テーマ:自分好事

ベイルート大爆発で吹っ飛んだ古代ガラス、大英博物館が修復支援へ。

もう忘れてる人もいるかもしれない去年のベイルート大爆発。 ゴーンさんレバノンへ逃亡→そのレバノンの経済がいい感じに爆発→港が物理で大爆発 という流れでメチャクチャになったアレ。 その時に近隣の博物館・美術館も爆風で少なからず被害を受けた。 ベイルート大爆発で湾岸の美術館が壊滅状態に。(国立博物館はギリギリ無事な模様) htt…
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現代の君主たちはいかにしてその座にあるか。「現代世界の陛下たち」

タイトルがなんかカッコいいな、とかそんな理由で適当に読み始めたら思いのほか面白かった。 テーマは「君主制とデモクラシー(民主主義)の並立」だ。現代に存在する各国の王室のあり方と、それらがどのようにして生き残ってきたか、また消えてしまった王室はどのように消えてしまったのか、これからの王室のあり方とは…といった内容になっている。 現…
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サウジアラビア北部で新バビロニア最後の王ナボニドスの碑文が見つかる。(解読中)

メソポタミアだけじゃなく、サウジアラビアも一部が楔形文字文化圏に入っているので碑文が見つかる。ただ、今回はサウジで見つかった中では最長であること、「なぜか」バビロンを離れサウジアラビア北部でほぼ亡命に近い生活を送っていた新バビロニア最後の王の碑文だということで、少し特殊な意味合いを持つ。 というわけで記事とか。 Cuneif…
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竪穴式住居が涼しすぎた。真夏に考える「定住条件」とは

竪穴式住居というのは、こういうやつである。 みんなきっと教科書とかで見たことあるはずだよね。 密を避けるため人のいない観光地を探した結果、灼熱の炎天下の下、これを見学にいってきました・・・・・・・ 結果: たしかに人はいなかった だがクッッッソ暑い いや、なんていうか、屋外展示場なんで暑すぎるよ…
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北アメリカ先住民オリンピックinアラスカ、今年も開催される

先住民オリンピックって何だよ、という話だが、実際に「オリンピック」という名を名乗っているのでそう呼ぶしかない。 以下が公式サイト。アラスカのフェアバンクスで行われるもので、先住民の血を引く人々が、先住民独自の競技を行う大会だ。 The World Eskimo-Indian Olympics https://www.weio.…
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「アルパカとロバの抗体」の意味が分からなかったのでとりあえず調べてみた。

元のニュース アルパカとロバの抗体をコロナ治療薬に 南米で研究 https://www.afpbb.com/articles/-/3357131 例によってこれでは何もわからん。 というわけで自分で調べに行ってきた。南米だし詳しい情報があるならスペイン語だろとアタリをつけて… Anticuerpos de …
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欧米(一神教文化圏)と、日本(多神教文化圏)では「無神論」の意味が違うという話。

仕事で欧米の人とたまにやりとりすることがあって、なんとなく気づいたこと。 一神教圏の人たちって、そもそも「神」の意味が違うな…? というか、英語でいうGodと日本のKamiは別物なんだよ。というところから話を始めたほうがいい気がする。 ■一神教の神は文字通り「ただ一人」 欧米圏は移民も増えているが、多くはキリスト…
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考古学の新時代。「土からのDNA採取」で見える古代の生き物たち

考古学も「科学」のジャンルなので、いつまでも愚直に土を掘っていればいいわけではない。 ドローンを飛ばしたりランドサット映像を解析したり、土器の内側にこびりついた焦げ跡から食べたものを探ってみたり、DNAを解析してみたり…。 新たな技術が次々と生まれ、今や丸焦げの巻物の中に書かれた文字すらある程度は復元可能な時代になった。新しい技術は…
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偉大な芸術家の世界はいつもこじらせ。芸術家たちの人生を紹介する「こじらせ美術館」

美術史は「こじらせ」から生まれている。 そんな前置きから始まる、こじらせてしまった偉大な芸術家たちの紹介本である。 本に出てくる本人や代表作は、すべて模写。独特のタッチだが絶妙に似ていて、元の絵を思い出しやすい。絵本のようにも楽しめる。 こじらせ美術館 (ホーム社) - ナカムラクニオ 「こじらせ」た人たちばかりなの…
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人体に秘められた恐るべき謎の最新情報「新しい免疫入門」

最近なんか本屋で病気の歴史とか免疫とかの本積んであるのは、コロナウィルスのワクチン摂取が進んでいるからかな、とも思う。 この本は、21世紀になってから増えた研究結果も含め「新しい」免疫入門書、という触れ込みだったので手にとって見た。というか捲った瞬間に古代のアテナイではやった疫病の話から始まってたので、読まざるを得なかったw 新…
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時には昔の話をしようか… 光ケーブルとクマゼミ被害の話

夏ですね。セミも鳴き始める季節です。 というわけで、クマゼミとインターネットの話をしたいと思います。 クマゼミは光ケーブルを木の枝と間違えて産卵することがあります。かつてはそのせいで屋外引き込み線がボッキボキに折られ、夏になるたびに何百というご家庭で突然インターネットが繋がらなくなり、ISPや回線業者が悲鳴を上げる時代がありまし…
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アメリカの博物館、19世紀末~20世紀初頭に持ち出した遺物をコスタリカへ返還。こんな遺物あったんだ?!

中米の国コスタリカ。自分は、あんまりイメージにない国である。 オーパーツ界隈では「コスタリカの石球」という、すごくキレイに作られた球体の石が有名だったりするが、それ以外で体系的な記述を視た覚えがない。マヤやオルメカの栄えた中米に隣接はしているもののその「衛星文化圏」、カリブ海の文化圏からも外れている。動物の像くらいしか見たことがなくて…
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水はなぜ4℃で一番重くなるのか。水という物質の謎をちょっと調べてみた。

「水は4℃の時が一番重たく、いったん4℃になった水は湖の底に沈むので、冬でも魚が生きていける環境が残される。」 豆知識としては一行で終わる話なのだが、ん? 何で4℃? ていうか水って凍ると浮くからそのあと軽くなってない? どうなってんの?? という話である。改めて考えてみると謎しかない。一体何が起きているのか。ちょっと調べてみた。 …
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地球は過酷な場所だった。「人類と気候の10万年史」

地球の気候は、ここ最近が安定していただけで過去にはめちゃくちゃ変動しまくっていたことがある。 中世の小氷河期や縄文時代の海進はじつはまだ穏やかなほうで、過去には氷期なのにとつぜん現代なみの温度まで上昇し、さらに翌年に元通り下がる、といった無茶な変動さえしていた。 そんな激動の時代を生き抜いてきたのが今の生物たちである――。 と…
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ソマリアとプントランドの潜入記。「謎の独立国家ソマリランド」

なんとなくオススメに出た本をポチって読んでみた。ソマリアとソマリランド、そしてプントランドについての本である。 「修羅の国」という情報が広く出回っているので、まず日本人で行く人は滅多に居ないと思う。 謎の独立国家ソマリランド - 高野秀行 しかし中の人は実は、このへんわりとよくグーグルマップで見ていたりする。 何故かとい…
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古代のペスト菌はそんなに凶悪じゃなかった。という説が強化される

最近はコロナ関連研究が注目を集めていることもあり、中世にパンデミックを起こしたペストに関する研究もちょくちょくおさらい記事のようなものが出ている。そんな何でこれは古代人の骨からペスト菌を回収した、という話で、パンデミックが起きるよりはるか以前の5,000年前のものだ。 初期のペスト菌は、実は後々のものより感染力や毒性が弱かったので…
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ニワトリはなぜ毎日たまごを生むのか→そもそも毎日産んでない

人類はなぜニワトリを飼育し始めたのか、という話をしていた時に、卵を食べるためだと思っている人がけっこういたなとふと思い出した。 しかし卵いっぱい生むようになったのは近代の話、かつ、日本では、養鶏がシステマチックにできていて、効率的に卵を産ませられるようになっているから、溢れんばかりの卵を安く買えるというだけの話である。 ニワトリの原…
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「骨の髄まで食らい付くしてやる!」←それが出来るのは人間だから

「骨の髄まで食らい尽くす」、「骨の髄まで吸い尽くす」といった言葉がある。 骨の髄とは、骨の中心部にある柔らかい部分だ。場所や役割は医療系のサイトに出てくると思うのでそっちを見てもらうことにして… 食らったり吸ったり出来るほど骨髄があるのは、大腿骨など骨が太い部分である。そして、太い骨というのは硬い。 中にする髄を手に入れるのは…
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妖精は砂漠に踊る。ナミブ砂漠に出来る謎の「フェアリー・サークル」、有毒植物説は否定される

今回の話の舞台となるナミブ砂漠は、アフリカの南西、ナミビアの沿岸部に広がる、世界最古とも言われる砂漠である。 砂漠という名前で、確かに砂地が広がってはいるのだが、海から霧が流れてくるため雨ではなく霧によって水分が補給され、様々な動植物が生息することが出来る。ここの小動物は朝方に体の表面についた霧滴を舐めて水分補給していたりする。 詳…
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「見せてやろう…本物の文化盗用というやつを」南米先住民コミュニティの苦労と先住民の文化遺産とは

つい最近、ルイ・ヴィトンが日本の数珠入れと自社デザインが似ていると難癖をつけたが、「市松模様って日本じゃ伝統的で一般的な柄だから特許権とか無いよ?」という至極当たり前のツッコミによって特許侵害なしと判定されたというニュースがあった。 ルイ・ヴィトンが市松模様数珠入れに権利行使するも、特許庁は侵害否定の判定 https://new…
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現代作家でも再現困難なガラスの器とは。(モザイクガラス)

以前、古代ガラスについて調べていた時に、ガラス製法の中でも特殊なやつは現代のガラス工芸家でもムリ、みたいな話が出てきて、どのへんがムリなんだろうと思っていたのだが、モザイクガラスの一部がそれに該当するらしい。 このへん。図録などでよくみるアレ。 製法の推定その1 製法の推定その2と完品の器 元にな…
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「俺が死んだらPCのハードディスクを処分してくれ」←この言い方はもはや古い! これからは

またパソコンを壊した中の人です、こんばんは うん、またなんだすまない。ほぼ3-4年ごとに1台ずつ壊すよね。たぶんなんか電磁波とか出てる。昔はよくフロッピーの中身飛ばしてたし。 というのはさておき、今回壊したのはマザボなので生きてるHDDからデータをサルベージすべく外していきます。 そんで、この作業やってる最中に気が…
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オーストラリアの闇、カンガルー肉の利用方法。まさかの…これ

こんなご時世でも、仕事で外国にいく人はいる。 オーストラリアに行った人から、「猫の餌がカンガルー柄だった」という謎の電信を受け取り、なんじゃそらとググってみたら。確かにパッケージがカンガルーの餌がある。これじゃカンガルー用の餌にしか見えんぞ…と思いつつよくよく見たら、なんとこれ、原料がカンガルーの、ペット用の餌なのだった。 …
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近代文学者に学ぶ、知的に見える煽りとは。ジョナン・スウィフト「書物合戦」

かつてSNSのようにダイレクトに言論を発信するツールがなく、しかも出版などという行為が限られた人のものであった時代、文筆家はいかにして自分のあふれ出る思いをより多くの人々に届けるかに頭を悩ませていた。今も駅前で怪文書を配っている人がたまにいるが、それは明治時代あたりからタイムスリップしてきた人かもしれない。 そして敵対する誰かを煽…
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17年ゼミと13年ゼミの発生周期から知る地球と昆虫の長い歴史

17年ゼミの大量発生のニュース見て、そういやあいつら何で周期で発生するんだっけ? と思ったのがキッカケで、本とか読んでみたら面白かった。はるか何千万年という地球の気候変動の歴史が、昆虫の分布と生態系の進化に関わっていた。 17年と13年だけ大発生?素数ゼミの秘密に迫る! (サイエンス・アイ新書) - 吉村 仁 本買うまでは面…
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図書館の栄枯盛衰史「図書館の興亡」

コロナで人がいない間に職場帰りに寄れる本屋が潰れてしまい、閉店時間も早まって紙の本で散財する機会を無くした中の人ですこんばんは。 でもアマプラあるしkindleのオススメが最適化されすぎて際限なくホイホイされてしまうのは変わらないんですよね。そんな活字中毒の人が思わず真顔になってしまう本がこちらです。 文庫 図書館の興亡: 古代…
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ピラミッドは無用の長物か、はたまた五千年の計なのか。現代視点から見る「遺物の価値」とは

ローマといえば、石づくりの水道橋が有名だ。一部は現代でもまだ使えるほど残っているる そんな水道橋にまつわる技術書をかいたローマ人にセクストゥス・ユリウス・フロンティヌスという人がいる。 彼いわく「無用なピラミッドや、有名なギリシャ人の労作と比較してほしい」というほど自分の携わった水道橋は素晴らしい、のだという。 古代のローマ水…
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太古の温暖化と海の記録 エジプトの東部砂漠から

コロナで外国にいっての発掘はわりと止まり気味だけどご近所の学者さんが発掘するのはやってた。 とはいえこれは、エジプトの古代の発掘でも、約5500万年前という、人類まだいない頃の「太古」である。 Egyptian Fossil Surprise: Fishes Thrived In Tropics In Ancient Warm …
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北アメリカ、最古のタトゥー入れ道具と思しき七面鳥の骨が発見される。

入れ墨って鳥の骨で入れられるんだ?! と、ちょっと驚き。でも確かに鳥の骨って割ると細かく割けて尖った切っ先が出来やすいから、石器なんかより作りやすいよね。 https://www.sciencealert.com/ancient-turkey-bones-have-reset-the-record-on-the-world-s-o…
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