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zoom RSS 人間は個人差の大きい動物である…ならばその「個人差」はいつから?

<<   作成日時 : 2018/08/06 00:10   >>

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人間は個人差がとても大きい生き物である。


元々持っていた能力がーという意味ではなく、今現在の自分を考えてみてほしい。

あなたは絵を描くのが得意だろうか。では、同時に北極圏に冒険する冒険者が出来るだろうか。

家事が得意で料理が出来る人なら、同時に仕事で一千万稼ぎながらエロゲを極めることは可能?

数学の博士が歴史や古典文学も出来て、ラテン語の読み書きが得意なんてことはあるだろうか。


世の中には色んな人がいて、実に様々な得意ジャンルを持っている。そして多くの人にとって、自分の得意ジャンルと呼べるものを持つのは一つか二つがせいぜいで、全く異なる方向を同時に極めることは非常に難しい。そして、そもそも「極める」ところまでいくのか、「ある程度出来る」までで止まってしまうのか、「そもそも何かを学んだり研鑽したりすることが苦手」なのかでも大きく異なるだろう。


これは元々持っていた才能の差というよりも、育成ゲームでいうところのステ振りの差だ。元が何にでもなれる状態から、環境や性格などによって完成形が変化していると考えるべきだろう。単に身体能力という意味ではなく、「能力」と表現するのが妥当な範囲内で、同種内での差異の大きさは、他の動物たちを越えると思われる。



さて、ここで問題である―― この能力差は「いつ」から存在するものなのか。

もうちょっと具体的にいうと、現生人類が分岐する前の人類にも固体ごとの能力差ってあったんじゃね?


これは、「ネアンデルタールには複雑な思考は無理だが、ホモ・サピエンスは作業を順序だてて考えることが可能。」という定説に対する疑問から生まれた。ぶっちゃけ言いますが、ホモ・サピエンスにも、順序だてて思考するとか、想像力を働かせて事後を予測するとか出来ない人たくさんいます。

ええ、いっぱいいますよ…仕事してて「なんでここまで生き残ってきたんだこの人」みたいなのいますよ…
疲れて思考が停止してるとかじゃなく、そもそも「仕事どころか日常生活もやばくねーかこれ」っていうレベルでいますよ…どうやって採用されたのか謎すぎてアレなのだがそこはまぁおいとくとして…

 個人差 なのである。

もう一度繰り返すが、現生人類ことホモ・サピエンス、同一種族内での差がめちゃくちゃ大きい。
100万年後の学者が「かついての人類はパソコンやスマートフォンなどの電子機器を使いこなし、インターネットを駆使していた」と評価するとき、それは現在の人類全体の評価としては正しいのだが、個別に見ていくとその習熟度は個人で大きく異なるし、そもそも使いこなせていない人だって沢山いる。

同じように、100万年前の人類を評価するとき「旧石器を使い始めました。」は正しいのだが、石器使えないし作れない人類も実はけっこう沢山いたんじゃないの? 新石器を開発したのはホモ・サピエンスで、ネアンデルタールは細かい作業出来なかったことになってるけど、実際は新石器作れないホモ・サピエンスと、めっちゃ使いこなせてるネアンデルタールがいたんじゃないの?

だって脳容量的にはほぼ同等なわけですよ。ハードもソフトもよく似た構造で同じような路線で進化してるんだし、混血している証拠もある。能力差は「平均値」としてはあったかもしれないけど、固体で見れば差がないケースはあったんじゃないかと思う。

あと、現代でスマホの登場においつけない人がいるように、昔だっていきなり新型の石器出てきても使いこなせない奴は絶対いたと思うのよ。ていうかそもそも石器とか使うの面倒で、「えーそんなの使わなくても岩に直接叩きつければいけるじゃーん」みたいな脳筋のいたと思うのよ。パソコン時代になってもまだ紙にこだわる人とかいるじゃん…? 人類のやってること昔からそう変わらないって。



この個体差を証明することは非常に難しいと思うのだが、「細かい手作業が出来ないはずのネアンデルタールの遺跡から装飾品が出てくる」「ネアンデルタールが絵を描いていたっぽい痕跡がある」みたいな話は、これで従来説と矛盾なく説明をつけることが可能だと思う。

ネアンデルタールの中でも、好奇心旺盛でめっちゃ出来る子は、ホモ・サピエンスと違わないことか出来たかもしれないのだ。


この説を採用してしまうと、今までの遺跡や遺物の分類が大変なことになるのは確かなのだが、このくらいじゃないともう、新しい発見物と既存説との折り合いがつかなくなってきているように思われる。


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