吉村さんが、また何かやってしまったらしい。→これは…

いつもはツクールのバグ関連の記事か三國志Onlineの記事が検索HitのTOPに来るのに、ここのところ、吉村作治関連のエントリのHit率が上がっておりました。
エジプト特番でもあったのかな。と思っていたら違っていた。

どうやら、チベット関連で問題のある発言をして学生の反感を買ったようだ。


出演番組:「談志・陳平の言いたい放だい」5/10放映
11:00~11:55 TOKYO MX

発言したらしい内容(この時点では自分では未確認)
『フリーチベットなんて騒いでたデモ隊は10人位しか居なかった。俺は現場で見ていた。デモ隊の奴が笑いながら俺にサイン求めて来た』
『日本は中国の物になっちゃえ』
『「でも、おかしいのは「パンダはもともとチベットのものだ」っていう抗議ね。
あれは、チベットじゃなくて四川省なんだよ』


…で、この回のYoutubeに上がっているのを発見したので、実際に鑑賞してみました。
気になる方は一緒にご確認ください。どうぞ。

談志陳平の言いたい放だい 2008年5月10日放送



番組自体、とてつもなく下世話で、おおよそ学者が出演するとは思えないレベル。
この回のテーマは吉兆のおかみの謝罪の件と胡 錦濤さんの訪問について、のようなのですが、始まったとたん真中のハチマキのおいちゃんが 「吉兆のババァ(笑)」 …と、発言。

 おいおいおいおい…これ公共電波だよね…。

いや、私も、決して上品な番組ばっか見てるわけじゃないですよ。
和田アキ子とか上沼 恵美子の番組は見慣れてるし、あのノリは実は好きだったりします。しかし、そういう笑える関西ノリとも違うし。ええ年こいたおいちゃんたちが、木陰で昼間っから酒でもチビチビやりながら世間話してるのと同じノリで延々とまとまりのない話をするだけ。よくこんな番組に出られるな…っていう感想。
これも、発掘資金を稼ぐために仕方なく、なんですかね?(笑) 吉村さん。


で、問題の吉村さん登場シーンは、5分12秒を過ぎたあたりからです。

番組の発言内容を見れば分かりますが「フリーチベットなんて騒いでたデモ隊は10人位しか居なかった。俺は現場で見ていた。デモ隊の奴が笑いながら俺にサイン求めて来た」は、実際は言ってなかったです。少ないデモ隊を、その倍以上の警官が押さえつけていた、という話をして、そんな騒然とした場でサインを求めてきた阿呆がいた、と笑顔で語ってくださっているだけでした。

ただね、こんな下世話な番組で、ゲラゲラ笑いながらそんなこと言われたら、デモ隊の人は気分よくないだろう…。あまりに他人事なんだもの…。




で、↓これは実際に言ってました。

デモ隊の様子について語るシーンで
 『一番おかしかったのは「パンダはもともとチベットのものだ」っていう抗議ね。
  あれは、チベットじゃなくて四川省なんだよ。チベットまで上がっちゃったらパンダいないよ?』

テレビでは警官とデモ隊の衝突や混乱が映っていなかった、というくだりで
 『あぁ、テレビなんてウソつきだから(笑)』

パンダのレンタルについてのくだりで
 『コキントウが来た後にポコっと死んでたらつがいのパンダくれないよ。
  いちばんえらいのは、死んだランラン』(注:リンリンだけどランランと言っていた)

パンダのレンタル料からエサの話になり、パンダにやる特別な笹~ というくだりで
 『わかった。(パンダを)吉兆に連れていこう!』



チベットの位置を知らずに適当に発言しているのはどうかと思った。

四川省ってチベット自治区あったよなあ、今回の地震でもチベット族が被害受けてるじゃない。…と思ったら、吉村ブログにまさにそういうツッコミが在った。(現在はコメント全削除) チベットが何処にあるのかご存知ない上に思い込みで発言… あれ。確か、最近同じような行為でつるし上げられた人が青学に(ry


まあ、著名人やタレントの発言について、ブログ・ラジオ・テレビとわず些細なことまで叩く最近の風潮は、正直言って好きではないんですよ。
ただこの方の場合は、ちょっと事情が違うと思う。
なぜなら、失言ではなく本気でそう信じていて、それが正しいと思っていると思うから。


 ただ、誰が何を信じようと、何を主張しようと、基本的には自由だ。


吉村氏が、どれだけバカな発言をしても、そんなものは個人の勝手だ。謝罪に値しない。

ならば何がマズいのかというと、早稲田の名誉教授 客員教授(ゴメン間違えてた)を務めながら、自分の大学(と、大学の生徒)をバカにしていると取られかねない発言を公でしてしまったという点だ。


どう贔屓目に見ても、自分とこの大学で起きたデモは他人事としか考えていない。警官とデモ隊と中国人と右翼がワーワーやってるのを、面白がってヒョコヒョコ見に行って、下品な番組で茶化したネタにしている。そういうつもりはなかった、と釈明されたとしても、そうとしか聞こえない言い方だ。

あの番組で、あの言い方じゃあ、真剣に抗議した学生たち、日本の未来や世界の平和といったものを考えようとしていた人々からすれば、いい気持ちするはずない。Youtubeに投稿された映像やmixiコミュでの書き込みは熱い。警官隊に比べて人数は少なかったかもしれないが、彼らは、かなり本気で旗を振ってたんじゃないの? それを間近で見ていながら 「パンダは四川省の動物なんだよね~」とか、「ポコっと死んじゃったパンダはえらい」みたいな発言は、拙い。

世間との温度差というより、やっぱり何か人として大事な感覚が欠けているように思える。


#もちろん早稲田の学生以外の人たちやOB、通行人、政治団体等もデモに参加したことは知ってる
#その中にはノリで参加した人も居ただろうし、本当にサインを求めた人がいたかもしれない
#ただ、それが「一部」なのか「全体」なのか、本気のデモ隊なのかくらいの区別は普通つくだろう

#あとパンダに対する発言はどうにかならんのか…orz
#偽善でいい、少しは命の大切さを考慮しようぜ。


こういうエントリを出すと、「お前には他人を批判する資格がない」とか、「お前だって人をバカにしている」と、思う人はいるでしょう。
ええもちろん、私は品行法制な人間などではございません。神様じゃないし、お釈迦様でもないしなー。

年に何回かはサイト上で来訪者とケンカしてるし、時には人をこき下ろすこともする(笑)

で、それが何かいけないことなのかな。
自分の発言には自分が責任を取ればいいだけの話。
個人が責任をとれる範囲なんて限られたものだけど、そもそも、個人の発言が影響を与えられる範囲なんて限られたものだから、釣り合いはとれている。


対して、著名人でテレビにもよく出演する、影響力の大きなこのお方は、

 過去に自分の過ちに対して責任をとったことがない。


だってご自分の偽学位問題すら「自分は悪いことはしていない」と言って逃げた方だもの。

今回も、吉村氏のブログには、この回の放送についての釈明、謝罪を求めるコメントが70件程度書き込まれていたようだが、5/29現在、吉村氏のブログからはコメント欄が消滅し、全コメントが削除されている。
 (27日頃にはコメント欄がなくなっていた模様)

吉村氏はかつて、靖国問題や旧日本軍についての発言でもブログを小炎上させたことがある。
その時は気が付いたらコメントが減っていたが、今回はそれ以上に即効的な対策、すなわち「ブログのコメント欄の削除」という方法で対応をとったようだ。これで今後は炎上することもないですね。ファンからの声援書き込みもなくなるけどね。


(炎上時の模様は、魚拓かGoogleキャッシュではまだ確認できるようです)



どうせ今回も何の釈明もなくスルーでしょう。
この番組の他の回をちらっと見た限り、むしろ他の回のほうが拙い発言をしている気がするんで、それが今まで放置されてきたくらいだから大した問題じゃないのかも(笑)
私のような一般人と違って、どんな発言をしてもフォローしてもらえる立場なんでしょう。優秀な弁護士(*)さんがついていらっしゃいますしね。


この件で吉村氏を信じられなくなった、とか、幻滅した、とか思っている人は、残念だけど、それは好きな人に対して無知すぎるんじゃないかな。
むしろ、この人のファンを勤めるなら、その激しく偏った思想と突拍子もない自説をひっくるめて愛するくらいじゃないとダメだよ(笑)


*優秀な弁護士
自らが学長を勤めるサイバー大学にて、本人確認をしないまま学位を与えていたと報道した毎日新聞に対して「訴えるぞ!!」と息巻いたときの発言より。
優秀な弁護士がいるので訴訟をちらつかせるのも自由自在です。



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この記事はyoutube映像の確認とブログのコメント欄削除の事実をもって、
5/29に追記・修正されました。

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追加
なんか掲示板に関係者が来たログ

そういう事情らしいです。お察し下さい。
ちなみに吉村氏の工学博士論文とやら、探してみたけど一般閲覧の手続きが面倒そうだったんでまだ読んでないです。

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