テーマ:自分好事

張騫が見た蜀の品と、道なきもう一つのシルクロード「西南シルクロードは密林に消える」

少し前に調べていたこと 「シルクロードを最初に辿った人間は誰なのか」。遡ってみると辿り着く先は https://55096962.at.webry.info/202104/article_14.html シルクロード、といえば、だいたいが草原の真ん中を突っ切るルートと、海上のルートが想定される。しかし実際には、それよりも古…
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サウジアラビアの謎の「地上絵」のうち、長方形のものについて続報が出たぞ! というわけで

まずは前回の記事のおさらいから。 サウジアラビアの「謎の地上絵」、その後の続報もないのでまとめておくことにした https://55096962.at.webry.info/202006/article_14.html この時点では「長方形」のものは上空から見ると門のように見えるため「ゲート」の通称で呼ばれることもあったの…
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最近流行り(?)のミニマリスト、ご先祖様の生活なのではという気がしている

ミニマリスト、要するにミニマムな生活用品しか持たずに暮らすライフスタイルを積極的に選んでいる人たちのことである。 詳しくは適当にググるとかしてほしいのだが、「無くていいものは持たない」「壁にモノ飾ったりしない」「最低限のモノだけで暮らす」という感じの生き方だ。 お金があって何でも買える裕福層から始まったスタイルとのことで、なるほ…
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緊急事態宣言で県境の山小屋が面白いことになっていた

コロナ感染拡大により、東京都が緊急事態宣言入り。酒の提供禁止。温泉や山小屋も東京側は臨時休業が相次ぎ、登山口の駐車場が封鎖されるなど、GWの春山登山を計画していた登山部の活動にも影響が…。 知ってる人は知ってのとおり、山の尾根上って県境であることが多いんですよね。 分かりやすいところだと、高尾山の奥に続く奥高尾の縦走コースは東京…
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沈没船がないのに沈没船の気配が見える…北アメリカ/ニューイングランドで発見された銀のコイン

北アメリカはニューイングランドの、植民地時代の地層から見つかった銀のコインは、かつてイギリス私掠が紅海でムガール帝国の船から奪ったものかもしれない。という、なかなか面白そうな記事があったのでメモがわりに。私掠海賊のその後という意味でも、大航海時代ファンには興味深い内容かもしれない。 https://www.livescie…
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幼少のみぎりに影響を受けた児童文学がほぼ別物になって帰って来た…

ナルニア国物語の新訳が出ているようなのでちょっと見てみたのだけれど、まず表紙からめちゃくちゃ今時になってて 「えっ…と?」 みたいな感じで戸惑いを隠せない中の人。 う、うん。 新訳 ナルニア国物語1 ライオンと魔女と洋服だんす (角川文庫) - C・S・ルイス, 河合 祥一郎 なんかこう、うん。うちにあるやつと全然違う…
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イスラームの宗派あれこれ。実はイスラムじゃないけどそう名乗ってる人たちもいるんだよっていう話

キリスト教といえばカトリックとプロテスタントと正教系、イスラム教といえばシーア派とスンニ派、くらいの派閥は認識されていると思うのだが、多分そのへんで止まっている人は多いと思う。仏教のように細かい宗派の違いなんて無いだろうと思われているかもしれない。 しかし実際のところ、一神教も実に様々な宗派があり、地元でローカライズされていること…
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とっても面白い。外来植物の持ち込みで日本のカブトムシの行動パターンが変わるという研究

こういうの大好きなんだ… 外来植物がカブトムシの活動リズムを変化させる(プレスリリース) https://research-er.jp/articles/view/98528 カブトムシといえば夜行性の昆虫。成虫は主にクヌギなどの樹液を食料にしている。 中の人の家は夏になると近所の公園からカブトムシが飛来するが、…
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ただよう不穏と底抜けの明るさ「アヘン王国潜入記」

移動中、読む本ないかなとkindleでぽちぽちやっていたらオススメに出て来たので、とりあえずポチって読み始めた本。 最近はそんな風にして出会うものもある。 【カラー版】アヘン王国潜入記 (集英社文庫) - 高野秀行 この本は、1990年代後半にミャンマー北部の「ワ州」、アヘン製造のゴールデン・トライアングルの中心と言われた…
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タイタニックに乗船していた唯一の日本人と、その後の物語。

沈没したタイタニック号が発見された頃、ブームに乗って色んな本が出たりしていたと思う。 ナショジオでもさかんに特集していたのを覚えている。その時、タイタニック唯一の日本人乗客で、生存者でもある細野氏についての記事があった。これは、その当時の記事からの切り抜きだ。船にそなえつけだった便箋に書かれた手記である。 もとは家族に出…
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「シルクロードを最初に辿った人間は誰なのか」。遡ってみると辿り着く先は

中国史の中に、張騫という人がいる。 前漢の高官で、匈奴を牽制するために強度支配地域を飛び越えて、現在のウズベキスタンにあたる大月氏の領域まで遠征した人物だ。 シルクロードの歴史の始まりは、この人物の往復をもって語られ始めることが多い。この時の征西によって漢に持ち帰られた情報が、のちのオフィシャルな交易路の成立へ繋がっていくと考え…
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「ウマが居ないのなら、カリブーを食べればいいじゃない。」氷河期のハイイロオオカミの生存戦略

大型の肉食獣たちが滅びていった氷河期末期、それでも生き残った獣たちはどうやっていたのか。 現代まで生き残るハイイロオオカミの、古代の骨を分析して、かつての食生活を確認してみたところ、更新世(約1万年前)まではウマを主食にしていて、その後、カリブーやヘラジカを主食とするように転向した可能性があるのだそうだ。 Shift in …
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「君が代」はどうやって国歌になったのか。→「なんか気が付いたらこれになってた」という話

うちの国の国歌は、みんな知ってる「君が代」である。 この歌について、「君が代」は君主である天皇の世という意味だから民主主義に反すると言い張ったり、戦中に歌われていたから歌いたくないと主張したり、なんかめんどくさい人たちもいるのだが、この場合の「君」は呼びかけの言葉であって、天皇のことを意味しているわけではない。 …と、いうよ…
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ナショナル・ジオグラフィック誌の20年。写真雑誌はこの先、生き残れるのだろうか

ずっと購読していたナショジオ誌も、さすがに20年になると240冊、そろそろ置くところもなくなってきたし床重量もヤバい。 今はデジタル版でバックナンバーも読めるし最近のやつは処分するかな…と思ってちょっと見ていたら、昔に比べて雑誌がやたら薄くなっていることに気づいてしまった。 2010年あたりを境に、2/3くらいの厚さになっている…
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やっぱり荒れた北アイルランド。相次ぐ暴動と特殊な経済圏の設定

ここのところ、北アイルランドのベルファストが騒がしい。 悪い予感が当たっちゃったなあ…という感じではあるのだが、事前に予測していた、北アイルランド独立派ではなく、反対の北アイルランドはイギリス領だ派が暴れているようなのである。どうしてそうなったのかというと、イギリスさんがEU離脱時に結んだ協定と関係しているのだが… その情報…
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春の山と鳥の声。野鳥の声で鳥を検索できるサイトが素晴らしかった…

春山の! 季節! 今年も 登 山 シ ー ズ ン だぁぁ 過重労働でヘタりきった魂は山で癒さねばなりませぬ。 というわけで これですよこれ! 去年はGW明けまで緊急事態宣言と自粛で春山に行けなかった…ツツジもヤマザクラもスミレも見られなかった… いまじぶんの山は、1200mくらいから上はまだ冬。地面はパリ…
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曜変だけじゃない、天目茶碗の歴史と魅力「天目 てのひらの中の宇宙」

タイトルかっこよかったのと、表紙の写真がきれいだったんで手に取ってみた本。 大判なので写真も大きくて写真集としてもいいかんじ。茶器とか陶器好きな人はきっと気に入るはず。 天目 てのひらの宇宙 (別冊『炎芸術』) 「天目茶碗」とは、現代では喫茶用の黒釉(こくゆう)碗全般を指す言葉で、元々は中国の天目山に由来する名前。かつて中…
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ベネズエラ経済が破綻に至るまでの20年。「ベネズエラ―溶解する民主主義、破綻する経済―」

かつてアメリカよりも豊かといわれ、世界最大の原油埋蔵量を誇るベネズエラ経済がなぜ崩壊し、GDPが半減どころじゃない状態に陥ってしまったのか。これは、そんな事情を詳しく説明した本である。 ベネズエラ-溶解する民主主義、破綻する経済 (中公選書 115) - 坂口 安紀 経済よりの本かなーと思って読んでみたら、序盤はベネズエラと…
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博物館でお花見を。一年半ぶりくらいに東京国立博物館に行って来た

去年はコロナで中止になり見られなかったトーハクの桜。 今年も入場数制限などはありつつ、予約して朝イチで散りぎわの桜を見に行って来た。 雪のように舞う花びら、一面桜色の地面。美しい… やはり桜は散り際が最高に美しい。 博物館本体では、桜に関連した展示物を常設展のあちこちに散りばめて展示してある。 今しか見られない…
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サブスク時代の学術論文の探し方と、大量にありすぎて読み切れない。という話

サブスク=サブスクリプションとは、たぶん10年くらい前から一般的になり始めた概念で、概念的には「定額レンタル」に近い。身近なところだと、アマゾンプライムに登録しておくと、定額で本やマンガ、映画などが見放題できる。たとえば、特定作品のDVDをお金払って買うのではなく、月々いくらのお金を払っておけば大量の選択肢の中から自分の時間の許す限り何…
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ツカツクリという鳥の作る巣と恐竜の卵 ~その記憶は、はるか昔から受け継がれていたかもしれない。

ニューカレドニア島には、塚のように見える謎の遺跡があった。 中心部にコンクリ状になった物質のある明らかに何者かが作った柱のような構造で、ただし旧石器時代の人類が作ったものにしては古すぎる、というのでかつて謎と言われていたものらしい。 実はそれは、今は既に絶滅してしまったツカツクリという鳥がかつて作った「塚」だったことが判明したの…
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「世界で最初に銅器を生産しはじめたのは北米インディオ」という現実。(おそらく今後は定説化するはず)

金属器の生産技術の歴史ってユーラシア大陸中心で語られるのがほとんど全部なんだけど、実は世界で最初に銅器の生産技術を手にしたのはどうやら北米インディオ、ということになりそう。(北米先住民の中でも、エスキモー諸部族を除くいわゆる"インディオ"がここでの対象) Ancient Native Americans were among th…
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【人類vsバッタ軍】IT活用でのバッタ追跡システムが良く出来てる。やれば出来るぞ人類

人間って追い詰められるとテクノロジーが進化する生物なんだよなって、シミジミ思うんですよ。 昨年騒がれていたサバクトビバッタの大発生、あれからどーなったかってまだ発生は続いてるんですが、だいぶ範囲は絞られてきた模様。 そして数十年ぶりの大発生によって、人類はバッタ迎撃システムを次々開発してこの数年で一気に進化してきてます。 …
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海外の「ブルカ禁止」にまつわる、最初に知っておくべきこと。

ここのところ、色んな国でイスラム教の「ブルカ禁止」という法律が成立しつつある。 これに対して、治安上仕方がない、とか、女性を抑圧するような決まり事は無くしたほうがいい、という声もある一方、宗教の自由があるのだから考慮されるべきだという声や、イスラム教に対する冒とくではないのか、といった声もある。 しかしその議論をする前に、まずは基本…
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人は何にエロスを感じるのか。古代人の「ヴィーナス」の変遷と現代の進化について

少し前にこんな実験があった。 ランダムに組み合わされていく色と形の中から、少しでもエロスを感じるほうを選択していくうちに、だんだんエッチなものの定義が固まってゆく、という実験だ。 「遺伝的アルゴリズム」でエッチな画像を作る紳士的実験が注目集める 抽象的な図形が学習の末におっぱいへ進化 https://nlab.itmedia.…
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中央アジアで生まれた記号「タムガ」についての覚書き

ちょっとアジアの遊牧民の遺跡を調べていたら、「石にタムガが刻まれているものがある」という記述が出て来て、なんぞやと思ってちょっと調べてみた。これは個人や家系などを示すシンボルのことで、現在でも遊牧民が家畜の所有権を示すために家畜の耳に刻んだり、身体につける焼き印としていたりするらしい。 起源についてははっきりしていないが、今のとこ…
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最近「昆虫食」を推して来る人を見かけるのだが、前提として昆虫を家畜化しないと無理だよね

食料事情の改善と絡めて昆虫食の輝かしい未来を語る論調のコラムを何本か読んで、正直「ちょっと浅いな」と思ったので、ツッコミがわりに根本的なことを書いておきたい。 ■現状の昆虫食は「ジビエ」と同じポジションでしかない これは、愛好家だけが食べているとか、珍しい食べ物だとかいう意味よりは、文字通り「野生動物を狩って食べているの…
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そういや栽培イネの歴史にアフリカが抜けてることが多いよな、って気が付いた

アジアでよく食べられている米(作物としてはイネ)の歴史で、作物イネの単一起源説と多起源説というのがあった。 イネは一か所で栽培化されたのか、それとも複数の場所でばらばらに栽培化されたのか、という話で、「最近の研究で単一起源と判った」という記載がされているところがあって、「??」となってしまった。 多分だけど、このへんの研究を見て…
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北米最古の飼い犬の骨の発見と、人類が北米に到達した年代の予測

北米の北西部海岸沿いで1万年以上の前の犬の骨が発見された、というニュースを見つけて、また年代が繰り上がったのかーと思いながら情報を探してみた。これは人によって飼育化された「イヌ」の骨であるため、人間と一緒に北米に入ったとするのが一般的な見方だ。つまり、人間の骨が見つからなくても、イヌの骨が見つかれば、その地域に、その年代にすでに人間がい…
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