今更だけど、マンチェスター博物館って地震対策してないんだな…

もうすっかり旧聞となってしまったこの事件。
覚えている人はいるだろうか…

なにこれ不気味 独りでに動く古代エジプトの像
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1306/24/news081.html
※像が動く動画あり

マンチェスター博物館に展示されている、中王国時代の25センチほどの男性立像が毎日少しずつ回転して後ろ向きになってしまう、という現象。別にファラオの遺物でもなんでもないけど「古代エジプト」ってだけでファラオの呪いとか魔術とか当時騒がれたやつである。


これについては、博物館周囲の微弱な振動が原因、という結論になったのだが…

ひとりでに回転する古代エジプト像、謎が解明される
https://jp.reuters.com/article/l4n0j60u9-egypt-rotating-idJPTYE9AK03T20131121


今更気づいてしまったぞ、像が回転できるってことはこの像、地震が来たら床に落ちるやつだな?

いや、というか当時気が付かなきゃならなかったんだが。ガラス板の上に乗っけてるだけじゃん。呪いはともかく、ちょっとした振動で自由に動けるくらい固定されていないのはマズいのでは。
震度4も食らったら遺物が破損するぞ。いくらイギリスは地震がないっつっても不用心すぎるんじゃね??


と思って試しに大英博物館の写真見返してみたら…ちょおまえええええ
これちょっと揺れたらコケるやつやん!
ワイヤーとか見逃してるわけじゃないよね… ほんとにこれ置いてるだけなんだよね…

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地震の多いペルーの博物館の写真を試しに見てみると、壺類はそれなりにガッツり固定してある。
もしかして、地震のある/なしで博物館の免震/耐震設備の基準が国ごとに違っていたりするんだろうか。

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ただ、もしかしたら、…もしかしたら、だけど、「ケースごと免震構造になってる」とか「博物館ごと全部免震台に乗せてる」とかいう可能性も、無くはない。

日本の有名な博物館や美術館に免震システムを入れている会社の資料がこちら。
https://www.a-sys.co.jp/pdf/si/08.pdf

板の上にのせているだけに見えて、実はその板の下に免震台が隠れている、というものもあるらしい。
ただまぁ、ガラス板の上にのせてるだけなのは、なんの対策もしてないの間違いないですけどね…。大英さんのガラス板の上の壺、それ、地震来たらコケて割れますよ多分…。


というわけで

 ●どこかへ行ったら地震の有無とその国の博物館の耐震・免震対策を確認すること

ちょっとデータ集めてみようかな、目に見える範囲でだけど。