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zoom RSS 「キング・アーサー(2017)」〜アーサー王要素は少なめナンチャッテファンタジー

<<   作成日時 : 2017/10/05 00:10   >>

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なんで過去にやった映画と同じタイトルつけるんだろうなぁ・・・あと「聖剣無双」っていうサブタイトルをつけようとしていた気がするんだけどいつの間にかなかったことになっちゃったんだ? 実際見てみるとマジで「聖剣無双」としか言いようが無い作品だったので、そこは無くさなくてよかったような気が。

公式
http://wwws.warnerbros.co.jp/king-arthur/

続編の構想アリで作られたらしいのだが、本国での興行成績がイマイチで日本でも気が付いたら打ち切りになってしまっていたくらいなのでおそらく続編はもう無いのだろう。方々で酷評されていて、確かに予算と規模のわりにフツーだなーって感じの映画ではあるが、まぁ、「剣と魔法」の派手な娯楽アクション映画としてはアリだと思う。綺麗に終わったし。

画像


<前提>

・アーサー王伝説とはほぼ関係ない、名前と一部設定だけ
・時代考証や舞台背景に史実は一切ない、ナンチャッテファンタジーである


巨大な象が城を攻めてくるし魔法使いが動物召還してくるので、まず史実ではなく魔法ありのファンタジー。しかし敵方にヴァイキングがいて同盟関係も成立しているので時代は現実世界で言うと8世紀以降。鎧がチェインメイルなのでプレートメイル導入以前の「中世」だが、作中で「ナポレオンの馬より早い」などというセリフがあるので同時に、ナポレオンという人物が過去に存在したことのある18世紀後半以降でもある。

その他、東洋人の謎のカンフー使いが味方にいたり、登場人物たちの衣装や装備品の時代がちぐはぐだったりと何でもありの適当な世界観である。日本人が書くラノベの「中世ヨーロッパ風ファンタジー」と大差ない。そこが嫌いな人は嫌いなんだろうけど、自由になんでもやりたいからリアリティの枠組みを取っ払いました! というのならアリではないかな。

見所は、いかにもガイ・リッチー監督な戦闘シーン。
見せ方やストーリー展開はそれなりに考えられており構成としては良いと思う。ただしストーリー運びは王道というか定番というか、予想を外れる部分は一切ない。これだけ王道でありながら恋愛要素がないのが逆に珍しい。ヘンに元ネタのアーサー王伝説にこだわって、ねちこい浮気女とか出してこなかったのは正解だと思う。

難点を言うとアーサー王役の人が年をとりすぎている。若者らしさは皆無である。「スラムのガキから王になれ」なのに、「スラムで育った30代後半うだつの上がらない無学なオッサンが一発逆転の革命で王を目指せ」みたいなちょっと悲しい話になってしまっている(´・ω・`) 

これで主人公がもっとハツラツとした、青臭くて未熟でギラギラした感じの青年だったりしたら印象は全く違ったものになっていたと思う。家族を犠牲にしてまで仕事に努めてきた中年の叔父と、何も持ってないけど若さと勢いで真っ直ぐに道を切り開く甥の対決だったらクライマックスのカタルシスはもっと威力が出たんじゃないだろうか。どっちも過去に後悔を抱えたオッサン同士のラストバトルとか絵づら的にもだいぶ微妙な感じがした。



…というわけで、自分的にこの映画は、「悪くはないけどよくもない」というレベルに留まった。

 ・あとちょっとが足りなかった
 ・主人公級のキャラたちのキャスティングミスが痛かった
 ・世界観の説明不足(これも"あとちょっと"の部分)

そういや序盤で名前の出てくるモードレッドとかマーリンとかは、本人出てこないまま話が終わってしまったけど一体なんだったんだろう…。

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