どうしてこうなった。猫のミイラの中身を鑑定したら3匹(の一部ずつ)入ってた…

フランスの美術館 Museum of Fine Arts of Rennes が所蔵していた古代エジプトの猫のミイラをCTスキャンしてみたら、中に3匹ぶんの骨が入っていた、という。

Inside Ancient Egyptian Cat Mummy, Archaeologists Find the Remains of 3 Cats
https://www.livescience.com/ancient-cat-mummy-multiple-cats.html

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このミイラは約2,500年前のもの、つまり末期王朝の動物ミイラが大量生産されていた時代のもの。末期王朝時代の動物ミイラは、実はけっこうパチもんが多い。神聖な動物をミイラ化したものを神殿で販売していたのだが、元が生もので生産が追い付かないし、どうせ中身開かなきゃ分からないので中身を適当に作っていたらした。タカのミイラの中身が羽根一枚、とか、見た目がトキなのに中身がネズミ、とか、まだ赤ん坊のワニが大きなワニ型のミイラにされている、とかいろんなパターンがある。

しかしこの猫のミイラの場合は、中身を「入れすぎ」ているという、なかなか珍しいパターンのようだ。CTスキャンしたところ中身は3匹の猫の一部分だけのようだ。頭蓋骨はなく、そこにあるのは布の塊。そして胴体にあたる部分には異なる猫の5本の脚。何故…足だけ…。軽くホラーである。

何かミイラを量産してる中で手違いでも起きたのか。余ったパーツを突っ込んだ感もあるが、これもまた、エジプトミイラではよくあること…。