【ゆく年】来年こそは働かずにサボりたい(定期)【くる年】

オリンピックイヤーも無事、暮れて。 華やかさは無かったとしても、大混乱じゃなければそれでいい。日本は平和でしたね…じつに…。ウン。 遠くの山に遠征は出来なかったけど、近所の山にはたくさん登れたのでまぁヨシ! さて、2021年今年一年の振り返り、時事ネタを中心に、各月のピックアップ記事でも貼っていきますよ。 ◆…

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ダチョウの卵の殻ビーズから考える古代アフリカ人類の「文化交流」ルートとは

現世人類の起源は東アフリカで、20万年ほど前だろうと言われている。 そこから人がどう広まっていったのかについて、現在は定説がガンガン書き換わっている状態ではあるのだが、少なくとも、早い段階でアフリカの南端や北西部に移動した人たちはいたらしい、ということが分かってきている。 ただ、人の移動を追う方法が難しい。 人骨はなかなか出て…

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初めて通しで「AKIRA」を見た。昭和の終わりに作られた「近未来もの」の面白さ

作品タイトルと「『さん』をつけろよデコ助野郎!」の有名なセリフだけは知ってるわりに内容よく知らなかったAKIRA、期間限定の無料公開やってたので見てみた。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/24/news134.html 物語の舞台は2019年、2020年にオリンピ…

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今年も考古学発見物のTOP10が発表されていたので見てきた。

年末といえば、「10大xx」とかアレですかね。 ここんとこ毎年見ている発見物Top10が今年も出てたんでちょっとリスト化。ただ今年の内容は、うーん…これチョイスするの? もっと面白いやつあったやん? みたいな感じだった。 Top 10 Discoveries of 2021 https://www.archaeology.or…

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アラブ人移民が来る前のヌビア地域はどんな場所だった? 古代の人骨から見る世界の繋がり

この論文はなかなか面白いな、と思ったのでメモ。 ヌビア地域というのは、ざっくり言うとナイル川上流ののエジプト北部とスーダン南部地域で、古代エジプトの時代にはエジプトの南の支配地域、植民地か属国のような扱いだった場所。 6世紀以降は紅海からイスラム教徒/アラブ人が移住してきて優勢となるが、それ以前にはキリスト教徒の土着民が多かった。 …

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クルド人の祖先にまつわる伝承と、肩先のヘビの話

以前、クルド人の口承伝承について気になる記述を見つけたことがあった。 「古代ペルシャにはザッハークという残虐な王がいた。両肩からヘビが延び、全身に痛みが走る。ある日、医者に化けた悪魔から『若者の脳みそを両肩のヘビに食べさせれば痛みは収まる』と聞かされ、王は毎日、二人ずつの若者を殺させるようになった。だがある日、若者を殺すのをためら…

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原始キリスト教と同時代に分岐。歴史はあるけど知名度低い「マンダ教」について

日本語でマンダ教の資料探しても全然出てこないのである…。 Webだとこのへんとか。 謎の古代宗教「マンダ教」の教団をイラクで訪ねた https://bunshun.jp/articles/-/12218 唯一載ってたのがこの本で、元々グノーシス主義の本なので一節だけ使って概要と神話の一部が書かれている程度。ただ、ある程度…

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「鷹の首」を得るには何人の裏切り者が必要か。ラメセス3世暗殺と、「後宮陰謀パピルス」のあらまし

ラメセス3世は、第20王朝の王。「最後の偉大なファラオ」と呼ばれる人物で、古代エジプト栄光の時代はここで一度、事実上の終焉を迎える。(以降の王たちは短命で、対外遠征や大規模な記念物の建造など目立つ業績が無い) 偉大だったラメセス2世に憧れ、自らの即位名や息子たちの名前をラメセス2世に倣って付けるというガチ勢っぷりを示すものの、第1…

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古代エジプト・知られざる紀元前4千年紀「白色交線文土器」

見慣れてるし、何ならわりと好みだったあのツボの独特の模様、実は名前あったらしいんですよ… え?! 君そういう様式だったの? みたいな。だけど日本語でググっても出てこなかったので、自分で書いて置いときますね… White cross-lined または C-Ware →和訳では「白色交線文」 こういうやつですね!! …

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古代エジプトの書記の三段腹の意味するところ、とは。

古代エジプトの書記坐像は、おなかの皮がたるんで三段腹になっていることが多い。こういうやつ。 この三段腹について、「太っている=裕福であることを表現している」のような説明をよく見かけるのだが、なんか違うな?? と思った。 太ってたら、下腹が出るから。 そう、これは、そのまま見れば、太っている表現ではないのだ。…

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過酷なヘレニズム大奥を生き抜くためには。エジプト女王、アルシノエ二世の人生とその後

アルシノエ二世とは、プトレマイオス朝の二世代め、プトレマイオス二世の実の姉にして妻であった人物だ。 アレクサンドロス大王亡き後のヘレニズム世界で繰り広げられた、後継者たちの争いーーディアドコイ戦争と、その直後の時代を生きていた。 そして、プトレマイオス朝で初めて、兄弟姉妹婚をした人物でもある。 …そう、のちに最後の女王、クレオ…

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東地中海世界の文化圏の交錯:キプロス島から古代エジプトの遺物が発見される。

キプロス島は、東地中海のちょうどいいとこに存在する島である。 エジプト文化圏とも、メソポタミア文化圏とも、アナトリア文化圏とも、そしてギリシャ文化圏とも被っている。なのでそれらの遺物が重なって出土する。 今回報告されている発見も、その一つだ。 Gold Jewellery From The Time Of Nefertiti …

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エチオピア南部ゲデオの巨石群、想定されてたより1,000年ほど古いという報告が出る

エチオピアには、知られざる巨石遺跡がたくさんある。 中の人が以前訪れていたアクスムなどは最も有名なものだが、実は他にも石柱をぶっ立ててる場所が点在するのだ。そして、それらのほとんどは、あまり詳しく調査されていない。 今回調査されたのは、暫定世界遺産リストに載ったばかりの南部ゲデオ。 日本語で検索してもサッパリ資料が出てこないく…

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悪の宰相は(たぶん)お仕事めっちゃ忙しいし、二人セット。古代エジプト・新王国時代の政治体制

古代エジプトの政治体制がどうなっていたか、というのは研究が一杯でてるんだけど、わりと日本じゃ知られてないっぽいなぁ。と思ったので、メモしておきたい。 *これが体制表(出典元: ファラオの生活文化図鑑/原書房) 重要ポイント:エジプトものの創作でよく使われる新王国時代には宰相は二人いる。 これは上エジプトと下エジプト…

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古代エジプト王の冠はなぜ残っていないのか。~各王ごとに作っていたはずなのに?

古代エジプトの王の冠は、下エジプトを意味する「赤冠」と上エジプトを意味する「白冠」を合体させ、二つの国の統治者という意味で「二重冠」だ。 こういうやつ。 被っているところのイメージ図としては、こんな感じ。 それなりに硬い材質でないと形が潰れてしまうので、木の枠に布を貼るとか何か工夫をして作ってたのだと思われ…

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中世エジプトはメッカ巡礼のための拠点だった。~古来からの観光都市のお仕事

イスラム教徒は、生涯に一度はメッカ巡礼をしたいと思うもの。 という話はよく知られているし、現代においては巡礼はだいたい飛行機で現地まで行くものだが、近代以前の飛行機のない時代には、船で海路から乗り付けるのが一般的だった。 というのも、陸路だとベドウィンなどの盗賊に襲われやすいからなのである…。 そしてサウジアラビアの地理上、海…

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「黄金の舌」のミイラは珍しいものではなかった? バルセロナ大の発掘で事例が増えた。

少し前に流れたニュースがこちら。 彼は死後、神と対話出来たのか。エジプト、タップ・オシリス・マグナから「黄金の舌のミイラ」発見される https://55096962.at.webry.info/202102/article_3.html そして今回はオクシリンコス(現代名: El-Bahnasa)からの発見。 あれ? …

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「ホルスの瞳」には眉毛と睫毛が必要だった。リアルのハヤブサと比べるエジプト美術

「ホルスの目」とは、古代エジプト美術でよく出てくるコレ。 まゆげやまつげ、くるくると巻いた特徴的な涙のような部分などがあるが、これら全てがセットになった状態で「完全な目」とされていた。 何でこんな形状になったのか、あんまり意識していなかったのだが、実はこれは現実世界のハヤブサたちの模様をデザイン化したものだ、という。 …

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縄文土器を作った季節はいつなのか。中に埋め込まれたものから考えてみると

昔、どこかで「土器のような手芸品は、寒い時期に家の中で作っていたのでは」という話を読んだことがあった。 だけど土器って作るのにけっこう広いスペースいるよね…? まさか家の中に粘土持ち込むわけにもいかない。竪穴式住居、そんなに広くない。おまけに、作ったあと、しばらく乾かしておかないといけないし。 この「乾かす」というのが曲者で、ある程…

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古代エジプトの国際言語文書、「アマルナ文書」の数とリストを探してみた

「アマルナ文書」とは、古代エジプトの歴史の中で第18王朝、そのうちアマルナに都のあった特定の数十年を指して呼ぶ時代区分だ。 有名なツタンカーメン王の生きた時代も、そこに当たる。 アマルナの都は短期間で放棄されてしまったため、持ち出されなかった文書類もそのまま都とともに砂に埋れ、長年残ることになったのだ。 その文書なのだが、古代…

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縄文時代の人は納豆を食べたか。「マメと縄文人」

植物考古学と最新の発掘結果をクロスさせた濃ゆい本。一般向け図書と見せかけて実は論文集みたいな密度。 中身は縄文時代の遺物・遺跡から発見されたマメ類についての膨大なデータの集合体だ。物理的には薄いが、中身のデータで研究者を殴ることは出来そう…。ていうかこのシリーズどの本も濃いな…。 マメと縄文人 (40) (ものが語る歴史) - …

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メガテンで神話の知識を覚えた人も多いハズ…

むかしむかし、まだスマホが無かった時代の若い衆は、据え置きゲーム機で発売されたビデオゲームで遊んでおったのじゃ。 その中でも人気を博したシリーズに「女神転生」という、各国神話の神々や悪魔、妖怪たちを仲間にしていくゲームがあってな…神話の知識はそのゲームで覚えた、という若者も多かったのじゃよ…。 という昔話はさておいて、神話に出て…

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クリスマス日付には実は何の根拠もなかった。大丈夫、普通の日だよ、落ち着いて…

クリスマス。 世間的にはカップルがイチャイチャする日だったり、家族団らんの日だったりするわけですが、まぁうんそんなの仕事してたらほとんど関係ないよね。データセンターの入り口でぴかぴかしてるツリーを死んだ目で見ながら夜間メンテに向かうシステム屋とか、イルミネーション真下に見下ろしながらオフィスビルで残業してる会社員とかもいるわけで。 …

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