「グーグル八分」を知っていますか。/ネット世界の存在とは

・インターネット上の存在は簡単に消せます。
・検索エンジンにひっかからないようにすればいいだけです。
・いま見えている検索結果は誰かの意図で作られた世界かもしれません


あの事件がもう10年前だということに軽くショックを覚えつつ、最近ネット始めた人は知らんだろうということで、ちょろっと書いてみる。

「グーグル八分」とは、村八分に掛けて作られた言葉だ。
グーグルでの検索結果から削除され、一切出てこない! という現象のことを指す。

この言葉は、2004年のある事件がキッカケで生まれた。

騒動は、2004年当時 人気を集めていたサイト「悪徳商法?マニアックス」が、悪徳商法の事例としてとある企業を紹介したことに始まる。(実際に悪徳商法スレスレのことをやっていたかどうかは、ここでは置いておく) その企業の関係グループがグーグル本社に検索結果からの削除申したてを行ったらしく、実際にそのサイトのページの多数が検索結果から削除されてしまった。

2004年といえば登録制のサーチエンジンからロボットによるキーワード収集の検索エンジンへの移行が完了したあたりの時代で、グーグルがメイン検索エンジンとしてのシェアをほぼ握り終えた時代。皆がグーグル検索に頼っているのに、そのグーグルに結果が出なかったら誰もたどり着けない。

「グーグルは一企業の申し立てで検索結果を改ざんする」。
当時はまだ、その可能性を考えている人は少なかったように思う。

実際にこの事件が起きたことで、検索結果として見えている世界は人為的に操作されているかもしれないということに多くの人が気づくことになった。



あれから10年、忘れている人も多そうだけど、今でもこのテの話は起き得ると思っている。
グーグル一強のネット世界は、グーグル様の意向にネット上での存在を握られてると同義と心するべし。



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どーでもいいツイッターの炎上とか、未成年の殺人犯の顔写真とかはいつまでもネット上から消えないのに、有益な情報はいつの間にかヒッソリ消えてたりするのがネットの世界。
まあ現実も似たようなもんですけどね。同窓会で「あれー? そういやxxって人 むかしいたよね、居間どこで何してるんだっけー」「さあ… 卒業してから全然…」みたいな。 ※実話です