿易路である、ということは、多くの人が知っていると思う。もうちょっと詳しい人なら陸路と海路がある、とか、運ばれたものはシルクに限らないとか、命名したのはドイツ人だとかも知っているかもしれない。 しかし、そうした概要とは裏腹に、「実体」というべきものがあまり知られていない――というのが、…
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【牛まみれ】古代マヤの「失われた王国」Sak Tz'i' の首都と思しき遺跡、メキシコで確定される

発音出来ねぇぞSak Tz'i' …! というわけで日本語の資料を辿ってみたら「サク・ツィ」というカタカナが充てられていた。意味は「白い犬」。マヤの都市国家の一つで、ピエドラス・ネグラスの勢力圏にあり、かねてより近隣他国の碑文で存在は知られていた。しかし首都の位置が分かっていなかった。 それが今回、流行りのLiDAR技術によって…
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イナゴの群れは夏には中国に到達! というクソみたいなデマが流されるので、もう少しバッタについて説明する

ヤフーニュースでデマを流したアホタレがいたのでカチンときて、一周回ったあと笑顔で「うん、よし、ならもうちょっと書き足しておくか!!」って思ったので書いておく。 【以下は事実誤認を含む要注意記事です】 コロナに続くもう一つの危機――アフリカからのバッタ巨大群襲来 https://news.yahoo.co.jp/byline/m…
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バーレーンの「コーラン館」、コーランばっかり集めたコアな博物館

聖書博物館はアメリカ(熱心なクリスチャン国家)にあるからコーランの博物館はサウジアラビアあたりにあるんかな、と思ってたらバーレーンにあった。 面白そうなのでメモしておく。 https://4travel.jp/overseas/area/middle_east/bahrain/manama/kankospot/10421…
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コロナ騒ぎで「排泄物からもウィルスが!」と騒がれているが、…それ、古代人のうんちでよく研究されてるアレだよね?

最近話題のコロナで、「感染した人の排泄物からもウィルスが! 便で感染するかも!」みたいな感じで騒がれているのを見て、「…いや、それ古代人の排泄物でよく研究されてるアレでしょ?」と思った中の人ですよ。 排泄物に含まれるウィルスは、特定の塩基配列がありさえすればウィルスと判定されるもんなので、 生きてるか死んでるかの判断はされない で…
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海外ゲーの日本語化Modに出てくる、あまり適切ではない翻訳あるある/フリントとは何か

先日プレイした、石器時代から文明を築くゲーム「Dawn of Man」。 https://55096962.at.webry.info/202002/article_1.html 中の人は英語力底辺だが、ゲーム用語くらいならなんとか分かるのでいつも原語のままプレイしている。 …ので、日本語化パッチを当ててプレイした人と話が食い…
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コロナウィルス対策のうがい・手洗いはインフルエンザ流行防止の役にたったのか、データから推測してみる

タイトルのとおり、「コロナウィルス対策のうがい・手洗いはインフルエンザ流行防止の役にたったのか」という話である。 今年のインフルエンザの流行は、昨年爆発的に流行していたにもかかわらず、年が明けてからは低調なまま、ここ10年で最低ラインのままシーズンを終えようとしている。 これには、年明けから報道が流されはじめた新型コロナウィルス…
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イナゴの群れが中国に到達! というクソみたいなデマが流れていたので、バッタの進行の見方を解説する

まとめサイトや東スポなどが「サバクトビバッタの大群が中国へ!」というどうしようもないデマを流していて、えぇ…マジかよ…と頭を抱えたバッタウォッチャーの中の人ですこんばんは。 いや、冗談抜きに、人知れずもう10年くらい毎年春の時期になるとサバクトビバッタの発生をウォッチしてますからね。 え、何でそんなヒマなことしてるのかって? …
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トバ火山大噴火のその後の議論 インド亜大陸の人類は滅びたか、生き残ったか

トバ火山とは、インドネシアのスマトラ島にある火山。7万4千年前あたりに大噴火を起こし、当時そのあたりに進出してきていた人類をいったん全滅させたと考えられてきた。(これを「トバ・カタストロフ」と呼ぶ) しかし、最近の発見から、定説と化していたこの考え方に疑問符が付き始めている。噴火直後の地層から、石器が見つかりはじめているからだ。 …
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大英博物館収蔵品エルギン・マーブルは、EU離脱後の政治の駆け引きの道具になるかどうか

エルギン・マーブルとは、かつてギリシャのパルテノン神殿の外壁を飾っていたレリーフのこと。 19世紀にイギリスのエルギン伯爵というえらい人がこそっとイギリスに持ち帰り、現在は大英博物館に収蔵されている。この持ち出しは現在では不法なものだったと認識されている場合が多く、ギリシャも何十年にも渡ってイギリスに返還を求めてきた。かつては、「大英…
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「大陸の屋根」からの手紙 ようやく届くの巻

チベットから送った絵ハガキがようやく届いたぞ。。。 投函 →2020/01/01 (local date) 到着 →2020/02/21 (local date) なんか以外に時間かかった。あと、はがきが微妙に傷んでいたのも…。。 今回はコロナ関連で郵便が滞ってた関係もあったんだと思うので、日数測るという…
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何が起きたのか全然分からない。何かいい話だったっぽいけど理解が追い付かない。「海王ダンテ」エジプト編

最初のほうしか知らなかった「海王ダンテ」というマンガのエジプト編が凄いことになってるから是非読めと友人に強プッシュされたので読んでみました。 えー… えーー… 考えるな。感じろ!! なんか説明しようかと思ったけど説明の語彙も思いつかないくらいに色々うん、なんだ、まあ、色々です。 …
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水が無ければ、都市は作れじ。人はいかにして水を利したか「渇きの考古学」

日本は、世界的に見ても水に恵まれた地理環境である。日本に住んでいると、水不足は滅多に無く、水道をひねればいつでも水は使いたい放題だ。お風呂だって毎日入れる。降水量は世界平均の2倍ある。しかしそれでも、都市に集中して人が住めば、水不足は起こりうる。いくら雨が降ろうとも、水を貯めるダムや、周辺から都市に水を引き入れる水道が無ければ、その水を…
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マダガスカル島への哺乳類の移住方法とは/人間とそれ以外

マダガスカル島は、「人類最後のフロンティア」と言われてきた島である。イースター島と同じく、わりと最近まで人が定住していなかったと考えられていたからだ。定住の証拠は古く見積もっても1,000年前からだとされてきた。 また、現在の定住者たちの祖先はミトコンドリアDNAや言語の分析から、南アジアから到達したオーストロネシア語族だと判って…
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気候変動の時代チバニアン、その研究成果を探してみた

少し前に、登録するのされないのでモメた「チバニアン(千葉時代)」。 これは約77万年前に地磁気(N極・S極)が最後に逆転した時代のことで、千葉にある地層が代表例として登録されるので、時代の名前もチバニアンになったという話なのだが、調べてみるとこの時代、けっこうハードであった。 めちゃくちゃ気候変動してるんである。 気候の激…
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ディズニーチケットが値上がりして、ついにペトラ遺跡を抜く。

ディズニー好きの人が、ディズニーチケットが4月から値上がりするんだよと騒いでいた。なんでも4月から¥8,200 になるらしい。 年々値上がりしているもののついにここまで来たかという感じ。我々庶民には手の届かぬ国になり申した… だがしかし、一生に一度の感覚で行く遺跡なら、別にこの値段でも行くに決まっている。 というか、世界の有名…
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現代アフリカ人にまじるネアンデルタール人のDNAはヨーロッパ由来。という研究結果が出る

前提として、現在の主流説ではホモ・サピエンスはアフリカを出たあとにネアンデルタールやデニソワ人と混血したとされている。 彼ら先行の人類がアフリカを出ていったあと、最後にアフリカを出発したのがホモ・サピエンスだったからだ。 つまりアフリカのホモ・サピエンスは混血していない、…のではないかと思われていたのだが、実際は現代のアフリカ人には…
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そろそろ会期が終わってしまうので。「ザ・アール・サーニ・コレクション」展に行って来た。

上野の国立博物館、常設展の一部で同時開催の「ザ・アール・サーニ・コレクション」展にいってきた。滅多に表に出てこない個人コレクション のイベント。集めた人はカタールの王族で、シェイク・ハマド・ビン・アブドラ・アール・サーニという人。湾岸諸国のコレクターのコレクションを見るのは初めてだったが、収集の仕方が西洋のコレクターとだいたい一緒なの…
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人類の歴史を早送りで体験。「Dawn of Man」

steamでオススメされたゲーム「Dawn of Man」をやってみた。 このゲームは、だいたい12,000年前くらいからスタートして、中世まで人類の歴史を発展させていくサバイバルゲームである。 え? 村づくりゲーじゃないのかって? やる前は私もそう思っていたけど実際は、厳しい大自然や襲撃してくる流れ者と戦いながら生き抜くゲームです…
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色々あって面倒なことに…「渤海国とは何か」

渤海国とは、日本のすぐ近く、中国大陸の中国とロシアの間くらいにかつて存在した国のこと。日本でいうと いや教科書にも載ってるんだから今更だろ? 概要くらいみんな知ってるだろ? と言いたくなるところだが、この本の主題の一つが「日本・中国・韓国それぞれから見た渤海国の歴史理解が違う」という話である。 渤海国とは何か (歴史文化ライブラ…
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世界三大高地と人類の高地順応~高地の人々の高度順応戦略とその代償

世界には、標高が高いところに暮らす人々が数多くいる。 世界の三大高地、エチオピア高地、チベット高地、アンデス高地。実はそれぞれに暮らす人たちには、高地に適応した遺伝子の変異が見られる。しかも調べていくと、その変異、生存戦略の方法は、それぞれに異なっていることが分かって来た。 まず前提として、血液の中にあり、酸素と結合して体内の細…
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Nスペ「アイアンロード」を見てみた。鉄の東方への伝播としてはよくまとまってる感じ

わりと評判良かったみたいなので、アイアンロード~知られざる古代文明の道 を見てみた。 1時間枠でまとめるには無難なつくりで、映像は相変わらず綺麗。 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586175/index.html 「シルクロードより古い東西の道」という触れ込みだが、扱…
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古代エジプト十の災い リアルにイナゴが攻めてきたら起きることって…

昨年末からのサバクトビバッタ大量発生により、東アフリカの作物が壊滅状態に…。 エチオピアは25年ぶりの大発生、隣のケニアは70年ぶりの惨状、ソマリアは紛争状態の場所に殺虫剤を撒くためのヘリを飛ばせなくて手作業で駆除しようとするという絶望的な状況の中、群れはついに紅海沿いにエジプトにも進軍しはじめている。 Locusts: UN …
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チベット高地と人類の高地順応~高地の人々はいつから高地に適応したのか

昨年は、エチオピア北部、チベット高地と、やたら高いところばかり回って来た。 エチオピアは全然余裕だったが、チベットはさすがにキツかった。ていうか、どうも3,000mと4,500mがそれぞれ壁になっていて、3,000mを越えると「体が重い」、4,500mを越えると「息するのに必死」という感じ。これは人によるというよりは、おそらく日本人の…
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