IT神話 ~神託のデルポイ

毎年恒例っ! 繁忙期がやってまいりましたよ!!
いーきーのーこーるーぞー。

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IT用語に「デルファイ法」というものがある。

※参考 デルファイ法(delphi method)
http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0805/26/news130.html

まあ簡単に言うと会議のやり方みたいなものだが、一つのテーマについて専門家にアンケートと結果のフィードバックとを繰り返して意見を集約していく方法。顔をつき合わせてやる「ブレーンストーミング」と呼ばれる会議に対して、直接対面しなくても意見集約によって結論を出せるというのが特徴だろうか。面と向かってだと意見を言わない人の多い日本だと、わりと重要な局面で使われているような気もする。

フィードバック時に意見を向けたい方向に故意にゆがめた内容を返すなど、ロクでもない使い方で意見誘導している場合もあるが、本来は、肩書きや立場の強弱によらずに意見を言えるようにする、という手法。

この「デルファイ」の語源がアポロン神殿のあったギリシャのデルポイだということを最近になって知った。


してみるとシステム開発プロジェクトの起案時点でデルファイ法に則って行われる方針決定は神託であったのかと思ってはみたものの、そもそも最初の案件立案からしてデスマーチ確定のお前ら何も考えずにノリで決めたのかふざけんな的なものが多い昨今、神託など所詮ラリったえらい人たちが神の名を借りてデッチ上げている戯言に過ぎないのかよと思いたくもなるものである。

そういえば古代ギリシャの神託も、いかようにも解釈でき、当たってるともずれてるとも言いがたいものが多かったようだ。いかようにも解釈でき、あとからいくらでも変更できるような曖昧な要件しか出してこないのは確かにデルファイの名に相応しいと言うべきか。

ちなみにデルポイのアポロン神殿には「誓約と破滅は紙一重」(無理な誓いはするな)という大変ありがたいお言葉が刻まれていたようで、せめてこの言葉だけでも、えらい人たちの目の前に貼っておきたい。


 無理な予算とスケジュールの案件を契約するなと


神託によって戦場に赴かされるのも死ぬのも、我々、現場の人間なのだから・・・・・。