テーマ:自分好事

火山が噴火してもピラミッドは作る。エルサルバドルのマヤ人の物語

つい先日読んだ本では、メキシコのポポカテペトル火山の噴火後に人が戻るまでかなりの時間がかかった、という事例が出ていた。 ポポカテペトル火山と人口移動の理論。火山噴火はやっぱ怖いよね… https://55096962.at.webry.info/202106/article_13.html しかし今回の研究では、火山が噴火…
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英語圏、何故かギザのピラミッドを「古い」の指標に使いたがる

日本では、広さの基準として何故か東京ドームが使われることが多い。「東京ドーム●個分」とか。いや行ったことないし…わかんねぇ…。 たぶん漠然と「広い」という意味で使ってるんだろうな、とは思っている。 そんな感じで、英語圏ではしょっちゅう出てくる表現が「ギザのピラミッドより古い」もしくは「ピラミッドより高い/大きい」。 特に遺跡や…
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歴史要素が重すぎる。「ロシア正教の千年」

元々のタイトルには「聖と俗のはざまで」という副題がついていたらしい。 ロシア正教会が、時代ごとにいかに政治と結びついてきたか、あるいは弾圧され、あるいは方向転換してきたか、という話である。 ロシア正教は、その名の通り正教系、東方教会に属するキリスト教の宗派であり、ギリシャ正教やコプト教などと同じ系統になる。なので、ローマではなく…
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「植物」展に行ってみた。植物学者の愛が詰まりすぎている…

そろそろ感染者も減ってきたし、会期も終わりかけなので、思い切って「植物」展に行ってみた! 上野でやってるコレね。 https://plants.exhibit.jp/ オオコンニャクのくさい匂い体験やってみたかったので。めちゃ臭かった。臭いからって花を伐られて絶滅しかかった理由もわかるぜ。そりゃ伐るわ。 …
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本物のエスカルゴ、フランスでは絶滅危惧種だった…食べられるのは何と日本?!

ウニの本を読んだあと、「人間ってヘンなもん食いたがるよなーそう言えばエスカルゴとかもよく食うよな…」ってちょっと調べていたら、「エスカルゴ農場」なるものがあるらしく、ほう…となった。 そして、そもそも本物のエスカルゴは食べすぎて絶滅寸前、現在フランスで食べられているのは代用種なんだとか。ナ、ナンダッテー!! 世界で初めてエスカ…
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ウニの全てが分かりすぎる。「ウニ学」

タイトルからしてネタくさい、と思いきや初っ端からブーストかまして「貴様にウニの全てをわからせてやる!!」みたいな本である。 専門書と見せかけて一般向けでもあり、パラリとめくるといきなり濃厚なQ&Aが始まる。本の各章のサマリーがついているのである。答えは教えてやる、だが詳しく知りたければ後ろの章を読め。という作り。まんまとハマってそのま…
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イルカは本当に右利きなのか? そもそも研究の前提から定義を間違えてた可能性も。

最近読んだ話で面白かった話。「イルカにも右利きが多い」という話はインターネット上でググればイヤというほど出てくるが、実は、これは現在では、研究し直さないと結論は出せない話になっている。そもそも「何をもって右ききとするか」の前提が間違えてた可能性があるからだ。 わかりやすく言うと、人間は直立歩行しているが、イルカは腹ばいの状態で生活…
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異世界で空とぶ乗り物に乗るシーンは現実的には無理。という話

ファンタジーものの作品だとドラゴンに乗って空を飛ぶ、とかのシーンがあり、中の人も子供の頃は憧れたことがある。 しかし、ある時点で気がついてしまった。 ――あれ、現実で考えると不可能だ。 DRAGON RIDE: Short,Beautiful & Adventurous Books For Kids (En…
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「最古の酒」を巡る研究の疑問。発酵工程がどうなってるかは省いてはいけないのでは…。

最近ちょこちょこ探していた「古代の酒」に関する論文、世界最古の酒を見つけました! と1万年くらい前の年代をぶちあげてくるものがが何か怪しいなぁと思いながら見ていた。 いや、農耕が開始されている時期で、それなりに人口規模のある地域でなら、酒造りが始まっていてもおかしくないとは思うんだ。 ただ、「酒造りの証拠」として挙げているものが…
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冒険は、お好きですか? 「世界最果ての島」が新たに発見される

世界地図は日々書き変わってゆくものだ。 たとえば日本では、最近になって島が増えた。島が増える場合は、未知のものが発見されるというよりは、火山活動や、北極海の氷の融解によって隠れていた陸地が出現するというケースが一般的。今回の発見もその一つ。 Scientists Discover What May Be the World’s …
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人類、アフリカを出たり入ったり。アラビア半島の砂漠から数々の証拠が見つかる

ホモ・サピエンスの「出アフリカ」は、一昔前まで一回か二回と考えられ、「なぜそのような特異な状況が起きたのか」と論じられてきた。 しかし最近の研究では、「実は何回も出たり入ったりしていた。我々はその中でも最も遠くまで出かけた人々の子孫に過ぎない」という感じになってきている。 どうやら、気候条件がいい時には遠くまで出かけ、悪くなると別の…
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絶滅動物を復活させるなら、ロッキートビバッタを復活させてくれよ。

絶滅動物を復活させたい、という意見、または復活させよう、という運動についてはよく見かける。 代表例としては日本のトキ。国内のものが絶滅して中国から連れてきて日本で繁殖させている。またヨーロッパでは、いちど絶滅したオオカミの再導入を行っている。またザンビアのリウワ平原では、ライオンが一頭を残して絶滅してしまったので他の地域から連れてきて…
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インドネシアで見つかった古代の女性の骨から、デニソワ人との混血の証拠が追加される

分析されたのは7,200年前の人骨。少し前までは、インドネシアあたりの熱帯の気候だとDNAが分解されてしまうので分析が難しい、という話だったんだけど、今はもうそれも出来るようになっちゃったのかーという感じ。科学技術は日進月歩…。 7,200-Year-Old Human DNA With Unique Denisovan Ance…
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旅行の出来ないこのご時世だから…時代は「地球脱出」!

旅行業界が冷え込んでいるこのご時世、旅行本の出版社もあれこれと戦略を練ってくるようになりました。 中でもぶっ飛んでるなと思ったのがこちら、「るるぶ宇宙」! 時代は宇宙だ! 大富豪が実際に宇宙にいったりし始めてる今のご時世には相応しい着眼点…やるじゃないか。 るるぶ宇宙 (JTBのMOOK) - 林 公代 本屋さんでプッシ…
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植物たちの生存戦略、5億年の歴史。「植物たちの戦争」

何となく手にとってなんとなく読んでみたらめっちゃ内容が濃くて壮大な話だった。 動物同様に、植物たちも様々な病原菌と戦い、日々を生き抜いている、という話である。 植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース (ブルーバックス) - 日本植物病理学会, 日本植物病理学会 植物も病気になることは、園芸や農業をしている人にはお…
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イギリスさん、ストーンヘンジ近くを通る道路を巡る訴訟と今後の展望。

去年、ストーンヘンジの近くに地下を通す道路を建設するというニュースが流れていた。 英ストーンヘンジ付近にトンネル建設 政府が承認、来年着工へ https://www.afpbb.com/articles/-/3316218 ストーンヘンジに地下トンネル計画、英政府が承認、賛否両論 https://natgeo.nikke…
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「ラッコを守れ」が海のバランスを壊してしまう? 人間も自然環境の一部だから…

かつてカナダの先住民が海の資源を適切に管理していたのに、現代の保護法が台無しにしてしまったのでは、という研究が上がっていた。 自然保護団体がうっさい地域だとなかなか出てこなさそうな研究だけど、ここはいいのか。 Humans Managed Shellfish And Their Predators For Millennia I…
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中の人、ワクチン接種2回めを終える。副反応; はらが へる

何事もなくCovid-19のワクチン接種2回めが終了し、1回目同様なんもなく終了。 なんとなく腕が熱っぽくはなったのと、やたらと腹が減りそしてよく寝た くらいの副反応しか出なかった。 いつも、ちょっと風邪っぽい時とか、職場でインフル流行ってる時とかに出る症状と同じなので、いつもどおり、寝てる間にはたらく細胞たちが何かしてくれてた…
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お盆なので: ご先祖様バンザイ。最近見つかった「未知のご先祖」、超旧人類について

「超」がつくと何でもカッコよくなるよね超古代文明とか。 だけど今回のは学術用語として実際に使われている言葉で、super archaic という。日本語訳は一般的に「超・旧人類」。そして、日本人はだいたい、この「超旧人類」の遺伝子を受け継いでいる。つまり子孫が名のれる。やったね!(?) さて、どうしてこんなやたらカッコいい名前が…
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かつて盛んに使われた薬品、DDTとその後の影響についての研究

久しぶりに「沈黙の春」を見てみたら、表紙が新しくなってだいぶ印象が変わってた。 というのはさておき、「化学薬品の蔓延によって自然界がダメージを受けている。特定の生物を殺す強力な薬品は、他の生物の体にもよくない。」という話が言われ始めた初期の本で、古典的な一冊である。読んだことある人もいれば、読んでないけど概要を知っている人も多いだろう…
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チャタル・ヒュユク遺跡に見る定住生活の歴史。アナトリアの定住は「自宅+宗教施設」の複合タイプだった

たまに考古学の記事が載ってるから気になる時は買ってる日経サイエンス、今月はチャタル・ヒュユク(チャタル・ホユック)が載ってたので手に入れてきた。 トルコのアナトリア地域にあり、人類が定住生活を始めた初期の遺跡だ。「最古の都市」と呼ばれることもある。 日経サイエンス2021年9月号(特集:宇宙幼年期の謎/人を襲うカビ 真菌感染症)…
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ジャイナ教徒は微生物をどう認識しているか→不殺生の対象だった

インドにはジャイナ教徒という人たちがいる。 ちょっと仏教と似ているところがあり、仏教で言うところのブッダに該当する教祖がマハーヴィーラ。仏教以上に不殺生を徹底する狭義が特徴で、動物を食べる肉食はもちろんNGだが、野菜についても畑を耕すと土の中の生物を傷つけるからNG。他の人が耕した野菜は食べられるが、「そこから生命が生ずるもの」で…
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恐竜科学博へ行ってきた。巡回予定がないので行くなら今だ! ダッシュ!

恐竜が見たかった… 恐竜はいいぞ… というわけで https://dino-science.com/ 例によってチケットは日時指定、時間制。夏休みだし混んでるかなぁと思ったけど、チケットが高いせいかかなり空いていた。ていうか会場がかなり広いので混雑箇所はなし。人気の化石の前でも余裕で写真撮れました。日本初公開のも…
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ネアンデルタールやデニソワ人にも血液型があったことが明らかに。ネアンデルタール絶滅の理由は「繁殖率が低いから」かも

ネアンデルタールとデニソワ人にはABO式の血液型がある、というのが大発見として報じられていて、おおっ? と思ったのでメモっておくことにした。 なんと、今まで散々ゲノム解析とかしていたのに、血液型に関する部分を誰も気にして来なかったのだという。改めて調べてみたら現生人類と同じABO式の血液型が存在したというのだ。これがなぜ大発見かという…
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大航海時代の闇と現実。「大航海時代の日本人奴隷」

大航海時代といえばー奴隷交易! 某コーエーのゲームで三角貿易して大儲けして学習した人たちもいると思います。が、売られていったのは西アフリカの人だけじゃないんだよ、実は日本人もけっこう売られていったんだよ…というお話。 概要などは知ってたけど、ものすごく充実した資料がまとまってる本を見つけて、これは凄いなと思った。ヨーロッパまで連れて…
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キバタンの学習行動に見る、動物の群れ内での文化伝播について

これは面白いな! と思ったのでちょっとメモしておきたい。 オーストラリアの住む野生の大型オウム、キバタンの間で「ゴミ箱のフタの開け方」という知識が急速に伝播しているという話だ。 オウムが「ゴミ箱のフタを開ける」という行為を急速に学んでいるという報告 https://gigazine.net/news/20210726-cock…
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ウマ飼育の歴史と最近の研究動向/何が変わったのか

ウマ娘人気のせいか、最近はウマの家畜化の歴史やウマに関する歴史の本が本屋に出ているのを見かけるようになった。 …のだが、実はウマの家畜化/飼育の歴史についての研究は、この10年くらいで幾つかのポイントが大きく変わっている。古い本だと修正されていないので、そこからスタートすると学説の先祖返りが起きてしまうなと思った。 なので、いく…
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知られざるインドの宗教史「インドのヒンドゥーとムスリム」

世界史リブレットシリーズ、冊数多くて読み終わりまてん!! というのはさておき、今回は何故かインドの宗教についての本を読んでみたぞ。インドといえばヒンズー教が一番多くて、イスラム教徒は少数派。ほとんどのイスラム教徒はインドから独立したパキスタンのほうにいる。という話は有名なので知ってる人が多いと思うのだが、実は両者の区別は非常に曖昧で、…
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ベイルート大爆発で吹っ飛んだ古代ガラス、大英博物館が修復支援へ。

もう忘れてる人もいるかもしれない去年のベイルート大爆発。 ゴーンさんレバノンへ逃亡→そのレバノンの経済がいい感じに爆発→港が物理で大爆発 という流れでメチャクチャになったアレ。 その時に近隣の博物館・美術館も爆風で少なからず被害を受けた。 ベイルート大爆発で湾岸の美術館が壊滅状態に。(国立博物館はギリギリ無事な模様) htt…
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現代の君主たちはいかにしてその座にあるか。「現代世界の陛下たち」

タイトルがなんかカッコいいな、とかそんな理由で適当に読み始めたら思いのほか面白かった。 テーマは「君主制とデモクラシー(民主主義)の並立」だ。現代に存在する各国の王室のあり方と、それらがどのようにして生き残ってきたか、また消えてしまった王室はどのように消えてしまったのか、これからの王室のあり方とは…といった内容になっている。 現…
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