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zoom RSS どこに行きたいんだドイツさん…ルター派教会で見かけたポスターとかが謎過ぎた

<<   作成日時 : 2017/10/17 00:10   >>

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世界史の授業で習うので、たぶん覚えてる人は多いだろう宗教改革の人・ルターさん。

ルターさんがドイツ出身であることは私も忘れていたが、ドイツに行くとルターさん推しグッズが目白押しなので嫌でも思い出させられた。ドイツでは、キリスト教はカトリック・プロテスタントという区別ではなく ルター派かそうでないか である。つまり激怒して免罪符を破り捨てるかスルーするかである。いや違うけど。

そんなルター派の中でも観光客が行きやすいのが、ベルリン博物館島にある「ベルリン大聖堂」。
その大聖堂の中に貼られていたポスターから感じた、そこはかとないルター派臭をうまく言い表すことが出来ない…

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なぜスーパーマンにしたし


(スーパーマンってアメリカの象徴じゃないのかな…)


ルター派の教会は、売店にやたらとルターグッズを売っているので何も知らなくてもすぐに判別がつく。ルター絵本、ルタートランプ、絵葉書、ゴスペル集、ルターボードゲームetc...

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ちなルターボードゲームはこういう感じのやつ。
https://boardgamegeek.com/boardgame/203401/luther-das-spiel

.2017年はルターが教会に95ヶ条の論題をぶちまけてから500周年。ということで発売されていたことにあとから気が付いた。なるほどどおりで過激な内容のゲームなわけだ(笑) ルターになって諸侯を説得せよってことなのかコレ。


いろいろウロついてみてると、ヨーロッパの教会って「キリスト教」という一括りでは全然なく、それどころか「カトリック」とか「プロテスタント」とかいう区切りですらないことがわかってくる。英国は国教会だし。デンマークノルウェーあただとヴァイキング時代の遺産がまじってるし。アイスランドのアレは新興宗教みたいなもんだし。チェコはフス推しでドイツはルター推しだし。たぶん実体は、仏教が色んな宗派に別れてるのと同じようなノリだ。大枠は一緒でも細かい教義とか主義主張とか推し偉人とか違うんだ。



で、ルターといえば教科書では「宗教改革の人」としか触れられていないのだが、伝記などで詳しく見てみるとけっこう過激で辛らつな人である。ルターは基本的に、「聖書に書かれていること以外は信用ならない」とする、いわばマニュアル厨なのである。

最初は農民たちに、「領主に従えなどと聖書には書いてない」と聖書の下での平等を説くが、農民たちが暴走して領主や権力に反乱を繰り返すようになると、逆に農民たちにブチ切れて「領主ども、あのふざけた農民を打ち倒せ」などと言い出している。パトロンが貴族階級で自身もインテリなのでしょうがないところもあるのだろうが、口汚く農民たちを罵った著書などが残ってしまって後半生のルターさんは老害みたいになってしまっている。

「書かれていることに従う」とは、「書かれていないことはどうしたらいいか分からない」ということも意味する。人間の限界である。愚直なまでの信念。そのへんが、ルターが批判されつつ愛される理由でもあるのかもしれない。

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