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zoom RSS エジプト・アレキサンドリアの博物館で、WWU中に隠された遺物が見つかる

<<   作成日時 : 2018/07/11 00:10   >>

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博物館の中庭から、埋められた数百点の遺物が見つかり、どうやら第二次世界大戦中に戦火を逃れるために避難されられた品っぽいと判った、というお話。

https://www.jiji.com/jc/article?k=20180706037368a&g=afp

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見つかったのはグレコ・ローマン博物館で、アレキサンドリアに首都のあったプトレマイオス朝あたりからイスラム支配にかけての品だという。記録に残さずにひそかに隠されたというが、そもそも記録が不完全だったのではないだろうか。というかエジプトの博物館は記録が「ない」ことも結構あるらしい。…これらが今まで気づかれなかったのだから、当然、戦時中のどさくさに紛れて持ち出された品は他にもたくさんあると考えるべきだろう。世界に散らばる様々なエジプトコレクションの由来も、こういうところにありそうだ。

オスマン帝国時代には古代の遺物など大して興味も払われず、その後の独立のうやむやでも多くの遺物が失われた。そんな中、再び歴史の明るみに出た遺物があったことは僥倖と言えるだろう。



ちなみに、イギリス人の考古学者が隠したのでは? と言われているが、第二次世界大戦中エジプトはイギリスの支配下にある(条件つき独立の状態)であることに留意されたし。で、爆撃したのは、記事内では明記されていないがイタリアだろうと思う。イタリアがカイロを爆撃するシーンは、世界的に有名なエジプト人作家ナギーブ・マフフーズの「カイロ三部作」の第三部、「夜明け」に登場する。著者の体験が元になっているといわれるシーンだ。

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この作品はもちろんフィクションなのだが、イギリスからの独立から戦争に巻き込まれていく時代がリアルに描かれていてとても興味深い。

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