リアル「人類は衰退しました」 ネアンデルタール編

我々現生人類は「クロマニョン人」などの新人と呼ばれる種類の人類だが、近似種の旧人、ネアンデルタール人は、今はもういない。彼らがどのようにして衰退し、種として消滅してしまったのかについては、何十年も様々な学者さんたちが意見を戦わせているところである。

ネアンデルタール人の絶滅については、諸説がある。

・気候変動についていけなかった説
 →道具や言語といった高度な文明は現生人類しか持たなかった、という前提に基づく。現在はほぼ否定されている

・現生人類の祖先との縄張り争いに敗れた説
 →これも、新人は道具を持っていた/集団として規模が大きかったが旧人はそうしたものを持たなかった、という前提に基づく。

・疫病や自然災害

・集団として数が少なかったため徐々に衰退していった

だいたいこんなところが有名な説だが、近年ではクロマニョン人とネアンデルタール人の混血の可能性も示唆されるようになってきており、ついに「僕らは実はネアンデルタール人でもあったんだよ!」「ナ、ナンダッテー」という説にたどり着いた模様。

<ナショジオ記事>
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121015002
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100507001&expand#title

 新たな地を訪れた現生人類にとって、異種交配は思いがけない恩恵をもたらしていたようだ。現生人類は、ネアンデルタール人の遺伝子要素を通じて、ユーラシア土着のウイルスと戦う免疫系を獲得したと考えられている。


過去には、ネアンデルタール人が疫病に弱くて新種のウィルスで絶滅したという説もあったりしたのだが、実はクロマニョン人のほうが疫病に弱くて、免疫はネアンデルタール人から分けてもらったのかもしれない、らしい。

ふむむ。

とりあえず我々の遺伝子の中にネアンデルタール的要素が入ってる可能性は高まってきているようで、何年かのちには教科書に「ネアンデルタールは絶滅なんかしていないさ。僕らの中に生きているんだよ」な感じで書かれるようになるのかも。まあぶっちゃけ辿っていけばピテカントロプスの遺伝子だとかも入ってるわけですけども。



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クロマニョン人=ネアンデルタール人を殺した鬼畜集団 説とかももう過去のものなんすね。
ついでに、ネアンデルタール人=猿みたいなもの っていうイメージも。

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ちなみに同タイトルのフランス映画もあるようです。
フランスwwww おまwwww ネアンデルタール人とクロマニョン人のラブストーリーておい。

http://www.facebook.com/events/156479701116482/