ローマン・ガラスの材料は何所から来たのか。地質学の知識で分析する新手法が公開される

ちょっと地質学の知識がないのでアワアワしたけど、うん、まあ、細かいところよくわかんなくても取り合えず「ガラスに使われた砂の成分が場所によって異なる」くらいで何とか意味は分かるだろ! ‘Alexandrian’ glass confirmed by hafnium isotopes https://www.nature.com/a…

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アラビア語と民族アイデンティティ アラブ諸国の言語と憲法についての覚書き

アラビア語には、文書として書かれる「正式な」アラビア語と、口語とも呼ばれる実際に使われている砕けた言い方のアラビア語がある。 「正式な」ほうは古語に近くて、堅苦しい感じ。コーランに使われているアラビア語をそのまま使おうとしている感じなので、英語圏でいうとラテン語みたいなノリだ。アラビア語圏の人でも、学校でちゃんと習わないとほとんど理解…

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古代エジプト時間旅行の注意点/昔に行きすぎても今残っている神殿は無いかもしれない。

いまエジプトに残っている「古代エジプト」の神殿の多くは、実は意外と新しい。 残りがいい=「古代」の中でも新しい。だから古代に行きすぎても、その神殿の昔の姿を見ることは出来ない…。 古代エジプトの歴史は長い。タイムトラベラーさんは「何」を見たいのかをよく考えて飛び先の時代を選ばなければならないのである。 というわけで、「時代を間…

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海を渡る人類 ~ポリネシア住民と南アメリカ先住民の出会いの証拠がまた一つ。

イースター島など太平洋東部の島々に移住したポリネシア人は、西暦1200年頃には南米大陸にも到達して接触(混血)していた、という研究が発表された。この説自体は前々からあるものなので「定説が覆る!」みたいな話ではないのだが、「いつ接触したのか分からない」という段階から、先行研究から少しずつ年代が絞られてきているのが面白いなと。 ・…

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そういや古代って釘ないよね? 古代人はいつから釘をさせるのか。

人と話していた時のすっげーどうでもいい流れから、「古代エジプト人にくぎを刺しても無駄だ。なぜなら釘が無いからな!!」とかいう話になり、あれっそういや釘っていつからあったんだったけ…。というのをちょっと調べてみた。 "「釘をさす」  あとで言い逃れや間違いなどが起きないように、あらかじめ念を押す。 釘を打つ。" …

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古代エジプト人コスメをちょっと調べてみた ~ヘアカラーの歴史が意外と古い!

身もふたもない話をすると、古代人のコスメはだいたい肌によくない。 というか現代人のコスメもだいたい肌によくない。 そもそも専用のクリーナーがないと顔から落とせない物質を塗りたくって一日中出歩いてるっていうのがおかしいんである。何だよ汗をかいても流れない眉毛って。ウェットティッシュで拭いても落ちないファンデって。 しかし古代…

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温暖化で水がピンチな時は! インド北部高地の対策が面白い

インド最北部のラダック地方は、地図で見るとほぼ国境で標高は3,500m。観光ガイドでは「小チベット」と表現されているが、その表現どおり住んでいる人々の顔立ちも衣装も、国境の向こうのチベット高原そのままである。 そのラダックで、温暖化のため発生している水不足を「仏塔」で解消しようという面白い試みが行われている。 インド 気候変…

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微妙なとぼけ具合と緊迫感。在チュニジア日本大使の見た「革命」の舞台裏

「『アラブの春』とは一体何であったのか」といういかにも堅苦しいタイトルの本だったが、ぱらっと捲ったら「銃撃戦のさなかに食べてた非常食の安倍川餅がすごかった。水入れたらすぐ出来る。メーカーはxxx」とか、その情報必要だった?! みたいなノホホン日記が出て来て、興味を惹かれて読んでみた。いわゆる「ジャスミン革命」のまさにその時、チャニジアに…

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二千年前の絵師のお仕事~ミイラ・ポートレートの絵師と素材とは。

あまりに大量にありすぎて見慣れているけれど、実はあまり研究されてこなかったというミイラ・ポートレート。 古代エジプト末期(正確にはローマ属領時代)に作られた、ミイラの顔の部分にはめこむ、死者の生前の似顔絵である。 西洋美術と古代エジプトの伝統美術の中間にあるようなこの似顔絵は、専門がどっちに入るのかもよく分からず、あまり専門家も…

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【小ネタ】書記の座像はシステムエンジニアの日常に似ている。

これが古代エジプトの書記 そしてこれがサーバ室の床に座って機器の設定をしているシステム屋 この違和感のなさよ いやここしばらく忙しくてずっと2枚目の状態で朝から晩まで作業してたんですけど。 ふと気が付いて「これは…もしや古代エジプト的スタイル…?!(トゥンク)」みたいになったんですよね。 ※キツくなっ…

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砂漠の交易都市都市ペトラ、その建築技術の一端

ナショジオが最近、本誌でも番組でもペトラ推してきててちょっと行きたいなぁ…みたいな。しかし世界はまだ自由に旅行など出来る状態ではないのだった。そしてペトラ近辺は 冬は雨季で鉄砲水の危険があり、夏はしぬほど熱い ので春か秋に行かないとキツそう。よくこんな場所に街が出来たな?? と思う。 https://natgeotv.jp/tv/li…

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人類の出アフリカ説、ここ最近の発見の全部入りになる

人類はいつアフリカを出て、いつごろ世界に広まったのか。ここ5年くらいの間に色んな新たな説が山盛り出て来て、あっこれもうめちゃくちゃやん? どうすんの? って思ってたけど、…ご安心ください、一つにまとまりました!  全部入りで一つに そう…全部…入りで… こうなりました… https://natgeo.nikkei…

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沙漠はどのように国土となってゆくのか。「現代エジプトの沙漠開発」

エジプトは、国土の90%ほどが居住に適さない砂漠(正確には「水が少ない」ので沙漠)だ。ほとんどの人口はナイル川沿いの土地に暮らしている。しかしエジプトはアフリカの中でも巨大な人口を抱える国であり、川沿いだけでは増え続ける人口に対応しきれない。そのため近年では、水路をつくるなど、沙漠に居住空間を増やそうという試みが積極的になされている。 …

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ナショジオ番組「ソロモン王の秘宝」、ソロモン抜きにすると面白かった

タイトルがソロモンだからヒマな時に見ればいっか…と思ってたらがっつりエジプトだったので「?? タイトル詐欺かよ!」ってなったやつ。 いや、というかこれ、ソロモン関係無しに番組作ったほうが正解だったんじゃ…? 探求!キング・ソロモンの秘宝 https://natgeotv.jp/tv/lineup/prgmtop/index/p…

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人種差別的な人は排除せよ! →初期エジプト学者も軒並みアウトになる件

人種差別を理由に各地の像が引き倒されたり落書きされたりされている昨今なので、ちょっと思ったことを書いておこうと思う。 当たり前だが、時代によって「何か差別的か」という常識は異なる。 正義や社会的な公正さについても、その時代ごとの基準なり通念なりが存在する。現代に生きる我々と、少し前に生きる人の考え方は異なる。異なって当然と言える。…

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サウジアラビアの「謎の地上絵」、その後の続報もないのでまとめておくことにした

数年前、サウジアラビアの「謎の地上絵」の話題が流れた。 だが、その後の続報も出てこないし、この手の研究は数十年かかることもあるものなので気長に眺めているしかない。でもたぶんその間に記録は消えてしまう。(特に新聞記事とかは…。) というわけで、忘れないうちに少し纏めておこうと思う。 「地上絵」とされているのは、こういうものだ。 …

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エンキ神の故郷ディルムンは何所にあったのか。「未知の古代文明ディルムン」を読んでみた

メソポタミアの碑文や、メソポタミアの神話に出てくる「ディルムン」が現代でいうとバーレーンであることは、今ではほぼ定説となっている話である。しかし、ほんの40年前、それはまだ「新説」であった。本の始まりは1953年。それから歳月をかけて発掘が行われ、この邦訳本が出たのは1970年のことである。その時点では、まだ紀元前3,000年のウルの文…

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中世エジプトにおける灌漑の実情と納税について。「中世エジプトの土地制度とナイル灌漑」

専門書でちょっとお高いので二の足踏んでたけど、図書館に入ってたので借りて読んでみた。 前半は土地制度の話、後半はナイル灌漑の実情。ナイルの増水があった時代のエジプトで、どのように土地や水が管理され、灌漑や作物が管理されていたか、14世紀~19世紀の土地台帳などの資料から読み解く本になっている。 中世エジプトの土地制度とナイル灌漑…

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インドにある隕石湖ロナーが一夜にしてピンクに。…が、その理由より先に気になること

インドにある、約5万年前に隕石衝突で出来た湖が一夜にしてピンク色になった、というニュースが流れていた。 原因は不明だが今までにも発生したことがあるそうで、塩分濃度や藻の活動が疑われるという。 A 50,000-year-old lake in India just turned pink and experts don't kn…

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「クフ王の第二の船」取り上げ~修復の進行状況と名称についての問題まとめ

クフ王の第二の船とは、クフ王のピラミッド脇で見つかっていた二隻の木造船のうちの修復されていないほうの船。1954年に発見された二つの遺構のうち、片方(第一の船)については既に修復され、ピラミッドの側に展示されている。しかしもう一隻(第二の船)については費用や技術的な問題、穴から取り上げてしまうことによる劣化や破損を心配する声、さらには巨…

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文明の入り混じる場所~ドイツ西部で見つかったローマ時代の「イシス女神」。ローマ領内のイシス信仰の広がり

イシス女神は、ローマ時代にも人気を博していたエジプト神の一柱。特に、息子ホルスを抱く慈母の女神、あるいは魔術の女神としての側面が女性たちに絶大な人気を誇ったともされる。その信仰は遠くフランスでも人気だったのだが、どうやら隣のドイツまで到達していたらしい。その証拠の一つが最近、ライン川の下流で見つかっている。 Figurine Of…

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エジプトのピラミッドにまつわる良くある誤解「公共事業で作られた」等

この間、イギリスの人種団体が「エジプトのピラミッドは奴隷によって作られたものだから破壊すべき!」と主張としたという、ツッコミどころしかないニュースを取り上げた。 (追記あり)フェイクニュースであって欲しかった…。イギリスの反人種差別主義者、「ピラミッドを破壊せよ」と気炎を上げる https://55096962.at.webry…

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【もしかして】古代エジプトの墓の壁画に出てくるバッタ、エジプト土着のバッタ…?

いやなんか、エジプトの壁画に出てくるバッタの種類特定できんかなあと思ってエジプトに住んでるバッタの種類とか調べてたら、その名も「エジプトバッタ」というのがいたんですよ。 学名 Anacridium aegyptium 通称 Anacridium aegyptium Egyptian grasshopper Egyptian lo…

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神話のヴァルキュリアと史実の女戦士、「ヴァイキング時代は女性も戦ってた」の勘違い。

ヴァイキングたちが盛んに暴れまわっていた、いわゆる「ヴァイキング時代」に女性の戦士がいたのかいなかったのかという論争は、長らく続いてきた。実際に女性の骨と武器が一緒に埋葬されていたり、武装を思わせる防具や馬と同時に埋葬されていたりした痕跡はいくつか見つかっていたのだが、それらは「偶然」あるいは「他の意味がある」として拒絶されることも少な…

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(追記あり)フェイクニュースであって欲しかった…。イギリスの反人種差別主義者、「ピラミッドを破壊せよ」と気炎を上げる

(追記分 2020/06/14) この件について、ピラミッドの破壊を呼びかけたのは反人種差別主義の人たちではなく、揶揄する側の煽り(「あいつらならどうせピラミッドも破壊しろというんだろう」的な)だという情報も出てきました。ただ、既に炎上状態になっており、どっち陣営も頭抱えるヒステリー状態なので正直追いかけて検証するのがキツいです……

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【会期延長】「バハレーンで古墳を掘る」展、7月まで開催! 見逃した皆は今度こそ!

古代オリエント博物館で2月末から3月末までの開催予定だった、「バハレーンで古墳を掘る-バハレーン、マカバ古墳群の調査」の展示が会期延長になっていたよ…! http://aom-tokyo.com/exhibition/200222baharen.html 3月に行こうかなーと思ってたら3月いきなりコロナ騒動で閉館、そのま…

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よく考えたらシャブティ像大量に作るのけっこう大変なんだよな…。動画で見るシャブティ作成

ちょっとエジプトのファイアンス調べるついでに、ファイアンス製のシャブティ像の作り方を探していたら動画が上がっていた。 これは実際の遺物を3Dプリントした型から複製しているのだが、材料も本物と同じで本格的。もちろん手作りである。 Making Many: The mass production of funerary figure…

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