現在位置を確認します。

アクセスカウンタ

zoom RSS クフ王の大ピラミッドと「女王の間」のシャフトの終端位置

<<   作成日時 : 2018/06/05 00:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

クフ王の大ピラミッドには、「シャフト」と呼ばれる、玄室から外に向かって伸びている穴がある。

用途は不明で、作業員の呼吸を確保するための空気穴とも、宗教的な意味を持つ穴とも言われる。後者の論拠となっているのが、この穴が北極星の方角を向いているように見えること。古代エジプトの宗教観の一つに、魂は死後に空へ昇って不滅の星たちとともになる、というものがあるため、王の魂が空へ旅立つために作られたのではないかというのだ。ただし、他の同時代のピラミッドにはこの穴は作られていない。

目的は定かではないのだが、未完成とされる「女王の間」の穴も、実はほぼ完成に近い状態で作られていることが判っている。およそ15年前に行われた、穴の中にロボットを突っ込んで終端を探るというプロジェクトでは、南側の穴は、穴の始点となる玄室の壁から53mのところで石にふさがれていることが判っている。

図にするとココ。

画像


石の外側まで約6mの地点で、下から順番に石を積んでいったのなら「王の間」と呼ばれている上の玄室の屋根が作られている頃に終端をふさいでいたことになる。なんでこんな中途半端なとこでぶったぎってるんだろう。作業員の空気穴として確保するつもりなら外側まで貫通させるべきだし、「女王の間」とよばれている下の玄室を放棄して「王の間」と呼ばれている上の玄室に王を埋葬するつもりだったのなら、「王の間」を作り始めた時点でシャフトの追加も中止すべきだった。作るのに手間がかかるので、何も意味がないわけではないはずなのだが…。

作った意味が分からないのはまぁいいとして、中途半端に完成に近い状態で仕上げた理由がわからない。ここまで作ったなら最後まで貫通させるほうが楽な気がするんだけど。でもまあ多分、工事計画の変更とかファラオの思いつきとかが理由で実際は大した意味がないんだろうな、だって古代エジプト人だもの。



****
判り易くまとまってる記事(英語
http://emhotep.net/2012/01/11/locations/lower-egypt/giza-plateau-lower-egypt/the-pyramid-shafts-from-dixon-to-pyramid-rover/

写真見るとけっこう手間かけてきれいに磨いて作ってるんだよね。なんでこんなもん作ったのかがほんとよく分からない。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

クフ王の大ピラミッドと「女王の間」のシャフトの終端位置 現在位置を確認します。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる