テーマ:自分好事

飼育馬の起源地、アナトリア説も否定されさらに分からなくなる

【ここまでの研究の流れをおおまかに】 *自分が追えてる分だけなので、抜けているものはあるかも (1)ボタイ遺跡、デレイフカ遺跡から馬の骨が沢山出土。飼育馬の最古の例として有力視される (2)デレイフカ遺跡の骨の年代に誤りがあったことが判明、実はスキタイ時代だった →説として消滅 (3)ボタイ遺跡の3,000年前のものは有力…
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騎馬民族の中でもあんまり情報の出てこない「大月氏」の資料とか

スキタイとかフンとか匈奴はちょくちょく本を見かけるけど、そういや大月氏って本見たの初めてだな…というわけでちょっと読んでみた。 匈奴や漢の話してる本でいつも西の端っこのほうに書かれてる、ちょっと切ない感じの騎馬民族。アジア系では、と大雑把に言われるけれど、アジアのどのへんがルーツなのかなど詳細が不明なのだが、この本ではある程度は自説に…
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フランスで破壊されたマグダラのマリア像、実はめちゃくちゃ伝統に沿っていた

少し前にあった、この話。 ちょっと意味が分からない…。フランス南東部でマグダラのマリア像が破壊される https://55096962.at.webry.info/202008/article_20.html この像自体はわりと最近作られた、作者不明のもののようなので、古美術的な価値などはおそらくほぼ無い。が、髪の毛で体を…
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アフリカのサバクトビバッタ討伐戦。なんだかほぼ戦争とやり方が同じだな…

BBCの日本語通訳枠でやってたアフリカ・ケニアのサバクトビバッタ討伐の模様がとても興味深かった。 大人になって飛び始めるともうどうにも手を付けられないので、効率的に倒すには、まだ飛べない幼虫のうちに農薬をぶっかける、という方法になる。バイクやトラックで荒野を駆け抜ける方法もあるのだが、やはり一番いいのは飛行機、ということで、飛行機…
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山に秋が降りて来た。

コロナ関連で各地の登山バスが運行停止されたり、山小屋が閉鎖されたり、完全予約制で宿泊人数を減らしてたり、素泊まりのみになってたりと趣味の登山にも色々と影響が出ている中、それでも山には登りたいので近場の山をひたすら登り続けるなど。 お盆過ぎたら2,000m以上はもう秋です。 8月終わりになると1,500mあたりまで降りてきます。 …
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ロッキートビバッタはなぜ滅びたのか。様々な説の果てに見いだされた答えとは

ロッキートビバッタ(Rocky Mountain locust)は、かつて蝗害の中では最悪と呼ばれた北米に棲息したワタリバツタの一種である。群生相になった際の体の大きさは、サバクトビバッタよりはるかに大きく、食べる量も多い。巨大な群れを成して穀物を根絶やしにしたといわれている。 基本データ https://en.wikipedi…
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ポストコロナ時代に明らかになる「リモートで出来ること」「出来ないこと」

新型コロナウィルスの影響で、映画館の入館者数が制限されたり、大型コンサートやイベントが軒並み中止かオンライン配信になったり、スポーツが無観客試合をやったりしている今日このごろ。 密室に大人数が集まるような講演会や講座についても中止またはオンライン開催になってるんですけど、…これについは、ぶっちゃけ、コロナ前より後のほうが楽なんじゃね?…
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「実験」になってない航海実験、探したら結構むかしからやってた件。…これ、たぶん日本特有の問題じゃないな?

以前、「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」に対して、全然科学的ではないし航海実験どころか何の意味もない、ただの冒険遊びですよね…というツッコミをだいぶ入れた。 【まとめ用】これは実験考古学でも真っ当な学問でも無いです…。「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」 https://55096962.at.webry.info/2…
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伝統ってなんだっけ。「先住民の文化を守れ!」が人間動物園になっている可能性について

10年近く前、一人でイースター島に行った。 何で? と聞かれてもよく分からないが、なんか取り敢えず一度はいっとかなあかんかな的なノリであった。世界の果てとか端っことか行くのは好きなのだ。ちょうど1ドルが90円とかそんな時代だったし、東日本大震災の影響で計画停電のため一週間の強制夏休みを食らった年だった。 島には意外なほどたく…
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ルネサンスの時代のヨーロッパ、「猫爆弾」が考案されていた。

ペルシャ軍の猫シールドの幻想は、中世末のヨーロッパにも伝えられていた…? 16世紀ヨーロッパでは、なぜか「猫に爆弾を背負わせて敵陣に突っ込ませればいけるんじゃない?」みたいな考えがあったらしい。実際に使われたかどうかは不明だが、猫爆弾の説明と図が複数見つかっている、という。つまりそれだけ人々が「アリ」だと思っていたということになる…
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古代の「紙」の生産コストと、機械化による低コスト化の可能性についての覚書

自宅でパピルスを栽培しはじめたら、めちゃくちゃバッタ来るようになった件について。 よくよく考えたら日本のバッタってイネ科かカヤツリグサ科の草が好きなんですよね…パピルスってカヤツリグサなんですよね…。そりゃ来るわ。たぶん食われてるわ。使うのは幹の部分だから葉っぱにあたる部分はいくら食われてもいいんだけど。なんか毎日、水やりにいくと…
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アフリカの人類はもしかしたら、7万年以上前から「毒矢」を使っていたのでは。という話

一撃でキリンさえ殺せる、みたいな強力な毒矢はロマンである。 だが現実としてアフリカの人々は、そんな強力な毒矢を何万年も昔から使っていたかもしれない。現代でも、カラハリ砂漠にすむサン族は毒矢を使う文化があるが、その起源ははるかに古い可能性が出て来た。 ただしこれは、毒の実物が見つかっているわけではなく、矢の形状や矢じりについていた…
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アンデス高地のまさかの高度で哺乳類の生存が確認される。ネズミ…お前…どうやってそこに?!

ちょうど少し前に調べていた、哺乳類の生存高度限界の話。 「どうもナキウサギの記録が最も高いところで生存していた哺乳類の記録らしい」と書いたのに、書いてからたった二週間でその記録をぶっちぎって行きやがった奴がいたぞ…?! 高地に住む犬たちの遺伝子特性: 酸素ブースト https://55096962.at.webry.info/…
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【ドンマイ】専門家、なぜホモ・サピエンスが生き残ったのかの理由を見失う。

みんな知っての通り、いま現在最近の人類の生き残っている人類は、ホモ・サピエンスのみである。 しかし、ほんの何万年か前までは、ネアンデールタールという隣人が居た。彼らが絶滅し、我々が生き残ったのはなぜなのか。これは、長きにわたる大きな疑問の一つだった。 かつては、「ネアンデルタールは劣った人々であったから、優れた人類に滅ぼされたの…
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ベイルート大爆発で湾岸の美術館が壊滅状態に。(国立博物館はギリギリ無事な模様)

8/4に発生した、レバノンの首都・ベイルートでの爆発事故により、湾岸地域一体がふっとび近くのアートギャラリーや美術館などが軒並み壊滅状態に。そのあまりの惨状に、ヒェッ…て声が出そうになった。 Huge explosion in Beirut decimates city and leaves art scene in disarr…
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高地に住む犬たちの遺伝子特性: 酸素ブースト

以前、チベット人をはじめとる高地に住む人類が、酸素の薄い高地に適応するため身体能力を強化する方向に進化しているらしい、という話を調べた。 チベット高地と人類の高地順応~高地の人々はいつから高地に適応したのか https://55096962.at.webry.info/202001/article_13.html 世界三大…
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読み終わるとタイトルがとても重い。「絶滅動物は甦らせるべきか?」

なんかオススメコーナーに置いてあったから読むぞー(テッテレー)みたいな感じでパサっと開いたら、うん、あの…内容重かったよね…。 この本では「ディ・エクステンション(逆絶滅)」という言葉が多く使われている。これは種の復活や回復といった概念を包括する言葉である。本の構成としては、よくある、ジャーナリストが書いてる「種を復活させるという…
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アメリカ大陸に人類が到達したのは3万年前、定説を覆す!→覆ってないです…。

たぶん大元の記事はこれなんだと思うんだけど、「アメリカ大陸に人類が到達したのは3万年前!」みたいな話が一人歩きしてそうだったので、ちょっと注釈を。 人類、3万年前から米大陸に 通説より1.5万年早く https://www.afpbb.com/articles/-/3295255 今回の3万年うんぬんの元ネタはこの…
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コロナ影響で博物館・美術館がピンチ。これからもそこで推しに逢うためには…

新型コロナウィルスの影響は様々な業界に影響を及ぼしているが、一定期間の閉館を余儀なくされた美術館・博物館も当然、財政的に厳しくなっている。さらに今後も密な状態を防ぐために、混雑するような大規模イベントを開けなかったり、入館人数を制限したりしなければならず、短期間の回収は難しい。開館しているだけでも、入館者の体温を測ったり、受付などの消毒…
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シェルパに絞られた話としては面白かった。「シェルパ」と道の人類学

第一章はなんだかよく判らんかったけど、第二章からのシェルパの実体に迫る調査は面白かったので、とりあえず全部読んでみた。 シェルパの民俗学の調査としては面白かったのだが、おそらく著者が語りたかったであろう本のテーマからすると、調査内容がだいぶ狭すぎて序章とまとめの章が噛み合ってない感じがした。 「シェルパ」と道の人類学 - 古川 …
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会社員をやっていて良かったと思うこと 「プレゼンのやり方を覚えた」

中の人は会社員なのだが、わりと真面目に、「会社員やってて良かったな」ということがある。 毎月収入があるので、フリーランスなどの不安定な職に比べれば計画的に趣味にぶっこめる、というのもあるのだが、いちばんは「プレゼンのやり方」だ。どれだけ知識があっても、伝えたい熱い思いがあっても、技術がなければ伝わらないのだ。これは、世の真理という…
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アイヌ・琉球だけ取り上げても足りてない。日本は実は(定義としては)多民族国家だという話。

なんかアイヌだけ特別扱いされてるけど、えっ津軽(=古代の「つかる」)は? というか北海道から東北まで文化圏連続だよね? とかしょっちゅう思うんですよ中の人。6世紀には別の民族扱いでしたよね東北人。毛人とか、言葉通じないとか色々書かれてましたし…。考古学的に見ても、人骨の形状とか見てもけっこう特徴あるんですよね。 *「骨考古学と薩摩…
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温暖化で水がピンチな時は! インド北部高地の対策が面白い

インド最北部のラダック地方は、地図で見るとほぼ国境で標高は3,500m。観光ガイドでは「小チベット」と表現されているが、その表現どおり住んでいる人々の顔立ちも衣装も、国境の向こうのチベット高原そのままである。 そのラダックで、温暖化のため発生している水不足を「仏塔」で解消しようという面白い試みが行われている。 インド 気候変…
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微妙なとぼけ具合と緊迫感。在チュニジア日本大使の見た「革命」の舞台裏

「『アラブの春』とは一体何であったのか」といういかにも堅苦しいタイトルの本だったが、ぱらっと捲ったら「銃撃戦のさなかに食べてた非常食の安倍川餅がすごかった。水入れたらすぐ出来る。メーカーはxxx」とか、その情報必要だった?! みたいなノホホン日記が出て来て、興味を惹かれて読んでみた。いわゆる「ジャスミン革命」のまさにその時、チャニジアに…
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人類の出アフリカ説、ここ最近の発見の全部入りになる

人類はいつアフリカを出て、いつごろ世界に広まったのか。ここ5年くらいの間に色んな新たな説が山盛り出て来て、あっこれもうめちゃくちゃやん? どうすんの? って思ってたけど、…ご安心ください、一つにまとまりました!  全部入りで一つに そう…全部…入りで… こうなりました… https://natgeo.nikkei…
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ナショジオ番組「ソロモン王の秘宝」、ソロモン抜きにすると面白かった

タイトルがソロモンだからヒマな時に見ればいっか…と思ってたらがっつりエジプトだったので「?? タイトル詐欺かよ!」ってなったやつ。 いや、というかこれ、ソロモン関係無しに番組作ったほうが正解だったんじゃ…? 探求!キング・ソロモンの秘宝 https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmtop/index/p…
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人種差別的な人は排除せよ! →初期エジプト学者も軒並みアウトになる件

人種差別を理由に各地の像が引き倒されたり落書きされたりされている昨今なので、ちょっと思ったことを書いておこうと思う。 当たり前だが、時代によって「何か差別的か」という常識は異なる。 正義や社会的な公正さについても、その時代ごとの基準なり通念なりが存在する。現代に生きる我々と、少し前に生きる人の考え方は異なる。異なって当然と言える。…
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インドにある隕石湖ロナーが一夜にしてピンクに。…が、その理由より先に気になること

インドにある、約5万年前に隕石衝突で出来た湖が一夜にしてピンク色になった、というニュースが流れていた。 原因は不明だが今までにも発生したことがあるそうで、塩分濃度や藻の活動が疑われるという。 A 50,000-year-old lake in India just turned pink and experts don't kn…
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ついに ねんがんの 回らない レンジ を てに いれた! ~ここ何十年かで形の変わった電化製品たち~

十数年ぶりにレンジを買い替えた中の人ですよ。 いやまあ、…うん、わりと壊れるまで使う人なんで、自宅の白物家電ほとんど十年以上使ってますかね。 さて、今回買ったレンジは、ターンテーブルなしというタイプ。つまり中でお皿が回らない。 子供の頃のレンジといえばレンジの中でお皿がくるくる回るものだったのだけれど、最近はわりとこの回らない…
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