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zoom RSS 古代エジプトのブタ女神/先王朝時代の焼き物

<<   作成日時 : 2017/10/15 00:10   >>

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遠征で買い込んできた本の!整理が! おわりまてん!!!!

え? 三連休は何してたのかって?
…おしごと… です… (´・ω・`)

さてこんなわけで整理中に見つけたこちら、図録に載ってた「ブタ女神の像」というもの。紀元前3,100年ごろ、先王朝時代の陶器でサイズは56.5cmと書かれているが、これに類似するものを見たことがない。というのも、まず古代エジプトの美術でブタが出てくることがほとんど無く、ブタは一般的に神格化されていないからだ。

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*ベルリンの新美術館「AM31658」という番号の収蔵品らしい
図録には載ってるが、実際に展示されていたのを見た記憶はない


なかなかにインパクトのある外見である。目の感じとかも独特。出土地の記載はない。
しかし胸がついているので女性なのは間違いなく、のちに神像の定型となる髪型(カツラ)もついているので、女神なのだろう。のちの時代では消えてしまう「ブタ女神」の神像である。

これが何の女神なのかは全然分からないのだが、もしかしたら天の女神の原型なのかなとも思った。
確かピラミッド・テキストの中で天の女神ヌトがメスブタにたとえられる箇所があった。ヌトは大地の上につまさきと指先で立ち、しかも多産であることからの喩えだ。ただ、絵で描かれる時代になるとヌト女神はつねに人間の女性の姿である。

後世には消えてしまう、ブタ女神の像。実に興味深い一品である。


****
古代エジプト美術でブタのモチーフほとんど出てこないんで、他はこのくらいしか見たことないなー。
どちらも多産のシンボルとしてのブタ。
ちなみにブタの原種はエジプトに土着でいるので、先王朝時代からすでに家畜としては存在する。

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