シナイ山 is岩。山という言葉から想像されるものではないという話

山とひとくちに言っても、世界にはいろんな山がありまして。
南極の山には雪と氷しかないし、乾燥地帯の山には岩と砂しかない。日本でいう「山」を想像すると全然違うものが出て来ちゃうわけですよ。というお話。

というわけでシナイ山の話。

以前、シナイ山の写真を見た知人が「えっこれ山じゃないじゃん、ただの岩じゃん」と言っていたのだが、うんそうだよ、シナイ山は山の形すらしてないよ…。標高 2,285m、エジプトのシナイ半島の南の端っこにあるその山は、日本人はあまりいかないけど、ヨーロッパなどキリスト教圏の人たちにとっては人気の観光コースの一つだ。なので探せば資料はたくさん落ちている。

ハイキング・コースが整備されていて、ビジターセンターなどもある。まあね観光地だからね。バスツアーもあるしね。
http://discoversinai.net/english/mount-sinai-hiking-trail/6318

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トレッキングコースはこんな感じだ。植物などもほとんどない岩山なので、長年の雨風によって浸食された跡がえぐられている。
ちなみにシナイ山のあたりは雨はたまにふるし、降雪もある。

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写真で分かりやすいのはこちらのページ。
http://sinaitrekkingandsafari.com/trekking-and-camel-safari/trek-1-mt-sinai-jebel-musa-and-jebel-safsafa/

山、というよりは岩の塊を登ってる感じである。

Trek01-13あたりの写真だと景色は良さそうに見えるが、登ってる最中はほぼ岩しか見えない。なぜここに登ろうと思った…? という感じの場所だ。というかこの山の麓で40日も待たされた同行の皆さんどうやって生き延びた。水場は一応あるけど食料が手に入らないぞ。そりゃ不安にもなるわ。

ふもとに修道院はあるものの、他にあまり観光ではる場所もないし、ここはよっぽどの聖書マニアかモーセ・フリークでもないと、日本人で行きたいと思う人はなかなかいないだろうなぁ…。