ルネサンスの時代のヨーロッパ、「猫爆弾」が考案されていた。

ペルシャ軍の猫シールドの幻想は、中世末のヨーロッパにも伝えられていた…?

16世紀ヨーロッパでは、なぜか「猫に爆弾を背負わせて敵陣に突っ込ませればいけるんじゃない?」みたいな考えがあったらしい。実際に使われたかどうかは不明だが、猫爆弾の説明と図が複数見つかっている、という。つまりそれだけ人々が「アリ」だと思っていたということになる。

この猫は、 "rocket cats" で検索すると出てくるのだが、猫だけでなく鳥にも爆弾をつけようとしていたようで、なんだかコミカルな絵になっている。常識的に考えると、たぶんこれ、鳥は飛べないし、猫は猫でそのへんウロウロするだけで目的の場所で爆発せずにヘタしたら自軍内に被害をもたらすと思うのだが…。

Why Do 16th-Century Manuscripts Show Cats With Flaming Backpacks?
https://www.nationalgeographic.com/news/2014/3/140310-rocket-cats-animals-manuscript-artillery-history/

flame.PNG

「猫を兵器に」といえば、ペルシャ軍が猫を盾にくくりつけたせいで、猫を神聖視するエジプト人は反撃できずやられてしまった、という俗説的な伝説がある。猫を盾にくくるのは難しいので、実際にはそのような戦法は使われなかったと思われるのだが、しかし、誰かの思い付きの伝説を別の誰か(主にギリシャの歴史家とか)が信じたからこそ、伝説は現代まで残っている。

似たようなことを考える人が、約2,000年後の全然違った場所にもいたというのはちょっと面白い。


なお現代では、イルカを兵器に! みたいなのがあるらしい。

「軍用イルカ」って何? 任務は?
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/050800259/


あとキツネも

【おそロシア】キツネを家畜化する実験したら従順ゲノム見つけたかも!
https://55096962.at.webry.info/201808/article_17.html

…あれ? 両方ロシア? あれ?? (グウゼンデスヨネー