ギリシャの夏、蝉のなく声。

日本の夏といえばセミの声。オリンピック中継でもセミめっちゃ鳴いてるなっていうのが外国人に指摘されていたりした。
だが、セミがうるさいのは別に日本やアジアに特有の話ではない。アメリカの13年セミや17年セミのみならず、ヨーロッパでも大量に発生してウルサイ奴らはいる。

古代ギリシャの古典にはちょくちょくセミの話が出てきたよな…と思っていたのだが、ちょうどいいのがあった。

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これは、酒飲みのアルカイオスがひたすらお酒の話をする中に出てくるセミ。ひっきりなしに鳴き続ける声のうるささにぐったりしている様子が目に浮かぶようだ。

実際にギリシャの蝉の声を探してみると、日本のクマゼミに近く、「うるさい」としか言いようのない声をしている。
日本の場合はセミの種類が多いので少しずつ鳴きわけていたりするのだが、ヨーロッパはそんなに種類多くないので、だいたいメロディなしの単純な鳴き声。これはずっと聞いてると気が滅入るというのも判る…。
https://www.youtube.com/watch?v=vB9mJQWAfnM

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セミたちの歌うギリシャの暑い夏。
もしもゼウスが夏にナンパをしてたなら、描かれていなくてもその背景にはセミの大合唱があり、神々の宴の背景音楽にもセミの歌声はあったのかもしれない。