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zoom RSS アマゾンに大規模集落の痕跡が! 従来説を覆す! →日本語文献すでにあります

<<   作成日時 : 2018/04/12 00:10   >>

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アマゾンにかつて独自文明があったかも…というニュースが流れて、従来説を覆す! みたいな扱いを受けていたけれど、いや別に全然新しくないっすよ…マイナージャンルだけど昔から研究ジャンルとしてありますよ…っていうお話。古代文明マニアならきっと知ってるはず。

というわけなので勝手に宣伝しておこうと思う。
既にけっこう研究されてるんですよ、日本人の研究者もいるし本も出てますよ!

[>ニュース記事

かつてのアマゾンに大量の集落、従来説覆す
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/032900140/?P=1

[>日本の研究者が出してる本



読んだ時の感想

アマゾン流域の知られざる文明/モホスと行くジャングルの旅
http://55096962.at.webry.info/201208/article_3.html

この本は、一般向けと言うより専門書なのでちょっととっつきにくいところはあるんだけども、とりあえず概要と基本的な項目は押さえられるはず。

というわけなので、アマゾンには1万年位前には既に独自文化圏があって、農耕の試みも始まってた、というのは元々ある説で、いきなり出てきたわけじゃないです。単に研究する人が少ないだけっす。

で、100万人いってたかも…というのも、残された土塁の規模などから推測はされていたけど、正確な年代が出せなかったし、物証も少なかった。(何しろ残っているのが"土塁"とか人工的に作られた地形なので)
ていうかインカの交易先としてアマゾン地域もあるわけなんで、そりゃ何かはあったでしょ。政体ないし共同体など、交易する「先」の集団がないと交易が成立しないので。


この文明がマイナーなのは、ひとえに、調査されていないのと、物証のようなものが乏しいことにあると思う。

インカと同じで文字を持たない口伝文化、かつヨーロッパから伝染病などを持ち込んだときにアステカやインカと同じく人が死にまくって口伝がほとんど残ってない。そしてインカやアステカのように「石」を使って建造物を作っていない。美術作品もあったはずだけど、木彫りとかだったらもう腐って無くなっている。ただし、独自の土器は見つかっている。確かペルーの天野博物館でも収蔵品リストにあったから…ていうか、それが最初にこれを調べた切っ掛けだから…。

まるで新規で見つかった文明のような扱いを受けてるところからして、今の知名度がとてつもなく低いということはわかったので、これから研究が進んで知名度が上がるのはいいことだと思う。地味だなーと思うかもしれないけど、アマゾン流域は、南米と中米を結ぶ中間点なので、双方に影響を与えた/与えられた重要な地域なんですよ。しかもアンデス文明圏よりアマゾン流域のほうが先に文明が発生した可能性もある。

中南米の古代文明好きな人は要チェキなのですよ!


[>おまけ

インカのアイデンティティの源流はアマゾンにあり? 知られざる南米第二の文明:アマゾン
http://55096962.at.webry.info/201606/article_26.html

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