竪穴式住居は冬に住むには冬仕様にする必要がある。という現実

前回、真夏の炎天下に竪穴式住居に行き、「めっちゃ涼しいやん!」ということに気づいてからはや半年近く。
そろそろ寒くなってきたので、「冬はどうなのかなー?」って感じで行ってみた。チャリを漕いで! 

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竪穴式住居が涼しすぎた。真夏に考える「定住条件」とは
https://55096962.at.webry.info/202107/article_22.html

さて、今回判明したことは…。

 ・密閉されていれば暖かいと思われる
 ・ただし隙間があるとめっちゃ寒い。むしろ外より寒い
 ・天井近くの空気穴が風向きと一致している家ほど寒い
 ・壁の土盛りの穴から風が吹き込んでくると寒さが増す

そう、火を燃やしていない竪穴式住居はとにかく寒い、ということが判明したのである…。

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↓こういう、壁の土盛りに穴があいちゃってるとこが特に寒い。
冬になる前に土盛りの修繕が必要なのだと思われる

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そもそも現代の民家だって、夏になればすだれやゴザを出し、冬になると厚めのカーテンやふわふわ絨毯を出すものである。
縄文時代くらいの人たちだって、家の装いは季節ごとに替えていたのではないか。風が吹き込むから寒いのであって、密閉して中で火を炊いていれば、おそらく温かいはずなのだ。煙を逃がす窓の部分の穴を少し樹皮などで塞ぎ、大きく開いた入り口部分に開閉できる獣皮のすだれなどを垂らして風の吹き込むのを塞げば、けっこういけるのでは…?

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というわけで、竪穴式住居、スキマがあって火が入ってなければ普通に寒いです。
火は偉大。
火をおこす能力ってほんと、ヒト種族の運命を決めたスキルだったんだなぁ。って実感したのでした。