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zoom RSS 戌年だから犬飼育の歴史とかまとめてみる

<<   作成日時 : 2018/01/06 00:10   >>

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ネコと同じくイヌも、飼育の歴史(=どこが飼育種の起源地か)については毎年さかんに論文が発表されている。そしてまだ最終的な結論が出たわけでもないので、現在わかっている内容でしか語れない。というのが前提となる。

まず、最近では考古学と、遺跡から出土した古代の骨から採取したDNAの解析をクロスさせた分析がトレンドとなつている。今までは現在生きている犬からのDNA解析が主流だったが、絶滅した犬や、分析困難な希少品種になってしまった野犬が多数おり、どう頑張っても偏った内容にしかならなかった。しかし古代の、飼育され始めた直後くらいの犬の骨が手に入れば、失われた遺伝情報も拾い上げることができる。もちろん古い骨ほど情報を取得することは困難になるわけだが、最近の技術の進歩でかなり分析できるようになっているようだ。

で、そうやって古い骨から解析していった結果、最近の論文だと「アジア系とヨーロッパ系の二種の起源があったのでは?」と言われている。これがこちら。現在生きている犬はアジア系の犬からの遺伝情報が大きく、遺跡から出てくる古代の骨を分析してはじめてこの結果になった模様。

犬の起源はニ系統?(※現時点での暫定結果)
http://55096962.at.webry.info/201606/article_7.html

で、現在見つかってる古い犬の骨の年代と場所の図がこれ。
赤い色の●がより古い骨の見つかっている場所で、中東もかなり古い時代のものがあるので、もしかしたら今後の分析次第では「中東も起源地の一つ」となるかもしれない。



画像





なお、日本で見つかっている最古の犬の骨は縄文時代くらいで1万年前あたり。おそらく日本に移住してきた人が海を越えて連れて来たもの。となる。


こうした「種の起源」を探る系のジャンルは毎年がしがし書き変わっているので、追いきれていない部分で既に変わっている可能性もある。おそらくまた今年あたり次の研究結果が出てくるのだろう。とりあえず今のところ言えるのは、猫と違い、犬は世界の複数の場所で飼育が開始された可能性が高そう、ということと、1万年前には犬は世界中に広がっていた、ということである。

こんなところで。

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