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zoom RSS また人類の拡散史が書き変わる? アルジェリアから240万年前(推定)の石器が見つかる

<<   作成日時 : 2018/12/02 00:10   >>

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長らくホモ属の起源地は東アフリカ、と言われてきたが、実は南アフリカ説を推す学者も一定数はいた。その学者の執念から生まれたのが何年か前に話題になった新種の人類「ホモ・ナレディ」の発見だったが、それに加え、北アフリカ起源説も新たに登場することになるかもしれない。

東アフリカ人類発祥説に異議、アルジェリアで240万年前の石器発見
http://www.afpbb.com/articles/-/3199887

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英語記事と元論文

Strongest evidence of early humans butchering animals discovered in North Africa
https://www.sciencemag.org/news/2018/11/strongest-evidence-early-humans-butchering-animals-discovered-north-africa

北アフリカにあたるアルジェリアて、190-240万年前の石器と、石器を使って解体されたような跡のある動物の骨が見つかったというのだ。残念ながらヒトの骨は見つかっていないので、どういう種類のヒトがこれを使っていたかは不明。だが、少なくとも石器を作れるレベルの知能をもつ「誰か」がいたことは確実だ。

http://science.sciencemag.org/content/early/2018/11/28/science.aau0008

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これがなぜ重要な発見かというと、今のところヒト(ホモ属)は東アフリカのエチオピアあたりで誕生して、そこからアフリカ全体に広がっていったはず、というのが定説となっているからだ。最古の石器が260万年前くらい。ところが、今回の240万年という年代が正しければ、ホモ属は東アフリカで誕生して即、北アフリカへ向かっていったか、そもそもホモ属自体が東アフリカだけでなくアフリカ内の複数個所で発生していた可能性が出てくる。

つまり、ホモ属が東アフリカで発生→アフリカ全体へ移動 ではなく、 東アフリカや北アフリカに住んでいた複数の祖先→どこかで出合って混じる → ホモ属へ という流れに書き変わる可能性がある。

そこにさらに南アフリカ起源説も殴りこんでくると、初期人類史がごっそり書き変わりますね。
新たな証拠に定説がぶっ壊されては専門家が作りなおしていくこの終わりなき作業こそが研究なんだと思いますね。これは楽しくなってきたぞ。
専門でやってる人はいまごろ頭抱えてそうだけど、外野なので笑顔で正座待機。続きの情報待ってます!

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