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zoom RSS 登山とGPS /遭難したときに谷に降りるのは死亡フラグですよ

<<   作成日時 : 2018/06/02 00:10   >>

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紙の地図とGPS、どっちが有効かとかいう話が何故かたまに論争になるのだが、それは置いておく。

最近は登山でGPSに頼る人は結構いるのだが、どうもGPSさえあれば迷っても下山できる、と思い込んでいる人が多いっぽいので それは違う という話をしたい。

画像
*あまりの遭難者の多さに看板を出したけどそれでも遭難者が減らない某所の道。


GPSはザックリとした現在位置が判るだけで、そこからどっちにどう向かえば下山できるかは教えてくれない

以前すでに以下に書いたとおり。
どんなツールを持ってても、使い所と使い方が判ってなければ意味がない。


GPSで道迷いは防げない/道迷いからの生還は保証されない。ツールの正しい使いどころについて
http://55096962.at.webry.info/201802/article_15.html



GPSを使った遭難からの生還方法は、原則以下の2つだと思ってます。

●現在位置が判ったら正規ルートに戻ること!! ルート以外の場所を突っ切ろうとしないこと!

道の無い山の中はとんでもなく歩きにくいのです。正規の登山道はとても歩きやすいし、ルート上にいれば、途中で力尽きても誰かが発見してくれる。道の無いとこにいると、たとえ登山道から50mの場所でも発見困難。


●正規ルートに復帰できない場合は、その場から動かない!

電波通じるなら現在位置の座標を伝えてその場でステイ。ステイなのですよ。動いちゃだめ。見つからなくなるから。
空からヘリで探す場合、木の下にいると分からないのです。少し開けた場所に目立つ色のものを置いておくと発見してもらえます。



前回の記事で書いたとおりですが、GPSで現在位置を確認できていたのに最短距離で谷を突っ切って林道に出ようとすると詰みます。谷沿いはたいてい崖など、疲れた状態での歩行は危険な地形になってるので、水は確保しやすいけどそこから下山しようとすると滑落するか進退窮まるしかない。

連休中に生還できなかった人も、水を確保しようと谷に下りる→尾根上に登りなおさず谷を下り続ける→足をすべらせて滑落→ルートから大きく外れているため発見困難 というパターン。GPSがあっても、その後の判断を誤れば簡単に死にます…。

 遭難した時に谷を下るのは死亡フラグ

これ覚えておくといいと思います。
そして、元のルートに復帰するにしても、救助を待つにしても、何よりもまず最初に必要となるのは


   体 力


これです!!

体力が無いのに山に登れるわけがない、ましてや降りられるはずがない。
たとえハイキング登山であってもそれは同じ。山登りは非常に体力を使う遊びです。海のように「疲れたから泳ぐのをやめよう」とは出来ません。ひとたび山に入ると、好きなときに歩くのをやめることも出来ません。

体力がないと、ルートを外れてるのが判っても正しいルートに復帰すら出来ないです。体力不足の人が焦ると滑落などの事故率が上がります。



あと、やっぱり地図の読み方は知らないとGPSあっても意味ないです。
せめて「ガレ」のマークくらいは知っておいたほうがいいかと…

↓コレ、いもむしみたいになってるとこ
画像


※崩れてるから、ここはよっぽど頑張らないと突っ切れない


GPS画面だけを延々見続けていれば道迷いにならない、と思ってる人もいて、まぁある意味それは正しいんだけど、山は平地とは違います。見えてる場所に真っ直ぐ向かえないし、そもそも登山道以外のとこは道がない。登山道を外れてしまった場合に元の道に復帰するには、地図読めないと難しいことのほうが多いと思うんだ。

そして忘れちゃいけないのが天候によって難易度がハネ上がるということ。平地では雨降っても大したことがないんですが、山は普段がLv20なら雨が降り出したとたんLv40要求される、とかザラなんです。崖沿いは風が強い日はふとした瞬間に体が流されたりします。

…と、そういうところまで含めての「登山スキル」だと思うんですよ。スキルがなければ便利なツールがあっても意味がない。よく行くお山で、今年も既に何人も風になってます(´・ω・`)




戦闘モードは常時 「いのち だいじに」

自信がない道はムリをしない!
初めてのコースは慎重に歩く!
低山でも、メジャールートでも気を抜かない!

自分の体力に合わせた山を選ぶ!


忘れちゃだめなんですよ。

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