北欧神話の神オーディンの語る知恵「オーディンの箴言」、今読むとめっちゃSNSの話に見える

オーディンの箴言とは、ヴァイキング時代の処世術のようなものを集めて「オーディンが語った知恵である」というような体裁にまとめたもの。文章としてまとめられたのは十世紀頃だろうとされている。宴会で飲み過ぎるなとか、外に居る時は武器を手放すなとかいういかにもヴァイキングなものがあれば、オーディンがいかにして知恵を得たかといった神話的なもの、女性を口説く時の手ほどきなど様々な要素が入っている。

で、その中に、よく読むとなんかSNS世代に適応できそうなものがあったんだ…。


「もし、信頼できぬ友を持ちながら、彼から良いことを期待しようと思うなら、口先だけ綺麗事を言って心では欺き、ごまかしにはごまかしで酬いるべきだ。」

何かのSNSで取り敢えずフォローし合ってるけど実はあんまり気が合わない人で考えてみよう…。
お互いの絵を褒め合ってるけど実は内心「そこまで好きじゃない」みたいなのとかこう…ね?(灰色の微笑み


あと、このへんとか。

「悪い友との間には、火よりも熱い友情が5日間燃え上がる。だが、6日目が来ると、火は消えて、友情は前より悪化する。」

→何でも支持して煽るだけ煽ってくれるけど実際はそこまで信頼できない友人とは、コトがすんだあと長続きしない。炎上案件で呉越同舟してる人たちとかね…。ある炎上の時に協力して何かを殴ってた人たちが次の日にはお互い殴り合ってるとかツイッ●ーではあるあるな話。そもそも関わってはいけない


「誰でも、ほどほどに賢いのが良い。賢すぎてはいけない。あまり賢すぎると、その心が晴れることは稀になるから。」

→トレンドの話題を追いかけて何かと深刻に考えたり怒ったり感情を左右されて疲れる人はよく見かけるよね。
今のご時世だと、情報は選別してうまくシャットアウトする能力も必要。


オーディンの箴言の、「人の分別とは」みたいな部分については、SNS世代はよく読んでおくべき…かもしれない。
ただ、肝心のオーディン自身が、SNSやってたら絶対ツイ廃議論厨になってそうな人で、実際の神話でも炎上の種ばかり作ってたのが難点である。
いやマジで、ラグナロクはオーディンが撒いた炎上の種に対してアース神族と巨人族が熱いレスバで全てを燃やし尽くして世界が滅びたのが原因だから。

そう考えると、「無口な」ヴィーザルだけが生き残ったのも当然だったのかもしれない…。


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「オーディンの箴言」はこのへんで読めるよ!
皆、SNSでのラグナロクは回避していこうな!! ギャラルホルンが吹かれたらとりあえずダッシュ退避だぞ。

エッダ―古代北欧歌謡集 - 谷口 幸男
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