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zoom RSS アレキサンダー大王がペルシャ遠征の時に通過したかもしれない?「失われた都市」が発見される。

<<   作成日時 : 2017/10/07 00:10   >>

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ちょっと面白そうな発掘プロジェクトを見つけたのでメモ。
アレキサンダー大王の遠征ルートの近くで新しく見つかった都市。

遺跡名は「Qalatga Darband」。Darbandは地名で、ザグロス山脈内の Darband と Rania を繋ぐ間の回廊にある。
遺跡自体は1960年代にアメリカのスパイ衛星が見つけていたが、場所がイラクのクルド人自治区内のため、朕が落ち着いた最近になってようやく現地調査できて確信が持てたらしい。


ちなみに現地調査をやってるのは大英博物館のスタッフ。ISによる文化遺産被害の調査のついで(?)のようだ。

大英博物館の、このプロジェクト情報がこれ
http://www.britishmuseum.org/about_us/museum_activity/middle_east/iraq_scheme/darband-i_rania_project.aspx

調査は2016年秋から2020年までの予定とのこと。



スレイマニヤ県のRaniaの10キロほど南東らしいので、たぶんこのへん。ちなみに地図ですぐ近くに見えるきれいな三角形の湖みたいなものはダム湖。

画像


今は寂れているがかつては大規模で賑やかな都市だったと推測されており、ワインの壷やペルセポネとアドニスの像などが見つかっている。発見されている遺物から、ここが前2-1世紀の間に活動していたことがわかり、エジプトのアレキサンドリアと同じように、遠征の時に建設を命じた町の一つかもしれない…という話になるわけだ。

なお、アレキサンダーの時代以前から人は活動していたようで、前8-7世紀のアッシリア時代の要塞らしきものも近くにあるという。


アレキサンダー大王がここを通り過ぎたとすれば、ペルシャの王ダリウス3世と雌雄を決する「ガウガメラの戦い」の前。しかし今のところそれをはっきりと示唆する情報はなく、「近い時代に作られたグレコ・ローマン様式の遺跡だね」という感じ。アレキサンダーの遠征ルートには近いようなので、もしかしたら大王が遠征途中で占領して駐屯基地として改造させたかもしれない。が、あんま関係なく、遠征後に住み着いた兵士が現地指揮官のもとで作ったやつかもしれない。

調査は始まったばかりのようなので、情報待ちですかねー。


*****

しかし毎回思うんだけど、スパイ衛星仕事しすぎだろ。。。
50年も前から見てたのかよ…。アメリカこわい。遺跡掘りに来るイギリスもこわい。

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