自称古代エジプト人の生まれかわり、オンム・セティは腐女子である説をプッシュする。

<オンム・セティとは>

本名はドロシー・イーディ。イギリス人。幼い頃から大英博物館に入り浸っていた重度のエジプトマニア。エジプトに移り住み、セティという名の息子をもうけたので「オンム(母)・セティ」と名乗るようになった。夫とは数年で離婚してしまうが、その後もエジプトにとどまり続け、アビュドスのセティ1世葬祭殿近くに住み続けていた。

以前紹介したときの記事はコチラ。
ドロシー・イーディ/古代エジプトに生きたと信じた女性

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さて、このオンム・セティ。

古代エジプト人の生まれ変わりがどうだとかいう話は置いといて、突き抜けたエジプトマニアであった点においては誰も異論はないと思う。エジプト好きだからって独学で古代エジプト語を学んで、実際にエジプトに住んで、死ぬまで大好きな神殿の傍に暮らした。ここまでエジプト愛を貫いた人は滅多にいない。さらに、妄想か真実かは抜きにして、リアルな古代エジプトでの生活を頭の中に描き、一つの物語として成立させられたことも特筆に価する。

しかし、である。

その愛は何処か、 他者が興味を失っても旧来の一つのジャンルを愛し続ける腐女子の二次創作に似ている と、私は思うのである。


そう思ったきっかけは、彼女が「14歳のとき、ミイラ姿の王(セティ1世)が私に会いに来た」と語り、その後、離婚してからも夜ごと生前の姿で現れる王と逢瀬を重ねていたと証言しているところ。

セティ1世ってあれですよ。

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こんな方ですよ?(※ミイラ)


確かにイケメンだと思います。ええ。若い頃絶対これイケメンだっただろうなーとか思ってます。なかなか素敵なおじぃちゃんです。

でもさ。

これが夢の中で迫ってきてどうしてロマンティックな気分になれますか?

ないでしょ普通は!
だから思ったんですよ。この人、脳内でミイラを美化してた(= 二次創作してた)んじゃないかなって。
同人界では、イメケンファラオとか普通に居ますからね!!


例)

現実のラムセス2世

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乙女ワールドのラムセス2世

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これが普通。

日本だけ? いやいやいや。古今東西、どこだってきっとこのくらいの美化はやってるでしょ。オンム・セティの脳内ではきっとこのくらい花飛び散るワールドになっていたんだ。だったら古代ファラオとの脳内恋愛だって全然オッケーだ。むしろ液晶画面ごしに私もやったことがある。(←


イケメンファラオ様いっぱいいるもんねー

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いるよねー

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…うん。あれだ。
なんか、オンム・セティ別に普通じゃんって思えてきた。

ツタンカーメンとアンケセナーメン夫妻がオネショタ(※18禁用語なのでググらないように) だとか言い出す人もいるくらいだし、愛と妄想はきっと突き抜ければ凄いんじゃないかなとかなんとか。


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ちなみにおんなじカンジで、メソポタミアあたりも↓こんなカンジで軒並み美化されまくってます。



ギルガメシュ叙事詩の石碑見てから見比べると「どうしてこうなった」感がありますが、ヴォクはアリだと思います!!