テーマ:自分好事

雲のうまれるばしょ

登山をしていると、雲が出来る場面に出会うことが多い。 山の斜面に沿って暖かい空気が上昇する時、山の水分を巻き込みながら山の上に雲を作るのだ。でも自分のいる山でそれが起きると、自分の目の前が真っ白になってしまうのでマジ何も見えないし何も分からない(笑 こんな風に… 遠くの山で起きていると、その様子を横から眺めることが出来る…
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かつてのインダス文明に住む人々の現代の刺繍技術について

なぜか手芸コーナーに紛れ込んでいたフィールドワークの本。インドのラバーリーと呼ばれる集団(部族のようなもの)が持つ刺繍・パッチワーク技術を住み込みで習った話なので、民俗学とかそっち系なのだが…。 インド染織の現場 (フィールドワーク選書) というわけで、出会う予定ではなかったのに出会ってしまった本である。 インド染織という…
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サンゴ礁の島に隠された数千年の歴史。「南太平洋のサンゴ島を掘る」

オセアニア考古学の本である。 発掘地はファイスという島で、ミクロネシアの範囲内にある。一番近い友人の島ウルシーまで80km、定期的に交易していたヤップ島まで180km。 サンゴ島だが環礁(リーフ)の中のサンゴは死んでおり、リーフ内は干潮の時には干上がってしまう。海抜は18mしかないが、これでもサンゴ島の中では標高があるほうなのだとい…
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韓国へのビール輸出が大幅減、どのくらいの影響度なのか推定してみた

数年前、ロンドンのヒースロー空港に行ったとき、免税品店のウィスキーコーナーで日本の「知多」がばばんと上段に積み上げられているのを見て衝撃を受けた。日本のウィスキーがブームらしいとは聞いていたものの、まさか地元のウィスキーより目立つ場所に大量に置かれてるとは思わなかったからだ。 同じように、EU各国のスーパーでは日本ブランド…
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現代のオーパーツ~ファミコンゲームの中身、解析しても既に意味が分からない。

「オーパーツ」とは、場所や時代とそぐわない人為的な遺物のことを指す。 それが発見された時代/場所ではありえない、或いは作れないはずのものについて使われる言葉で、主に考古学の分野で使われるが、最近ではこの言葉はコンピューターゲームにも使われている。「当時としてはあり得なかったコード」。 解析不能!30年以上前のレトロゲームから謎の…
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全てがおかしい。ツッコミが追い付かない。KFC「公式」プロモーション乙女ゲームをやってみた。

カーネルおじさんと恋する純愛ADV、なるものがsteamで無料配信開始。その名も、「I Love You, Colonel Sanders! A Finger Lickin’ Good Dating Simulator」…。 概要などは以下の記事を参照。う、うん、なんかすげぇ。 https://automaton-media.com…
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対馬に観光客が来ない理由を分析してみた。

日韓の関係悪化と、去年から始まっている韓国経済の後退の影響を受けて、韓国人に人気だった観光地で軒並み観光客減になっているという話があった。特に、韓国から近い対馬の影響が大きいらしい。 "長崎県などによると、対馬市を昨年訪れた観光客は約53万7千人で、韓国人が4分の3を占めた。25の主要宿泊施設のうち、約10施設で、今年7月の宿泊者…
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デニソワ人の顔を復元したよ! というニュース→ちょっと危ないやつだと思うよ…

まだ骨の破片しか見つかっていないデニソワ人の顔をDNAから復元した、というニュースが流れていた。 断片しかない状態でどうやって顔を予想しているのかと思ったが、どうやら現代人(ホモサピエンス)と、ネアンデルタールのDNAとを比べて、その「差分」から特徴を掴んで予測しているらしい。なのでこれ、かなりあてずっぽうに近いと思う。 Ext…
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チベット初の統一王国から中国占領まで。「裸形のチベット」

チベット仏教の思想についての本とかいっぱい見かけるけど歴史がないなー…と思いながら探していて見つけた、独立国家としてのチベットの歴史の本。最初の統一王国から、ダライ・ラマ14世がインドに亡命する1959年までの通史となっている。 裸形のチベット―チベットの宗教・政治・外交の歴史 (サンガ新書) 世間では、北京オリンピックを契…
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ネス湖のネッシーの正体は巨大ウナギ! という報道→実は元の報道はちょっと違う

このテの日本語の報道はいつもどこかおかしい上に、まとめサイトがそこからさらに派生させて変な方向に盛り上げようとするから面倒くさいことになるんだよな…。ってわけで、毎回言ってるけど、良く分かんなかったら自分で元のソースから辿るのオススメ。 ネッシー、存在せず=正体は巨大うなぎか-科学者チーム https://www.jiji.co…
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イギリスさん、EU離脱へのカウントダウン。Brexitで争点となっている「北アイルランド問題」とは

イギリス(UK)のEU離脱が、いよいよ10/31と迫ってまいりました。 延期に延期を重ねていよいよ離脱です! でも何も決まってません!!! とりあえず離脱することだけ決まっているので、直前まで議会は閉会します。すげー! いやまさか、こんなグダグダの状態のまま突入するとは思いませんでしたけど。 メイ前首相の苦労は…。 時事ネタ…
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カナダの森で戦前の日系入植者の集落跡が発見される。この遺物、見たことある…!

カナダ・ブリティッシュコロンビア州の静かな森の奥で発掘された、第二次世界大戦前に入植していた日本人の集落の記事が出ていた。森の伐採権を得た実業家がいて、伐採を仕事にしていた人たちが定住していたらしい。暮らしていたのは1918年~1942年とのことでおよそ80年前なのだが、遺跡も遺物もめちゃくちゃ見覚えあるやつ。では実際に見てみよう。 …
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アメリカ大陸に最初に到達した人々の痕跡、1万6千年前の石器がアイダホで発見される

ヒトがアメリカ大陸に最初に到達したのは、氷河期の終わりに近い時代だということは既に広く知られているが、その年代は新たな発見物とともに遡りつつある。最大の見積もりで2万年くらい前では? という説も見たことがあるが、どうやらその可能性に近付きつつあるようだ。 First people in the Americas came by s…
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【ネタバレ大】FE風花雪月、設定倒れになってるっぽい伏線を回収してみた

ニンテンドースイッチで発売されたFEシリーズ最新作の風花雪月をやっていた。 ゲームとしては面白いし戦闘バランスもまぁまぁ。(ハード/クラシックでやると緊張感ハンパない。ノーマルでやるとヌルゲー) ただ、「大陸の命運をかけた三大勢力の激突」という壮大な舞台設定のわりに戦略に関する部分などシナリオの一部がばがばで、設定とか伏線が生かし切…
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遅れてきたサード・インパクト 北極開発権の争奪戦が始まるよ!

サード・インパクトっていうか、三回目の世界大戦の引き金を引きそうな案件…。 ここのところ、北極やアラスカ、グリーンランドなどで氷が急速に融解しつつあり、夏場は完全に氷がなくなる場所も増えてきているという報道が多くなってきている。この気候の変動は長期化しそうで、このままいくと大変なことなるんである。 どう大変かというと、 氷の下…
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海を渡る人類、最初の渡海者たちと人類の渡海能力 ~紅海沿岸、出アフリカ

人類はアフリカで生まれ、故郷を旅立って世界各地に旅して広がっていった。いわゆる「グレートジャーニー」だ。しかしその始まりは、まずアフリカを出るために「海を渡る」ところからスタートしている。時代は学者によって説があるが、およそ10万年前から8万年前くらい。 ホモ・サピエンスが種として誕生するのが約20万年前で、インドネシアでトバ火山…
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象牙の違法取引を取り締まるためにマンモスをワシントン条約に入れちゃおう! という斜め上の提案が出される

少なくとも4000年以上前には地上から最後の一頭が姿を消したはずのマンモスが、絶滅危惧種としてワシントン条約のリストに載るかもしれない。そんなニュースが今月、世界を駆け巡った。 まとめると… ・温暖化でシベリアの永久凍土が溶け、大量のマンモス牙が発掘されている ・マンモスは絶滅しているので売買に規制がない ・マン…
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未知なるキノコ学の世界の魅力が分かる本「きのこの下には死体が眠る!?」

タイトルで惹かれて読みだしたらまんまと完読してしまった。たまに山でみつけたキノコをいじくってる程度の、きのこの世界をあまり知らない一般人でも楽しく読める本だった。 きのこの下には死体が眠る!? ~菌糸が織りなす不思議な世界~ (知りたい!サイエンス 57) ちなみにタイトルは、死体が分解されたあとに発生する「アンモニア菌」と…
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争点はそこじゃない アマゾンで大規模火災が! →実は今までもめっちゃ火災発生してたよ…

ブラジルのアマゾンで大規模な火災が発生したということでニュースになっていたのだが、色々報道の仕方がマズいなと思ったので、ちょっとコメントしておこうかと思う。 【解説】 アマゾンの森林火災、どれくらいひどいのか https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-49443871 …
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この平和な日々は戦いの末にあった。「日本における伝染病との闘いの歴史」

いまの日本は、世界でもトップクラスに清潔な国で、伝染病で死ぬことはほとんどない。 狂犬病もなければ、寄生虫に感染することもめったにない。 少し前にはデング熱の報道がかまびすしく、最近では麻疹の流行が取りざたされているが、それらに対する恐怖感があまりないのは、「感染しても助かるだろう」という希望的観測をすることが出来る環境にあるからだ…
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食用キノコから毒キノコに変更されたスギヒラタケ、その後いったいどうなってるの?

かつて食用キノコとして広く食べられていたにも関わらず、2004年に脳症との関連が疑われ、とつぜん「毒キノコだから食べないで!!」に変更されたものがある。スギヒラタケだ。 農林水産省のページ http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/sugihira_take.html …
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未踏破地域にまだ遺跡が沢山? インド・ケーララ州の古代墳墓

南インドの巨石遺跡については、以前まとめた記事を参照。 西ヨーロッパで見られる「メンヒル」や「ドルメン」によく似た形状の巨石で作られた遺跡が多数、点在している。インダス文明の衰退後、800年ほどしてから作られ始めているようなのでおそらく直接の関係はない…と思われるが、いかんせん、遺跡の数が多く、しかも範囲が広大、さらに調査もあまり進ん…
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もしも自分が「表現の不自由」展をやるとしたら。

色々モメてほうぼうで騒ぎになっていた「表現の不自由」展。 何が問題だったかというと結局は、  税金を使って一思想のみに傾倒した政治的なプロバガンダをやらかしたこと だったと思う。(一思想のみでなく、左右両派を均等に配置していればここまで炎上はしなかったのだろうが…) つまり「表現の不自由」について語るものではなく、自…
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尾瀬笠ヶ岳~湯の小屋 今までに一番キツかった山道の話をしたい…。

時間はかかるけどまぁ楽勝だろう、と思っていた道がキツかった。山道は登りより下りで体力を使う、そして整備されたメジャーな登山道より整備の行き届いていないマイナーな登山道のほうが歩きづらい。という話である。 尾瀬笠ヶ岳とは、↓こういうカンジの山。 見ての通り とてもピラミッドっぽい形をしている ので眺めて楽しい山である。 …
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「人が殴り殺せそうな厚さの本」は本当に人を殺せるのか。ちょっとだけ試してみた。ちょっとだけな

※バイオレンスな話ではありません 読書好きな人や、何か専門分野にハマって専門書を買い集めている人のお宅には、あまり一般家に無いような大判で分厚い本があるものと思う。 一般家庭によくあるものだと広辞苑とか(最近は無いらしいが)。 そうした分厚い本を指して、よく「人が殴り殺せそうな本」と冗談交じりに表現される。確かに分厚くて重たい…
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考古学の再現実験のやり方をチャート化しておいた。

考古学の「再現実験」と称するものには、それなりに妥当性のあるものから、参考にはなるけど再現とまでは言えないもの、そもそも論外のものなど様々なレベルのものがある。有名な学者のやってるものが妥当な内容なわけではなく、テレビや雑誌で宣伝されるからといってやり方が正しいわけでもない。ここでは、実験の妥当性がどこで見分けられるのか、という手がかり…
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かつて「失われた技術」と言われたダマスカス鋼の秘密と、その顛末。

伝説は、いつまでも変わらず伝説で在り続けるわけではない。 科学技術の進歩によって幻から現身へと変わったものもある。ダマスカス剣の製法もその一つである。 というわけで前置きとかメンドクサイのでさくっと概要からいこう。 ダマスカス鋼の成分は既に判明していて、ダマスカス剣は現代技術だとだいたい再現可能です。 分からないのは…
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航海実験と称したエンタテイメント「3万年前の大航海」ようやく完結。というわけで…

ようやく茶番が終わるのか…出来ればあとは同業者の間で殴り合って沈めてくれ…という気分。 ここまでの経緯は、まとめ記事に書いた。 ひとつ前の記事はこれ。 【これは酷い】草舟で古代人の航海を再現するプロジェクト、海を渡れないので竹舟に変更するかも?! http://55096962.at.webry.info/2016…
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ギリシャで見つかった21万年のホモ・サピエンス、人類の拡散史は書き換わるのか

最近流れていたこのニュース。 ギリシャで発見の頭骨、21万年前のホモ・サピエンス? https://www.asahi.com/articles/ASM7B3DFPM7BULBJ003.html アフリカではなくギリシャで、現生人類っぽい骨が見つかったよ。という話である。 ホモ・サピエンスの誕生は30万年前くらい…
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