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zoom RSS 失われた都市を探して〜世界に散らばった盗掘品と、行方不明のシュメールの都市

<<   作成日時 : 2018/06/11 00:10   >>

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遺物はたくさん見つかっているのに、そこに記された都市が一体どこにあったのかが分からない。
というのも、市場に大量に出回っている遺物が全て違法に掘り出された盗掘品で、誰が掘り出したのかも分からないから――。


Lost City of Irisagrig Comes to Life in Ancient Stolen Tablets
https://www.livescience.com/62688-lost-city-of-irisagrig-ancient-tablets.html

画像


紀元前2,100年〜1,600年ごろにイラクのどこかに存在したシュメールの都市「Irisagrig」(イリサグリグ?)。
最近、アメリカに密輸入されそうになっていたところを押さえられたなんと450枚もの粘土板がイラクに返還されたが、それ以外にも大量の遺物が世界各地に出回っているという。それらの多くがこの都市名を記されていることから、どこか一箇所の都市遺構から掘り出されたと考えられている。

けれど、場所が分からないのである。

とりあえず候補地は見つかったというが、これも確定ではない。都市の名前は判明しており、それなりの規模だったこともわかっているのに、場所だけ分からない。
エジプトでも、遺物やご本人様のミイラがあり、その人の名前まで判っているのに、どこから発見されたのか墓所だけ行方不明、というケースがよくあるが、これは遺跡の数が多く、全てを管理しきれない国ならではの問題なのかもしれない。


遺物が出回り始めたのは2009年ごろからだという。「アラブの春」による政情不安、その後のISの台頭。eBayで通販されて個人が購入したと思われるものもあるといい、誰が何を手に入れたのか今ではすべてを追うことが出来ないという。
一般に、大量の粘土板が残ったままの遺跡というのは、何らかの事情で放棄されてある時からいきなり人が住まなくなった場所であることが多い。まとまった数の粘土板が出回っているということは、イリサグリグも何らかの事情で書類が持ち出されることなく住民が消えたのかもしれない。が、一体そこで何が起こったのかは、遺跡自体が見つからないと分からない。

行方不明の都市の秘密は、いつか解き明かされる日が来るのだろうか。

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